山形県戦没者墓地千歳山霊苑拝礼式 知事式辞
山形県戦没者墓地千歳山霊苑拝礼式 知事式辞
- 平成19年4月24日
本日ここに、県内各市町村の御遺族代表並びに御来賓各位の御臨席を賜り、「千歳山霊苑」の拝礼式を挙行するにあたり、本県出身戦没者4万余柱の御霊に謹んで哀悼の誠を捧げます。
歳月の過ぎ去るのは早く、先の大戦が終わりを告げてから62年が過ぎました。国の内外における苛烈な戦いの中で、祖国の安泰を願い、家族を案じつつ、痛ましくも殉じられました戦没者の方々に思いをいたすとき、誠に哀惜の念に耐えません
心より御冥福をお祈り申しあげます。
最愛の肉親を失われました御遺族の皆様には、深い悲しみに耐えられ、今日まで幾多の苦難を乗り越えてこられたところであります。その御労苦と御努力に対し、衷心から敬意を表する次第であります。
戦後わが国は、廃墟の中から立ち上がり、今日の平和で豊かな社会を築きあげてまいりました。本県もまたその中にあって、県民各位の懸命の御努力により、今日の発展をみているところであります。私たちは、この平和と繁栄が尊い御霊の犠牲のもとに築かれていることを決して忘れることはありません。
私は、先人が築き上げてきました「ふるさと“やまがた”の素晴らしさ」、「山形県人としての誇り」を県民一人ひとりが実感し、ふるさとを愛し、子どもたちの世代が夢と希望を持つことができる「新しい“やまがた”」を県民の皆様と一緒に創り上げていくことが、今を生きる私たちの使命であり、尊い御霊の犠牲に報いることではないかと考えております。
私は、昨年策定いたしました「やまがた総合発展計画」を基に、「未来に広がる“やまがた”」、「百年後にも誇りに思える元気なふるさと“やまがた”」を創造していくことを、御霊にお誓い申し上げます。御参列の皆様には、一層の御理解と御協力をいただけますようお願い申し上げる次第であります。
終わりに、戦没者各位の御霊がとこしえに安らかならんことを念じ、併せて御遺族並びに御参列の皆様の御健勝と御多幸をお祈り申しあげまして、式辞といたします。