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議会運営委員会の概要(H21.7.15)

 

議 会 運 営 委 員 会 の 概 要
 
 
                 
平成21年7月15日 午前11時10分~午前11時53分
                   
   
1  閉会中の委員会の日程について
  委員長から、衆議院の解散が7月21日(火)の週、投票日が8月30日(日)という日程が示されているが、既に決定している閉会中の委員会等への影響が生ずることから、日程を変更する必要があると考えている旨説明があり、議事調査課から、「議会運営委員会協議事項の1」により説明があり、了承された。       
                      
                        
2  執行部職員の飲酒運転事案等への議会としての対応について
  7月10日の「飲酒運転」「迷惑防止条例違反」の概要について、別紙により総務部長から報告がなされた。
 
総務部長:このたび、7月10日(金)に2名の県職員が飲酒運転及び痴漢行為で現行犯逮捕され、度重なる県関係職員の不祥事により、議会をはじめ県民の皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことについて、衷心よりお詫び申し上げる。
  飲酒運転をはじめ職員の綱紀粛正について、再三再四注意を喚起してきている中、しかも、先の議会運営委員会で、田澤委員長から「二度とこのような不祥事を起こすことがないように」、また、「原因を究明してしっかりとした対策を講ずるように」という言葉を頂戴したばかりにもかかわらず職員の不祥事が繰り返されたことは、ただただ申し訳なく、申し上げる言葉もない。
  以下、これら2件の不祥事案についての概要である。
まず、飲酒運転関係については、問題を起こした職員は、置賜総合支庁産業経済部農村整備課施設管理専門員の田村 求(たむら もとむ)、56歳である。
  7月10日(金)午前10時54分頃、鶴岡市早田(わさだ)地内の国道7号を自家用車で走行中に対向車線にはみ出し、対向車線を走行してきた大型トラックと接触する物損事故を起こした。
警ら中のパトカーが事故現場を通りかかり、職員からアルコール臭があり、さらに足元がふらついていたことから、警察官がアルコール検知したところ酒酔い運転と確認され、同11時40分に現行犯逮捕されたものである。
 当該職員は、日ごろは農業農村整備事業を担当しているが、七五三掛地区で発生した地すべり対策のために7月6日(月)から鶴岡市内に派遣されており、土日も含めた三交替の変則勤務により業務に従事していたことから、7月10日(月)は勤務不要日となっていた。
 
  次に、痴漢行為関係であるが、問題を起こした職員は、土木部河川砂防課砂防・災害復旧室砂防主査の岡部博征(おかべ ひろゆき)、39歳である。
 7月10日(金)午後2時35分頃、仙台駅前の商業施設パルコ仙台店で、23歳の女性の尻を触ったとして、痴漢容疑で現行犯逮捕されたものである。
 当該職員は、日ごろは地すべり・急傾斜地崩壊対策事業や雪崩対策事業を担当し、今般の七五三掛地区地すべり対策でも作業班の一員として、独立行政法人「土木研究所」に委嘱したアドバイザーが来県する土曜日や日曜日には、現地の案内や現場立会い等に同行する業務に従事していた。
 事件を起こした10日は、休日出勤をした6月7日(日)の振替で、勤務不要日であった。
なお、両名とも、7月12日(日)に地方検察庁に身柄とともに送検されており、現在勾留中である。今後、釈放後に詳細な状況を把握し、原因の究明に努めるとともに、当事者等の処分についても厳正に対処する。
 今回の不祥事を受けて、11日(土)及び13日(月)に部長会議を開催し、再発防止について何をすべきか、徹底的に議論した。また13日には、知事より全職員に対して訓示をした。知事訓示の内容については、各部局長等が直ちに全職場を回って、県職員としての立場について自覚を促すとともに、不祥事を二度と繰り返すことのないよう、倫理意識の浸透を図るべく、職員一人一人に対し、直接伝えることとした。さらに、13日付けで副知事依命通知を発出し、綱紀粛正の徹底を図ったところである。
 現在、知事の指示の下、飲酒運転撲滅について、できることから着実に実施するため、個別事案の原因等を把握しながら、実効性のある具体的な対策を盛り込んだ「飲酒運転撲滅アクションプラン(仮称)」を職員の総意のもとで今週中に策定するべく、鋭意取り組んでいるところである。議会の皆様にも、アクションプランが決定され次第、直ちにお知らせする。
 このアクションプランについては、策定して終わりということではなく、議会をはじめ県民の皆様からのご意見等も踏まえながら、新たな取組みも逐次追加することにより、内容の充実を図り、取組みの実効性をより高めてまいりたいと考える。
以上が事案の概要等であるが、こうした再発防止策に取り組みながら、県民の皆様の県政に対する信頼を一日も早く取り戻すことができるよう、職員一丸となって努力を重ねてまいる所存である。
   
