第62回文化庁芸術祭大賞受賞祝賀パーティー 知事祝辞
第62回文化庁芸術祭大賞受賞祝賀パーティー 知事祝辞
- 平成20年2月14日
- (※山形放送株式会社がラジオ部門で第62回芸術祭大賞を受賞)
このたびは、山形放送(YBC)さんが、なみいる強敵を押しのけて芸術祭大賞に輝かれたこと、誠におめでとうございます。
私はこの話をお伺いしたときに、まるで自分のことのようにうれしく思いました。理由は三つありまして、ひとつは今、山形県政でもできるだけいいものを残していこう、もちろん新しいものをつくっていくことも決して忘れてはなりませんが、一方で山形がこれまで培ってきたいろいろなもの、自然資産を含めて、これをもう一回見直して、場合によってはそれに改めて磨きをかけて、改めて山形の価値を再発見しようと県政の方針にも掲げているところです。このときに、まさに山形放送さんが「われら愛す」というものをもう一度掘り起こして、こうして世に紹介していただいたことは、我々のまさに「つくる」から「のこす」という概念にぴったりの姿だなと思いまして、ある種の感動を覚え、そしてまた自分のことのように喜んだのであります。
もう一つは、この歌が岐阜県の岐阜大学附属中学校で引き続き歌われているということ。実は岐阜県と山形県は大変深い関係にあります。例えば、職員の交流を岐阜県とやっております。意外と地理的にも離れていますが、これまで様々な経緯もこれあり、実は大変岐阜県とは仲良くしている山形県となっています。そこでこの歌が引き続き歌われている、つないでいただいている、紡いでいただいているということ。そしてそれをまた、我々がこうして再発見するということは両県の関係においても大変良かったなと思っています。
そして三つ目はやや私的な事情にわたりますが、芳賀秀次郎さんは私の同級生のお父さんであります。これはまた私も近しく感じるゆえんでございまして、改めてうれしく思った次第でした。
歌詞をこうして拝見していますと、本当にその当時の血潮がみなぎるというのがぴったりのような、ご本人は本当に我が国を愛する気持ちを歌詞にしたためて、言葉に残したのかなと思います。「愛する、歌う、進む」という三拍子が揃っており、そうした状況が目に浮かぶような感じです。
このように、私もこのたびの受賞を皆様と喜びを分かち合う席にお呼びいただきましたことを感謝申し上げます。そしてまた、改めて今回の受賞、本当におめでとうございました。
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