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平成27年4月27日(月) 10:00~10:22

 

知事室タイトル

知事記者会見

平成27年4月27日(月) 午前10時00分~10時22分

出席者知事、総務部長、秘書広報課長、広報室長   

 

 内容

広報室長開会の後、知事から3項目の発表事項があった。

その後、代表・フリー質問があり、知事が答えて閉会した。

  発表事項

  1. 保育所の入所及び待機児童の状況について
  2. 大吟醸酒向け新品種「山形酒104号」の名称発表について
  3. さくらんぼプレミアムキャンペーンについて

    代表・フリー質問

  1. 蔵王山の安全性に係る認識及び蔵王温泉に対する支援策について
  2. 冒頭発言に関連して
  3. 代表質問1.に関連して
 関連資料

会見内容

知事
 皆さん、おはようございます。
 今日は本当に快晴です。雲ひとつない、素晴らしい日本晴れとなりました。今日はいつもの県庁の中の記者会見室ではなくて、ここ蔵王温泉で記者会見することとなりました。
 屋外で記者会見するのは、初めてです。
 今日は、この雄大で美しい蔵王の自然を、県内外の皆さんにお伝えして、たくさんの方々にここ蔵王温泉においでいただき、蔵王温泉を元気にしていけたらいいなというふうに思いまして、ここでの開催をお願いした次第です。
 報道機関の皆さんには、大変お忙しい中、お運びいただきまして、本当に感謝申し上げます。

 さて、昨日行われました市町村議会議員選挙、そして村山市の補欠選挙で当選された皆さんに、心から「おめでとうございます」と申し上げます。当選された皆さんには、それぞれの地域の人々の思いに、熱い思いにしっかりと応え、住民の皆さんの幸せと地域の発展のためにご活躍いただくことを心から期待しております。

 では、ここで私から発表が3点あります。
 まず1点目であります。
 保育所の入所及び待機児童数について取りまとめを行いましたところ、平成27年4月1日現在の待機児童は、昨年に引き続き、県全体でもゼロとなりましたのでお知らせ申し上げます。
 私は、これまでも待機児童ゼロに向けて取組みを進めてまいりました。昨年4月1日で、本県では初めて待機児童数がゼロとなったところですが、今年も引き続き達成できました。これは県と市町村とが一体となって、保育所の整備・改修や、受入枠拡大のための保育士増員に要する費用の支援などに取り組んできた成果だと考えております。
 一方、待機児童数がゼロになったものの、子育て世代の就職を希望される方々は今後も多くなることが見込まれるわけです。男女がともに働き、安定した家庭を築いていく観点からも、保育サービスのさらなる充実が必要と考えております。
 県としましては、今後とも、安心して子どもを生み育てることができる環境づくりに向けて、引き続き、市町村と連携しながら、必要な対策を講じてまいりたいと考えているところであります。

 2点目にまいります。2点目は酒米のことであります。
 県産初となる大吟醸酒向け酒米の新品種「山形酒104号」の名称を「雪女神」と決定いたしました。この「雪女神」であります。
 「雪女神」は、本県で育成した酒米「出羽の里」と、宮城県で育成された「蔵の華」を交配した品種で、両親ともに最高の酒米と言われている「山田錦」の血を引いております。また、酒米にとって大切な特性の一つ「心白の発現率」が高く、玄米の中の「タンパク質含有率」が低い大吟醸用の酒造りに適した品種です。
 今年度は、工業技術センターと県内11の酒蔵で試験醸造を行いますとともに、計画的な種子の生産ができる体制づくりにも取組んでいくこととしております。
 また、山形県酒造組合では、「雪女神」で酒の商標登録の手続き中です。7月頃に登録の見込みと聞いております。
 昨年度までの試験醸造では、後ギレが良くてスッキリとした味わいで、様々な料理に合わせやすく飲み飽きしない酒質となっております。
 「雪女神」です。よろしくお願いします。

