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山形県土地改良事業推進大会

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第27回山形県土地改良事業推進大会 知事祝辞

平成20年11月14日

皆さん、こんにちは。今日は、第27回山形県土地改良事業推進大会がかくも盛大に開催されますことを心よりお祝い申し上げたいと思います。併せて、土地連がちょうど半世紀、50年の歩みをこれまで刻んできたおめでたい年にもあたるということで、重ねて心よりお祝い申し上げたいと思います。

そして、ただ今感謝状を受賞されました皆様には、これまでの土地改良事業に永年ご貢献いただきましたことに私も心より感謝申し上げ、また皆様と共にお慶び申し上げたいと思います。本当におめでとうございました。

さて、今農業を取り巻く環境はたいへん厳しゅうございますが、これまで土地改良事業の推進によって山形県では全国トップクラスの整備が行われてまいりました。国営農業水利事業は、県内では主要な穀倉地帯9地域において事業が推進されてまいりました。ほ場整備事業は県下合わせて7万haとたいへん広大な面積、加えまして、広域農道整備事業では200kmとたいへん長い距離に及んで整備が行われてきました。

さらに生活排水処理対策については29市町村、合せて8万8千人が農業集落排水事業によってたいへん便利な生活をできるようになったということでございますから、これまで皆様の50年間という長い取り組みによって、われわれ山形県の農業基盤のみならず、生活全般にわたりたいへん力強い整備が行われてきております。そういう意味でも山形県の発展のために皆様からご貢献いただいたことに心より感謝申し上げます。

一方で、たいへん難しい問題も起きております。おそらく会員皆様の間の意識、土地改良そのものに対する意識といったものや、周辺住民の皆様の高い意識も、最近では希薄化しているのではないかと思われます。また、これまで整備してきたいろいろな施設もだいぶ痛んでまいりました。メンテナンスやその全面改良といったようなことも必要になっている地区もあるようでございます。とりわけ農業水利整備においては、そうした面が顕著であるように伺われます。

したがって、山形県がこれからも農業県であり続けるために、皆様のお力をお借りしながら、また、国そして地方、県や市町村が力を合わせて山形県の農業基盤整備、ひいては農村集落全体の発展のために力を尽くしていかなければならないと、改めて心に誓うわけでございます。

さらに、その厳しい農業の構造変換を迫るような環境変化というのも起きてございます。食料自給率がこれほどの国民的関心事になってきたというのも、少なくとも近年では極めて珍しいことでございます。

したがって、山形県が農業県であり続けるため、しっかりした農業基盤整備のもとに、山形県こそが日本の食料基地として自他共に認めるような、そういう地域になっていく必要があるのではないのかと思います。そのためにも、農家の担い手の問題とか、いろいろな技術改良であるとか、更なる農業基盤整備そして維持といった課題、いろんな問題に皆んなで力を合わせて取り組んでいくことこそが、これから山形県の農業県としての名を確固たる、更なる確固たるものにできるものと信じて疑わないものでございます。

従いまして、これまでの50年という歩みをさらに100年に向けて、山形県の農業がしっかりとした基盤を持ち、自他共に日本国の食料基地としての位置づけを明確にできますように、皆んなで力を合わせて頑張ってまいりましょう。

本日の第27回土地改良事業推進大会、そしてまた土地連創立50周年の記念すべき年にあたり、一言お祝いに代えさせていただきます。皆様のお取組みが益々盛んになり、そして皆様お一人お一人のご健勝も併せてご祈念申し上げまして、私のご挨拶にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。



 

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  • 20年12月4日掲載