2008山形県中央メーデー 知事祝辞
2008山形県中央メーデー 知事祝辞
平成20年4月26日
皆さん、おはようございます。
今日は働く者の祭典、山形県中央メーデー2008、大変誠におめでとうございます。
挨拶は3分以内ということを固く言われておりますので、手短かに申し上げたいと思います。
我々を取り巻く環境というのは、自分たちが考えている以上に今、大変厳しゅうございます。
もちろん、サブプライムローンの世の中でありまして、この影響は無視できないものがあります。そしてまた、原油や国際原料品市況が全般にわたって高騰を続けておりまして、それが我々の生活にじわりじわりと影響を及ぼしているのは、皆さん、肌身で感じつつあるところであります。
翻って、我が山形県も雇用情勢は他県に比べればまだマシと言いつつも、我々の手触り感としては随分、統計データに比べて実感としてまだないのではないでしょうか。
したがって、我々としてはこういう世の中をどう乗り切っていく必要があるのかということでございます。
私は、今日二つ、皆様にメッセージをお伝えしたくて参りました。
ひとつは、是非「全員野球」型の社会を目指しましょう、ということでございます。
これは、景気動向はもとより、人口が減っていくという、全体の社会経済構造が変わっている、右肩下がりの世の中になってきている中で、一人ひとりの力を発揮できるような世の中にしていかなければいけないということでございます。それは、男性・女性、年老いた者・若者、健康な者・障がいを持っている者、そしてまた雇用する者・雇用される者、様々な切り口があろうかと思います。しかし、そうした一人ひとりが自らの持っている力を全員で発揮できる世の中にしなければ、この人口減少社会を乗り越えることはできない。したがって、皆さんで、そうして力を合わせて参りましょうということであります。
それからメッセージの二つは、是非「脱・悲観論」でいきましょう、ということであります。
これはコップの水が半分のときに、半分飲んじまったーと、砂漠のど真ん中で嘆き悲しむか、まだコップの水は半分あるじゃないかと言って、さらに頑張ろうと思うかどうかが、恐らく生死の境を分けるのではないでしょうか。そう思ったときに、我々の生活もできるだけ、大変厳しい世の中ではありますが、少なくとも心持ちや自分たちの行動は是非「脱・悲観論」でいければ、この世の中も少しずつ変わっていくのではないのかと思っています。
今日は大変な天気に恵まれました。様々な楽しいイベントも企画されていると伺っております。
是非皆様のための一日でありますことを心からご祈念申し上げ、そしてまた、働く者の力がこれからもますます発揮されますことをご祈念申し上げて、私のご挨拶に代えさせていただきます。今日は誠におめでとうございます。