 では3点目にまいりますが、ふるさと納税についてです。
 県内各地でさくらんぼの花が満開となっておりまして、さくらんぼのシーズンが間近になってきております。
 昨年大変好評いただきました、ふるさと納税さくらんぼプレミアムキャンペーンを、今年も実施いたします。
 実施期間は、4月24日から6月5日まで、5万円以上のふるさと納税をお寄せ頂いた県外の方、先着2,000名の方に、手詰めの佐藤錦500gをお贈りいたします。
 今年は、季節に応じたキャンペーンを、あと3回ほど展開する予定ですので、楽しみにしていただきたいと思います。
 これらのキャンペーンを通して、やまがたの魅力を全国に伝えてまいりますので、県民の皆さんから、県外のご友人やご親戚の方々にお伝えしていただければ大変ありがたいと思います。どうぞご周知のことよろしくお願いいたします。
 私からは以上です。

代表質問

記者
 河北新報の長谷美です。おはようございます。
 蔵王山に関して伺いたいと思います。
 火口周辺警報が発令されて2週間が経ちました。ここ蔵王温泉にもですね、非常に深刻な影響が出ているといいます。
 安全対策が万全であるということを十分周知するということも、県民や観光客の皆さんに安心感を与えることになるのかなと思いますが、蔵王山の安全対策の現状がどうなっているか伺います。
 あと、あわせて県として、この蔵王温泉に対して何か支援策を具体的にご検討であればそれもあわせてお聞かせいただきたいと思います。
知事
 はい、わかりました。
 まず、前段のご質問にお答えします。
 今回の火口周辺警報及び避難勧告は、想定される火口域から約1.2kmを対象とするものであります。
 今私が記者会見を行っているここ蔵王温泉は、想定火口域から約5kmから6km離れておりまして、その間には、地蔵山と熊野岳という二つの山もあります。あそこに見える一番高いところ、その向こうにですね、地蔵山がありまして、そのまた向こうに熊野岳という山があります。そしてさらに向こうに火口が、お釜があるわけですので、本当に位置関係を考えると、大変遠いということがおわかりいただける、真ん中にですね、山が二つあるということがおわかりいただけると思います。たとえ想定されている噴火が起こったとしましても、蔵王温泉は全く安全だと考えております。
 また、緊急の情報につきましては、エリアメールやゲレンデに設置されたスピーカーからお知らせするなど、情報をお伝えする体制もしっかりと確立しておりますので、安心して蔵王温泉に訪れていただきたいと考えております。
 それから、後段のご質問です。3点申し上げます。支援が3点あるということです。
 まず1点目ですけれども、西蔵王有料道路につきまして、あさって4月29日から5月31日までの概ね1ヶ月間を、無料開放することといたしました。マイカーや観光バスをはじめ、全ての車両を対象にいたします。
 この西蔵王有料道路は、山形自動車道の山形蔵王インターチェンジから蔵王温泉までの最短ルートにあたります。
