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第4回日本再発見塾

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第4回日本再発見塾in山形県最上町(最上町)

平成20年10月4日、5日

日本再発見塾への参加を本当に楽しみにして参りました。きっかけは、構想日本の加藤先生からのご紹介及びお誘いがありまして、お話を聞きましたところ、よし、絶対自分も生徒として参加してやろうと実は思いました。なぜならば、この「再発見」というところに私はとても心惹かれました。

山形県民には非常におしとやか、人前に出ないような、謙虚なところがあります。「山形って素晴らしいところですね」と言われて「いやー、山形には何にもないんだず。あるのは蔵王とさくらんぼと雪ぐらいだな。」と、こんなふうに言うんですね。

でも、県外から、例えば何々銀行の支店長さん、何々社の支社長さんなんていう方が来られて、大抵2~3年でお戻りになりますが、山形県の大ファンになって帰っていく。それだけ多くのことをこの地で見出していく。

私は、山形県民であることの素晴らしさを、みんなでまずは認識し、実践する、そして金銭化する、この3つを実は提唱しています。なぜならば、そこは山形県が持っているチカラとして、地域力、基盤力、経済力と3つあるとすると、これと山形県民の意思というものは、掛け算になる。いくらいいものがあったって「自分のところには何もないんだず。」と言っている先にはゼロ。即ち山形県のチカラと言うものはゼロになるんですね。ただ、そこはみんなで認識しあおう、再発見しよう、こういうことを常に思っています。

大変いい材料があります。県土の7割が流域面積を占める最上川であります。わが山形県民歌にもなっているこの最上川というのものが、山形県の大変有力な自然遺産、自然資本の一つです。県内全長224kmを誇る最上川、他県をまたぐことがないんです。そして、この最上川を世界文化遺産に登録しようと、この前、世界遺産暫定リストに登録されるように一生懸命にがんばった。残念ながら、候補地の5つの中に入りませんでしたが、その中のカテゴリー1aということで、これから、これを頑張れば、必ず暫定リストに入るとそういう意味ですので、世界文化遺産に大きく一歩踏み出しております。

これまで少なくともアジアでは、水、川が育んだ一つの地域の歴史、文化、風俗といったものが、世界文化遺産に登録されたことはございません。最上川を中心にした山形県の文化、精神性の高い、例えば出羽三山などがありますが、それだけ、水、そして祈りというものがこの山形県を支配している。

人間の体の8割が水でできている。水にまつわる言葉はたくさんある。それだけ我が山形県、そして日本人の心も水に親しんでいるのではないのかなと思います。たまたま皆さんの手元にあるお茶、これは水ではありませんが、このペットボトルを1本150円としましょう。今、ガソリンが高くなったと言われていますが、1リットル170円です。ガソリンのほぼ倍の値段するペットボトルの水、お茶を我々は常に飲んでいる。最上川のあるこの山形県は、水道の蛇口をひねっただけでおいしい水が出る。そういう意味でも、逆「水」特区というものがあってもいいんじゃないか。この最上町では、「ペットボトルに入った水は売りません特区」のようにですね。それほど、水に恵まれた地域として山形県全体がある。庄内地方に目を向けますと、伏流水というものがありますね。鳥海山で育まれた水が海岸の方でぼこぼこ湧き出ている。夏、海で泳いでいますと、途端に体に冷たいものを感じるのは、実は砂浜からぼこぼこ水が湧いている。

それだけ水が豊富な山形県。語ればもう帰る時間がなくなってしまいますので、この辺で置いときますが、これだけ水にまつわることが豊富な山形県ですから、皆さんも是非、この山形県を見て聞いて、そして実体験していただいて、我が日本、我が山形県、そして最上町がここにあり、ということを我々も再発見したいと思います。

そして皆さまも何かしらこれからの生活において、これは、というようなものが再発見できれば、と心から御祈念申しあげる次第でございます。今日は本当に、皆さま、ようこそ山形県へおいでいただきました。



 

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  • 20年10月15日掲載