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大般若経残巻 巻子仕立 附 唐櫃3合、袟27箇、残闕一括 (だいはんにゃきょうざんかん かんすしたて つけたり からびつ3ごう、ちつ27こ、ざんけついちかつ)


名称(事業名) 大般若経残巻 巻子仕立 附 唐櫃3合、袟27箇、残闕一括
ふりがな だいはんにゃきょうざんかん かんすしたて つけたり からびつ3ごう、ちつ27こ、ざんけついちかつ
指定区分 県指定文化財 典籍
指定年月日 昭和30(1955)年 10月 25日
所在地(市町村) 鶴岡市田川字宮野前187
所有者(実施団体名) 田川八幡神社
概要
(活動状況等)
 元来は、『大般若経』600巻の写経と思われるが、完結していると思われるのが116巻で、ほかは巻首や巻末の一部分というように残欠している。
 第16巻の奥書に永和元年(1375年)10月3日とあり、第600巻に、永和4年(1378年)2月初4日とあることから、書写年代は南北朝時代とされ、約2年数か月を要したことになる。
 筆者は、奥書によると、火徳・永尊・了円・了観・空心・昌光・慶伝・晴禅・妙勝ほか、数名が推定される。
 元禄15年(1702年)より明治年間(1868~1912年)まで、毎年3月8日に、豊作祈願でこの般若経の大転読会を行ったという記録がある。
 紙質は、当時から珍重された、「みちのく紙」という良質のものであろうとされている。
縦26.0cm
問い合わせ先 公開の有無:無
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