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應長元年大日板碑 (おうちょうがんねんだいにちいたび)


名称(事業名) 應長元年大日板碑
ふりがな おうちょうがんねんだいにちいたび
指定区分 県指定文化財 歴史資料
指定年月日 平成3(1991)年 7月 23日
所在地(市町村) 上山市狸森字前丸森
所有者(実施団体名) 個人(個人所有のため地図は非表示)
概要
(活動状況等)
置賜と村山を結ぶ古くからの旧道のある前丸森山の坊屋敷という所にある。応長元年(1311年)の年号があり、高さ98㎝、最大幅52㎝の砂質の凝灰岩の碑である。
碑文には
辛四十八日念佛結衆等
バン(金剛界大日)應長元年八月二十九日
亥二十人面々各々敬白
大旦那有道坊
とある。碑面の左下が欠失しているため、現在は、「敬白」「有道坊」は今読むことができないが、欠失以前に書かれた記録に記されている。
この地の北には平安時代からの寺院があった「滝の山」(山形市長谷堂)があり、また、この地も何らかの仏教施設が有った所とされる。
この板碑は、村山地域の在銘板碑の中でも山形市山寺峯の裏の永仁板碑に次いで古く、結衆の碑としても最古のものである。
問い合わせ先 公開の有無:無