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絹本著色木芙蓉双鴨図 山本梅逸筆 (けんぽんちゃくしょくもくふようそうおうず やまもとばいいつひつ)


名称(事業名) 絹本著色木芙蓉双鴨図 山本梅逸筆
ふりがな けんぽんちゃくしょくもくふようそうおうず やまもとばいいつひつ
指定区分 県指定文化財 絵画
指定年月日 昭和38(1963)年 12月 20日
所在地(市町村) 酒田市若竹町
所有者(実施団体名) 個人
概要
(活動状況等)
 本画は「庚戌晩秋寫梅逸亮」と記されている落款から、嘉永3年(1850年)の晩秋に描いた図であることが知られる。描かれたモチーフも晩秋の季節にふさわしい、木芙蓉・芒・菊などの秋の草花と、遊泳するつがいの真鴨、それに、岸辺に鶺鴒を配し、款記通りの季節に合わせて、装飾的に構成されている。
 そして、憚南田の没骨花鳥画を基調とする写実的な描写と、艶麗な彩色で、花鳥を生き生きと捉えた画技は、他の画家の追従を許さないものがある。山本梅逸晩年の力作である。
縦152.5㎝、横74.5㎝
問い合わせ先 公開の有無:無