 ゴールデンウィークを含めた、この期間中に、是非、県内外から多くの方々に、この有料道路を通って、活用して、蔵王温泉や蔵王坊平に足を運んでいただきたいと考えております。
 2点目ですが、中小企業者への支援としまして、4月24日に、「蔵王周辺観光施設等に関する総合金融相談窓口」を設置いたしました。蔵王温泉及び関連中小企業者を対象とした金融面等への迅速・的確な相談体制を整備したところです。あわせまして、山形県商工業振興資金の「地域経済変動対策資金」の適用を決定したところであります。また、県内の金融機関等に対しまして、それぞれの企業の実態に即したきめ細かな対応について要請を行ったところでもあります。
 3点目でありますけれども、それはPRに関してです。
 蔵王のPRにつきましては、「蔵王温泉は避難勧告区域外でありまして、想定火口域からは熊野岳、地蔵山という大きな山を二つ越えて、約5kmから6km離れたところにある」ということを正確に発信しますとともに、関係機関・団体等と連携し蔵王への誘客に取り組んでいるところです。
 具体的な対応としまして、インターネットを活用し、「県公式ホームページ」、山形県観光情報ポータルサイトである「やまがたへの旅」、さらに「フェイスブック」などで正確な情報の発信にこれからも努めてまいります。
 また、県東京事務所をはじめ県外、海外の事務所や観光コーディネーター等、各地の県人会や、やまがた特命観光・つや姫大使の皆さまのご協力をいただき、国内外でロコミによるすそ野の広い情報発信にも努めているところであります。
 さらに、旅行エージェントの皆さまに対しましては、正確な情報の発信に加え、これまでどおり旅行商品の企画・造成・販売の継続を要請しているところであります。
 また、25日には、蔵王温泉においてJNT0(※日本政府観光局)主催の「韓日修好50周年記念日本訪問団」の受入れを行ったところです。宿泊された韓国旅行業協会会長をはじめ、訪問団の皆さまに対して、私から、蔵王を含め山形県の観光の魅力というものを強くアピールしたところです。
 それから、私はもちろん、広く職員やその家族の蔵王への宿泊を促進するための取組みとしまして、蔵王温泉及び蔵王坊平の旅館・ホテル・ペンションに宿泊する「蔵王に泊まろう!キャンペーン」をスタートしているところです。山形市や上山市でも同様の取組みが行われると聞いておりますが、企業や団体の皆さんにも様々な取組みをお願いしたいというふうに思っております。
 観光というのは非常に裾野の広い産業でして、旅館にお客様がいらっしゃらなくなりますと、お米や野菜、飲料など消費が低迷いたします。本当に幅広い分野での深刻な影響が考えられますので、本当に地域経済に深刻な打撃を与えるのではないかというふうに、大変私は危惧をしているところです。
 県としましては、引き続き、山形市、上山市、蔵王温泉観光協会、関係団体・機関等と連携して蔵王の振興に努めてまいりたいと考えておりますので、県民の皆さまにも、ぜひ蔵王に足をお運びいただきますよう、よろしくお願いいたします。

