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羽山古墳出土品 一.玉類 一.金環 (はやまこふんしゅつどひん ひとつ.ぎょくるい ひとつ.きんかん)


名称(事業名) 羽山古墳出土品 一.玉類 一.金環
ふりがな はやまこふんしゅつどひん ひとつ.ぎょくるい ひとつ.きんかん
指定区分 県指定文化財 考古資料
指定年月日 昭和31(1956)年 11月 24日
所在地(市町村) 高畠町大字高畠
所有者(実施団体名) 個人(個人所有のため地図は非表示)
概要
(活動状況等)
 高畠町の東北部、羽山の南斜面中腹の標高280mにある羽山1号墳より出土した副葬品である。周辺には、羽山・北目・立林・源福寺などの終末期古墳群が所在している。
羽山1号墳は明治26年(1893年)に発見され、玄室のみ残り、羨道部は失われている。玄室の外側に石積みがなされ整備されている。
 発見時に採集された副葬品は、玉類650個と金環19個である。ほかに人骨等もあった。
 玉類は勾玉・管玉・切子玉・臼玉・小玉の五種類で、勾玉は瑪瑙や翡翠等の製品で19個、管玉は滑石製で3個、切子玉は水晶製で35個、臼玉は水晶製等で26個、小玉は翡翠製等で565個、他にトンボ玉2個がある。金環は、いずれも青銅に鍍金している。
 これら出土品は7世紀末から8世紀の古墳年代に相応する。置賜地方における終末期古墳副葬品として貴重な資料である。
問い合わせ先 公開の有無:有