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平成19年度新規採用職員辞令交付式における知事挨拶

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平成19年度新規採用職員辞令交付式における知事挨拶

  • 平成19年4月2日(月)13:30~
  • 県庁講堂

本日晴れて県職員となられた皆さん、入庁おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。そして、今日のよき日は、皆さんの力はもとより、皆さんをこれまでしっかりと支えてくださったご家族や友人をはじめ周囲の方々があってこそと存じます。ぜひ、そうした気持ちを今日帰られたら、皆さんの口から直接伝えていただきたいと思います。

今まさに、時代は変革・転換の時代にあり、これまでの概念や延長線上で物事を考えていては対処できない世の中となっています。そうした時にこそ、皆さんのような若い柔軟な発想と豊かな考え方を持っている人が、これからの時代にきちんと対応できるのではないでしょうか。ぜひ皆さんにはそうした力を存分に発揮していただきたい。そして何よりも、皆さんには、県職員である前に一人の人間として、立派に成長していっていただきたいと思います。

ここでひとつ、はなむけの言葉ということではありませんが、皆さんに覚えていただきたいことがあります。それは、「しあわせ正三角形の法則」です。一辺が自己、もう一辺が家庭、もう一辺が社会。その正三角形に表されるところの面積が皆さんの「しあわせ」となります。そして、その面積が最大化するためには、一つの辺も成長が妨げられてはならないのです。二等辺三角形では、面積の最大化は得られません。三辺すべてが、均等に拡大してこそ、その面積に表される「しあわせ」が最大化するのです。

まず、自己という辺においては、自己研鑽ということです。これから幅広い知識を身につけ、自分自身に磨きをかけていただきたい。皆さんの力は、能力と努力の掛け算です。山形県職員に選ばれた皆さんの能力はきわめて高い、したがってこれから皆さんの能力を発揮していただくためには努力、研鑽がものをいうのであります。それを怠れば、せっかくの皆さんの能力・力は、全体の力として、非常に薄弱なものとなってしまいます。ぜひ皆さんが持って生まれた高い能力を研鑽とともに力にしていただきたいと思います。

二つ目に家庭という辺があります。ぜひ皆さんの家庭では、笑いのあふれる、笑いの絶えない家庭環境であってほしいと思います。山形県は、今年特に「食育元年」として、食卓にまつわるさまざまな学びそして礼儀作法、社会的な生きる力などをそこで身につけていただこうと思っております。そして、毎月19日を「家族団らんの日」とし、家族との愛情やお友達との友情を深め合うそんな日にしていただきたいと思います。

そして最後に、社会という辺があります。皆さんも各々、山形県庁を目指した時から、社会貢献ということに対し、熱い思いを当然抱いていることと思います。しかしながら、そうした熱い思いも、これからの日々の仕事で埋没してしまうかもしれません。ぜひ、皆さんには、自分が本当に思い描いていたことが実現できているかどうかを、これからも、折々振り返っていただきたいと思います。私どもは今、効果検証し、次の行動につなげていく「PDCA」サイクルを、山形県庁全体で回すような仕組みを構築中であります。そして、それぞれ皆さん一人ひとりが、自らの行動と生活を「PDCA」で確認していただければ、しっかりとした政策を遂行できると思います。日々、自らを「PDCA」においてチェックし、次の行動につなげていただきたい。これが、しあわせ正三角形で表される面積「しあわせ」「力」が最大化される法則であります。

一方、県職員として、皆さんにいくつかお願い事があります。一つは、ぜひ山形県と山形県人であることを誇りに思い、そして山形県人であることの素晴らしさを実感し、大切にし、そして、それを広めていただきたいと思います。皆さんは、山形県勢発展のために、県職員となられましたが、みなさん一人ひとりが本当に心から身をもって山形県、山形県人であることを大切に思っているか、もし、まだであれば遅くはありません。さまざまな取り組みのなかで、山形県人であることを、その素晴らしさを感じ取っていただきたい。

そして、もう一つは、構想力と実践力を持っていただきたいと思います。構想力とは、まさにみなさんが持っている新しくて、柔軟な発想・考え方です。それを持っていれば、大きな将来を見通せるそんな力につながっていくのです。そして、構想力を持って描く将来の姿を実際に行動に移していくことが、実践力です。それは、皆さんのやる気、情熱そして、努力が報われるかどうかそれを発揮でるかどうか、それが実践力であると思います。

そして、最後に山形県は未来指向であることを念頭においていただきたい。われわれは、100年後にも誇りに思える元気な故郷やまがたづくりを目指しています。未来に広がるやまがたを考え、今の県の施策では、「子ども夢未来指向」をすすめようとしています。「子ども夢未来指向」とは、今を生きる我々が、今何をすれば良いのかという発想ではなく、我々の次の世代、さらには子どもたちの次の世代が、一体我々に何を求めているのかをということを考え発想し、そして、行動に移すということであります。ぜひこの「子ども夢未来指向」の理念を十分に理解し、前向きでそして、未来指向の姿勢を貫いていただきたい。

山形県勢がこれから発展していくか否かは、まさに皆さんの若い力と一人ひとりの双肩にかかっている。私どもも一生懸命頑張ります。そして、皆さんとともに一緒に素晴らしいやまがたを未来に向けて、一人ひとりの力を発揮することによって、さらに発展させてまいりましょう。本日は誠におめでとうございました。



 

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