【質疑応答】
坂本委員: 飲酒運転に対しては、即懲戒免職と認識する。一方、痴漢行為の場合、昨年も教職員が列車の中でセクハラ行為をして処分を受けた。しかし、停職三ヶ月ということで、そのときの文教公安常任委員会でも、処分が軽いのではないかという話があった。教育委員会は、率先して辞職していただくように働きかけているということであったが、その教職員は、現在教壇に立たず、別の分野で勤務しているということである。
現在の痴漢行為の処分はどのようになるのか、お聞きしたい。
    
総務部長: 非違行為を犯した者の処分については、地方公務員法あるいは処分基準に則って処分を考えるのが基本である。最終的には、副知事をトップにした職員審査会で処分が決まることになる。今般の痴漢行為の職員の処分については、過去の事例にも照らすことが基本になるが、一方で、委員お話の件については十分頭に入れて厳正な処分を考えていきたい。ただ、当該職員から、事情聴取が進んでいないので、この場で具体的な処分内容については明確な答弁はできないが、厳正な処分をすべきと考える。
 
坂本委員: 過去の事例と現況を踏まえた処分決定がなされると思うが、ただ、今回の件で、ほとんどの職員は一生懸命働いているが、県職員が皆同じだと見られるのは大変なことだなと思う。そのためにも、これからは処分の規定をもう少し厳しくしなければ再発するのではないかと心配する。
 それから、七五三掛地区勤務の職員が同じ日に事件を起こしている。果たして、七五三掛地区での勤務形態はどうなっているのか。それが職員に与える精神的苦痛とかいろいろな形で重い負担になっているのではないかということも考えてみるべきではないのか、もう一度所見を伺いたい。
 
総務部長: 一点目の処分基準のあり方については、お話のことを十分頭に入れて対応したいと考えている。
 二点目の七五三掛地区への派遣との関係で、飲酒運転事案は派遣された20名の中の1人として、24時間体制の中で三交代制の中に組み込まれていた人間である。もう一方の痴漢事案は、七五三掛対応の職員ではあるが、24時間体制の中に組み込まれていた職員ではない。土曜日なり日曜日に国のほうから来た際の事情説明要員ということで、土曜日説明し、日曜日は調書作成のため県庁に来るという形で変則的なものであった。いずれにしても七五三掛対応の職員であったことは御指摘のとおりである。
ただ、この2名の事情聴取をしていないので、七五三掛という通常とは違う勤務のあり方と今回の事件との因果関係というものについて、私どもは現時点で判断できかねるという事をご理解いただきたい。仮に因果関係があったとしてもなかったとしても、このたびの行為については断じて許されない行為であり、弁解の余地はない。
 
