綱木川ダム竣工式典 知事式辞
綱木川ダム竣工式典 知事式辞
- 平成19年8月2日
本日、竣工式の開催に当たりまして、関係者の皆様に感謝申し上げます。振り返りますと、米沢市の南部では、40年前の昭和42年の羽越水害を契機に抜本的な治水対策が要望されました。一方、置賜地区2市2町の上水道事情は表流水や地下水に依存していたため、安定供給が求められていました。洪水対策と上水道水源の確保の2つの目的から、20年前より綱木川ダムの工事が始まりました。
長年にわたる皆様の願いがひとつになったダムの竣工により、治水面では、235立方メートルの洪水調節を行い、ダムが無かった場合と比較して洪水の氾濫面積は半分以下の12.9km2に縮小し、浸水戸数も約9割減少し、10,100戸から1,400戸に低減し、安全安心面での効果が確保されました。
利水面でも、表流水に依存した分が半分となり、地盤沈下の主要因となる地下水への依存も低減するなど、上水道の面でも、綱木川ダムより一日最大36,500立方メートルの水道用水の供給が可能となり安定的な取水確保が成し遂げられました。
治水・利水の両面から、綱木川ダムは置賜地方の生活の安全安心の確保に大変大きな効果があると考えています。
山形県政全般につきましては、地域力・基盤力・経済力の3つの力の相乗効果をもって未来に広がるやまがたづくりを成し遂げようとしていますが、特に人々の生活に密着している基盤力について、今回の綱木川ダムの完成もその一つであります。
基盤力の整備は、今日やって明日なるというものではありません。長年の歳月をかけてようやく完成することを綱木川ダムは物語っています。
したがって、より長期的な展望をもって、できるだけ早く着手することが基盤力の強化の最も大切なことと思います。
本日の綱木川ダム竣工式を皆様と共に喜びを分かち合いたいと思います。
この記事に対するお問い合わせ
- 担当課:河川砂防課
- 担当:ダム整備管理担当
- TEL/FAX:023-630-2686
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