平成20年度第1回山形県市長会総会
平成20年度第1回山形県市長会総会知事祝辞
平成20年4月23日
平成20年度第1回山形県市長会総会の開催、誠におめでとうございます。
皆様方とは、先週の18日に市町村長会議において意見交換をさせていただいたばかりですが、一言ご挨拶を申し上げます。
まず、市町村合併につきまして、昨年1年間、皆様方に呼びかけさせていただきましたところ、それぞれの地域で、いろんな思いが交錯する中であっても、少しずつ話が進んでいるものと認識しております。ぜひ、これからも13市の市長の皆様の強いリーダーシップのもとで、そうした動きが加速されることをぜひ御期待申し上げます。
ただ今、市川市長から道路特定財源をめぐる様々なお話がございましたが、この問題は決めるべきときに決めないことが今の混乱を招いているのではないのかと思っており、市町村合併に関しても、決めるべきときには英断を持って決めることが重要であり、今年度、明るい未来のために加速されて取組まれることを御期待申し上げます。
私たちは、「3つの危機」、「3つの県民運動」、「3つの子どものための日本一化」の3本柱を掲げております。
「3つの危機」というのは、正に、県民生活の危機、道路の危機、除雪の危機、道路特定財源を巡る関連での危機であり、これらを回避することが直面する課題であります。
「3つの県民運動」は、まず、「最上川世界遺産登録」で、この夏に暫定リストへの登載なるかどうか、関係者は、正直申し上げて、胸突き八丁と言った局面にあります。ありとあらゆるチャネルを通じ、山形県の魅力というものをアピールしていきたいところであり、今日の地元紙で「OECDに対して、『もう一つの日本』だとの報告が世界に向けてなされた」との報道につきましては、大きな支援材料となるものと思っております。
次に、「食育運動」については、子どもたちの心の中に、「いただきます」と「ごちそうさま」という、命から命をいただく気持ちを養っていき、教育委員会において、今、一所懸命に取組んでいる「C」改革につながればと思っております。
次は、待ったなしの「地球温暖化防止策」でありますが、サミットが間もなくであり、山形県は森林が非常に豊富にあり、1人当たりのごみの排出量が884グラムと、佐賀県と並んで日本一でありますが、山形県が環境に関しメッセージを発し、また、行動を示すのにふさわしいと考えております。
「3つの子どものための日本一化」であり、「少年非行率最少」についてですが、これはすでに日本一でありまして、これを維持するために警察本部を始めとして一丸となって取組むというものです。
次に、米飯給食の日本一化につきましては、皆様の理解を得て、5日間のうち4日間は米飯給食とし、ぜひ、実現していきたいと思っております。
次に、農業大学校の日本一化でありますが、果樹経営学科、農産品加工学科の新たな2つの学科を設け、即戦力を育てて参りたい、明日の農業を担う担い手を育成したいと思っております。
それから、とりわけ医療情報のネットワーク化に力を入れて行きたいと考えております。これは、患者の医療データについて、県立病院、それぞれの自治体病院、開業医とか、共有化すること、全体最適を目指して、それぞれが医療情報を共有化できるよう取組んで参りたいと考えていいます。患者側から見れば、どこの病院に行っても自分のデータが参照できることを目指しているが、これまで研究会において、その骨子やアイディアは報告書としてまとめられているので、これをベースとして皆様の御理解を得ながら進めてまいりますので御協力お願いします。
ほかにも、産業振興、食料自給を支える農業をどう支えていくのか、など様々な課題はあるものの、ここにお集まりの13市長の御理解と御協力をいただきながら「未来に広がる“やまがた”」を進めてまいりますので、引き続き御支援をお願いしたい。