ホーム > 県政情報 > 知事室 > 知事のほのぼの訪問 > 平成29年度の概要 > 平成29年度知事のほのぼの訪問(第3回)(落合「最上紅花」若菜を広める会)

更新日:2017年9月7日

ここから本文です。

平成29年度知事のほのぼの訪問(第3回)(落合「最上紅花」若菜を広める会)

平成29年度知事のほのぼの訪問(第3回)の概要(平成29年6月16日開催)

開催日時等

【とき】平成29年6月16日(金曜日)9時15分~10時15分

【ところ】落合「最上紅花」若菜を広める会 紅花畑ほか(山形市)

【訪問先】落合「最上紅花」若菜を広める会

【出席者】落合「最上紅花」若菜を広める会 代表 鈴木伝三郎さん、落合「最上紅花」若菜を広める会の皆さん
知事、農林水産部園芸農業推進課長 村山総合支庁産業経済部長ほか

訪問の概要

「落合『最上紅花』若菜を広める会」は、紅花の優れた健康食としての効用に着目し、その普及とともに耕作放棄地の解消や後継者育成にもつなげたいと地域の生産者仲間で設立された会です。紅花の加工から販売までを障がい者福祉施設に委託するなど連携しながら、取組みを進めています。

訪問の様子

知事あいさつ

知事は、「紅花は、山形県にとって大事な花です。山形県の紅花を観光に活かしていきたいと思っています。山形県の歴史を彩る紅花ですが、現代でももっと活かして、山形創生にも寄与するのではないかと思っております。今日は、活動の様子や紅花についてもお聞きしていきたいと思います。」とあいさつしました。

メンバー紹介

代表の鈴木さんによるメンバー紹介のあと、会の概要や活動状況について説明がありました。「落合『最上紅花』若菜を広める会」は、代表の奥様の鈴木淳子さんが東北公益文科大学大学院に平成27年度に入学し、今月3月まで2年間、紅花の効用を研究したのがきっかけとなり、紅花で「山形を健康長寿の里にしていきたい」「生業となる農業をめざし後継者育成や耕作放棄地の解消につなげたい」と活動を始めました。また、障がい者自立支援の一助になればと「紅花で福祉向上をめざす会」も設立しました。この団体には、メンバーやサポーターに障がい者福祉団体も加わり、紅花若菜の乾燥や粉砕を委託して、紅花の播種、栽培、加工、販売等の活動における相互連携を図っています。

ハウス視察

鈴木代表の自宅に隣接するハウスを視察しました。収穫をほぼ終え、一角に「最上紅花」が咲いていました。

畑でしゃがみ込む知事と代表

ハウスの隣りの「最上紅花若菜」の畑です。ちょうど収穫期を迎えています。無農薬なのでそのまま口にしてみました。「ベビーリーフとしてサラダにも使えますね。」

畑

「最上紅花」、「とげなし紅花」や「白紅花」の畑。主に花きや乱花用に栽培されています。会では、約25aの農地で切り花や若菜、加工用に紅花を栽培しています。
「今年は、花屋さんに相談して、乾燥紅花にも取り組んでいきたい。」と鈴木代表が語ってくださいました。

説明の様子

鈴木淳子さんから、横浜の高島屋で「最上紅花若菜」をPRしてきたことや若菜には血液の流れをよくするポリフェノールがホウレンソウの3倍含まれていることなど東北公益文科大学大学院での研究成果を説明していただきました。粉にしたときの抗酸化作用は、生の状態より凝縮され、倍になるそうです。

天ぷらの試食

こちらは、若菜の天ぷら。若菜の粉の入った塩をつけていただきました。
「このお塩、『紅花塩』としてすぐにでも旅館やホテルで使えそうですね。」

スムージーの試飲

若菜とりんごジュースとバナナにはつみつを加えたスムージーは、絶品です。
「お客さんの目の前でつくって販売できないかしら。」

紅花ゼリー シフォンケーキ

紅花ゼリー、若菜入りのシフォンケーキや巻き寿司など、たくさんの料理を紹介していただきました。
知事からお礼の言葉に続いて「紅花は、『染めて良し』は知っていましたが、今日は、『食べても良い』ということを実感しました。体にいいということですので県民の健康長寿に役立ててほしいと心から思いました。生業として成り立つように、ネットワークを組んで県外にも広めてください。障がい者福祉団体との連携「農福連携」も素晴らしいと思います。山形県の花・紅花が多くの人を笑顔にできるよう、これからも、皆さん頑張ってください。県もお手伝いしていきたいと思います。」と話がありました。

記念撮影

お問い合わせ

総務部広報広聴推進課 

住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号

電話番号:023-630-2089

ファックス番号:023-634-4532