後藤委員: 臨時の議運なんていうのは、記憶にないぐらいめずらしい緊急かつ重要な委員会だと認識している。
今、二つの事案が問題になっている。この二点だけであれば議運の招集まではなかったと思う。なぜ臨時議運が開かれたか。この二件の前に、5月30日の警察官の飲酒運転から始まり6月20日県園芸試験場の職員の飲酒運転、7月8日また警察官の飲酒運転と、この約40日間で5件もの事件が発生している。その都度、マスコミに大きく報じられ、きょうの議運が開かれたということである。
前の新聞に、県職員不祥事続発ということで、知事がお詫びをしている。また、県民の不信感怒りピークということで置賜総合支庁の幹部職員が謝罪と大きく報じられている。このことは、県職員というひとくくりで見られるわけで、県職員全体の中のほんの一部の職員のために、県政不信につながってくるわけである。
飲酒運転撲滅のアクションプランが今週中に出てくるというが、これは一人一人の心の意識の問題であり、飲酒運転をいたしませんという自分の意思をきちんと出していく、いわゆる宣誓書というか、各課において全職員から出していただくと、宣誓していただくと、職員として自覚を表すためにそういうことが必要でないかと思うが、アクションプランの具体的なもの、どういう考えでいるのか、伺いたい。
 
総務部長: アクションプランは、今週中に策定する。
プランのイメージは、全庁的な取り組みと職場ごとの取り組みがあり、総務部が例示としてメニューを出す。例えば、職場ごとの取り組みを盛り込んでいきたいと思っている。①職場の中で日常の意識啓発、②飲酒時の具体的対応、例えば鍵を預かるとか、幹事が何で帰るか確認するとか、③それに類さないものとか、三つぐらいに分けて考えている。その他、全庁的な取り組みとして、全部局長が全職員を回って、飲酒運転撲滅運動とかというのを職場に掲示して、常に目にするということを考えている。また、職員研修で、綱紀粛正をカリキュラムに入れる調整をしている。
委員お話の、誓約書の提出のようなイメージを御指摘いただきましたが、その件もアクションプランの中に形として盛り込めるよう、ちょっと作業時間を頂戴して、検討させていただきたい。
    
警察本部長: 前回の7月9日、後藤委員から誓約書の件についてご提案いただいた。その際、警察の身上調書には既に書かせておりますと申し上げましたところ、誓約書も必要でないかという御指摘をいただいたので、部内で検討し、7月中に誓約書を書かせるように、通達を発出したところである。委員に大変感謝している。作業はこれからになるが、7月中に全職員から誓約書の提出を求めることとする。
   
後藤委員: 飲酒運転は絶対しないということで、これから議会で「要請書」を出しますので、この件は終わるが、先日、新聞に、知事が代わって職場が明るくなったが、緊張感が少し緩んでいるのかなという文言もあり、前の知事はインナー・マニフェストというものを知事と各部長と交わされていて、そんなことで、緊張感はあるが、職員からは不評であったという、その不評だけが耳に入ってくるが、前は、緊張感があったのではないかと思う。また、今回の知事は、県職員組合も応援して当選したわけで、それで職員に優しいというふうなことではないかと私は思っているが、仕事は仕事、規律は規律と思っているが、その辺どう考えるか。
     
総務部長: 今お話のインナー・マニフェストであるが、施策を自分達で評価し、再構築していくために存在するものと認識している。これ自体は、大変重要な視点であり、ただ一定程度それができてしまったことによって、作成自体が目的化していたのではないかという経緯があったのも事実である。ただ、それに代わるものとして、各部局で自らの責任でマネジメントして施策に取り組んでいくために、部局運営プログラムというのを作業中です。緊張感のことも、お叱りを受けましたが、私どもとしては、緊張感がなくなっているとかいないとかという以前の問題と、不祥事というふうに思っている。緊張感がなくなっているのではないかという見方をされる議会の皆様、県民の皆様がいらっしゃるということについては、不祥事が事実として起こっているので、真摯に受けとめさせていただきたい。
    
後藤委員: 緊張感がなくなったのではなく、薄らいだのではと、そういう意味である。
県職員として自覚は当然であるが、人間としての自覚と、県職員としての品格というものを私は求めたい。県職員としての自覚と同時に、人間としての品格の醸成それを指導していただきたい。
もう一つ、このたびの事案というのは、一人のことが県職員全体の問題になる。みんな一生懸命仕事をしていることは我々みんなわかっている。だから、度を越した酒の飲み方はどうかと思うが、職場での宴会を慎むとか、数を減らすとか、やめたほうがいいとか、短絡的な発想だけはしてほしくない。酒は積極的に飲むと、職員がこのことで萎縮しないでもらいたい。ただ、こういう記事は二度と出ないようにしていただきたい。
   
