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刀 金粉銘国宗 (かたな きんぷんめいくにむね)


名称(事業名) 刀 金粉銘国宗
ふりがな かたな きんぷんめいくにむね
指定区分 県指定文化財 工芸品
指定年月日 昭和38(1963)年 1月 22日
所在地(市町村) 鶴岡市友江町
所有者(実施団体名) 個人(個人所有のため地図は表示せず)
概要
(活動状況等)
 鎬(しのぎ)造、庵(いおり)棟、大磨(おおすり)上げながら反り高く、中鋒(ちゅうぎっさき)で猪首(いくび)となる。鍛(きたえ)は板目肌よくつみ、地沸(じにえ)つき、地斑(じふ)交じり、乱れ映りかすかに立つ。刃文は広直刃(すぐは)調に、小乱れ・丁子交じり、足・葉(よう)頻りに入り、砂(す)流しかかり小沸つく。
 帽子は直ぐに小丸。彫物は、表・裏に棒樋を掻き流す。茎(なかご)は大磨上げ、先栗尻、僅かに反りつき、鑪(やすり)目勝手下り、目釘穴3、金粉銘がある。
 備前三郎国宗は、直宗の三男と伝え、後に相州鍛冶の開拓者の1人となったと伝えられている。その作風には、匂出来の丁子乱れの華やかな、備前伝本来のものと、この刀に見るような、広直刀調に小乱れ・丁子を交えた、小沸出来のものの2つがある。
鎌倉中期
(長さ82.5cm、反り2.6cm)
問い合わせ先 公開の有無:無