フリー質問

記者
 NHKの布施と申します。お願いします。冒頭のほうで、今回蔵王でやられた狙い、一言あったかと思うのですけれども、もう少し詳しくお話いただくことできますか。
知事
 狙いですか。
記者
 はい。
知事
 そうですね。昨年の秋、9月の末だったかと思いますけれども、御嶽山の噴火がありまして、全国の火山情報というものが注目され、さまざまな点でやはり、皆さんが心配をされまして、観光地、全国の観光地がですね、いろいろ影響を受けたのではないかと思っております。
 山形県でもやはりここ、蔵王温泉で大変大きな影響を受けております。特に4月13日だったかと思いますけれども、火山周辺の警報が発令されましてから、それまで連休、たくさんの予約があったにも関わらず、どんどんとキャンセルが相次いで、大変な状況になっているというふうに私はお聞きをいたしました。その後、蔵王温泉の観光協会の皆様方とちょっと意見交換もさせてもらいましたけれども、これからも大変に深刻な状況が見込まれるということをお聞きいたしまして、これはもう、ここ蔵王温泉にとどまらずですね、上山温泉もありますし、また観光産業は、旅館だけじゃなくて、交通業者でありましたり、またお米や野菜、農産物、それから飲料、さまざま本当に大きな影響が広範囲に及ぶということで、地域経済に深刻な打撃を与えることが予想されますので、大変私も危機感を持ちました。それで、できる限りのことをしなければいけないと思いまして、まず、いろいろ正確な情報というものを発信しているのですけれども、実際にですね、やはりこの場でこういった記者会見も行うようなことをいたしまして、「ここは安全ですよ」ということを皆さんに実感していただきたいなと思いまして、記者会見を初めて屋外で、ここ蔵王温泉で実施させていただきました。
 本当に皆さんも、マスコミの皆さんもおわかりになるかと思いますけど、あの高いところのそのまた向こうに山が二つあって、そのさらに向こうに火口であるお釜があるという、そういったことがわかれば、本当に万が一と言いますか、まさかのことがありましても、ここは安全なんだということが実感いただけると思います。まずそれをしっかりと実感していただいて、マスコミの皆さんにも周知していただければ大変ありがたいなと思います。県内外の皆さんにお伝えしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
記者
 ありがとうございます。
記者
 朝日新聞の井上と申します。本日は蔵王温泉の方たちも朝早くからどうもお疲れさまです。今の知事のここでやられた狙いをお聞きして、すごく納得できました。
知事
 ありがとうございます。
記者
 はい。ただ、1点、ちょっとこれは記者クラブというよりは、私個人的な希望としてお願いとして申し上げたいのですけれども、今回非常に急だったので、はい。それとあと、広報室からも聞いているところでは、一応、定例会見は記者クラブとの共催というふうに聞いておりますので、事前に急な段階での通告というよりは、こういう意図があるので蔵王でやりたいということを事前にですね、ご説明いただければ良かったのかなというふうに思っております。それだけ、ちょっと申し上げさせていただきます。
知事
 はい、ありがとうございます。本当に急なことで報道機関の皆さんにはちょっとご迷惑をおかけして申し訳なかったなと思っております。今ここで記者会見することの意義をご理解いただけたということをお伺いして大変私もありがたく思っております。記者クラブの皆さんとの共催ですので、これからもっと早めにですね、ご相談申し上げたいと思います。大変ありがとうございます。
記者
 すいません。知事、対策のほうで、情報発信、ソフト面の対策を重視していくというお話がありました。
 ここでちょっとハード面の対策についてお伺いしたいのですが、今の火口周辺警報ですと、噴石の警戒範囲も限られてはいるのですが、火山活動日々変化するということで、シェルターですとか、ハザードマップについてもまだ12年前のもので運用しているということで、近々今年度中、来年かちょっとわかりませんけど、策定という動きがある中で、それを、例えば、国の指針が出される前に暫定的なものでも前倒ししてやる考えがあるかとか、その辺を火山活動日々変化する中で、山形市、上山市の皆さん、不安に思われているところもあると思いますので、そういったハード面の対策をどう進めていきたいか、ちょっとお考えをお願いします。
知事
 はい。蔵王山、蔵王はですね、連峰ですけれども、宮城県と山形県の県境にありますので、宮城県と山形県が連携して今取組みを進めているところであります。
 (蔵王山)火山防災協議会というものを定期的に開催してしっかりと一歩一歩着実に進めているというふうに認識をしております。やはり安全性第一ですので、そういったことは、どの時点でどの位早められるかということは、ちょっとそこまでは今、明言できないところでありますけれども、しっかりと取組んでいくということを申し上げたいと思います。また、今できる限りのことをやはりやっていくということでありまして、先ほどの代表質問にお答えしましたが、緊急の情報というものが入りました時には、エリアメール、それからゲレンデに設置されているスピーカーからお知らせするという体制をしっかり取っておりますので、その点は安心していただきたいというふうに思っております。
記者
 ありがとうございます。
知事
 はい、今、蔵王は本当にですね、雪がまだ残っておりますけれども、雄大で美しい景観が自慢です。また山桜が本当に満開です。春はこの景観、そして夏は大変高原高地で涼しい気候となっております。秋は紅葉というふうに、冬はもちろんスキー、スノーボードが楽しめます。素晴らしい観光地ですので、県民の皆さん、県外の皆さん、ぜひ蔵王にお越しいただきたいと思います。今日は大変ありがとうございました。

 

以上(記録作成:山形県秘書広報課広報室)

 


 

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