舩山委員: 二点申し上げる。一つは、アクションプランの話が出たが、私は飲酒運転にアクションプランという名称はなじまないと思う。環境問題のアクションプランとかいろいろな分野で使っているが、飲酒運転に関してのアクションプランというのはなじまないのではないか。
もう一つ。今まで何度かこういう事例があったが、繰り返し起きるということは、内部での対策が機能していないと言われても仕方がない。これは内部だけでなく、外部からの見方を取り入れるということが必要なのではないか。
    
総務部長: 一つ目、名称については、再度検討させていただきたい。
それから、外部の意見をということについては、私どもとしてはその視点は大変重要だと思っている。ただ、今週中に作業を仕上げてまずお示しして、その後、先生方、あるいは外部の専門の意見なども聞いて、よりよいものにしていきたい。
まず、私どもで徹底して内省して撲滅に向けた取り組みを取りまとめさせていただきたいと思う。何とか御理解いただきたい。
      
委員長: それでは、この件に対して議会としては、別紙により「要請書」を手交し、①徹底的に原因を究明し、実効性のある具体的な取組みを早急に講ずること、②職員の一人一人が法を犯すことの無いよう具体的な対策をとることなど求めてはいかがでしょうか。 ――― 了 解 ――
それでは、議運終了後、議長と議運の委員長で知事に「要請書」を手交したいと思う。
 
       
 
3  その他
  新型インフルエンザ患者の発生について
  危機管理監から、別紙により以下のとおり説明があり、了承された。
  7月14日、県民として1例目の新型インフルエンザ患者の発生が確認された。
  患者の方は、山形市在住の10代の女性、高校生である。
  この方は、7月1日から13日までタイに滞在しており、滞在中の10日に38度3分の発熱と下痢症状のため、現地の医療機関を受診したところ、インフルエンザ陽性であった。
  11日には解熱し、下痢症状のみとなり、13日午後帰国、同行者とともに成田空港検疫所でPCR(遺伝子)検査を実施したのち、同日夜、帰宅している。
  14日になって、成田空港検疫所から、検査の結果、この方が新型インフルエンザであることが確定されたとの連絡があった。
患者の方は現在ほぼ回復されており、自宅療養を継続している。なお、患者の方には発熱後7日間の自宅待機をお願いした。また、家族の方に症状を有する方はいない。
  今後の対応は、健康観察を引き続き実施するとともに、県民への正確な情報提供に努める。また、患者の方の行動からは、直ちに感染が拡大するおそれは小さいと考えられることから、学校等への臨時休業の要請等は行わないこととした。
  次に、7月15日、2例目となる新型インフルエンザの患者が確認された。
  患者の方は、山形市内在住の20歳代の女性会社員である。
  この方は、7月9日から14日にかけてタイに滞在、12日に37度8分の発熱、咳の症状があったため、現地の医療機関を受診し、その後、一旦は解熱したということである。
  14日午前8時に帰国、同日帰宅した。その後再度発熱し、発熱相談センターに電話連絡をし、その指示により、発熱外来を受診され、迅速診断で、A型陽性と判定された。その後、県衛生研究所においてPCR(遺伝子)検査を実施し、本日朝8時30分に新型インフルエンザに感染していることが確認された。
  患者の方は、微熱はあるが容態は安定している。また、発熱後7日間の自宅療養を継続している。同行者や家族等に症状を有する方はいない。
  今後の対応であるが、現時点での調査によれば、一例目の方と同じように感染の拡大は少ないと考えているが、このあと速やかに対策本部の事務局会議を開催し、対応を決定する。
                 
                     
 
4  次回議運開催日時
   次回は、9月1日(火)午前10時と決定した。


 

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