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平成17年度議会政策提言


知事への政策提言(平成17年度)

提言1 隣接県との連携による広域交流の推進

【提言の要旨】
  人口増加による活力の創出が困難になっている地域社会にあっては、隣接地域が連携して交流人口の拡大を図り、広域経済圏を形成することなどによって共に発展していくことが求められており、とりわけ高齢化、過疎化地域を抱える本県では、その方策を早期に講じていく必要がある。
  このため、隣接地域間交流に必要な交通ネットワークを優先的に整備・強化するとともに、隣接各地域の資源・特色を活かした交流事業や広域的課題の解決に向けた諸施策を多様な主体の参加を得て展開することにより、県域を越えた新たな地域発展の機会を創出すること。


【提言の具体的内容】

(1)隣接県との交通ネットワークの整備

  ① 高規格幹線道路や地域高規格道路について、高規格幹線道路の事業化手法も
   含めた多角的な検討を進め、早期にネットワークの形成を図ること。
     また、高規格幹線道路をはじめとする道路整備を推進するうえで必要な道路特定
   財源制度が堅持されるよう積極的な取組みを行うこと。

  ② 隣接県を結ぶ国道における県境付近の未改良区間について、隣接県との共通した
   認識・理解のもと、両県が連携して整備を推進すること。
     また、隣接県を結ぶ国道に新たに愛称を設定するなど隣接県相互の連携意識の
   醸成を図ること。

  ③ 羽越本線や仙山線をはじめとした隣接県を結ぶ鉄道の機能強化を図ること。また、
   仙山線の仙台空港アクセス鉄道への直接乗入れの実現に向けた取組みを強化する
   こと。

(2)地域資源を活用した隣接県との交流の展開

  ① 現在実施している隣接県との交流事業を拡充するとともに、相互に共通して取り
   組むことができる新たなテーマを発掘するなど、さらに交流を拡大すること。

  ② 地域住民や民間団体等多様な主体が参加し、各地域の特色ある祭り・イベントの
   活用や農山村における自然体験ツアー・修学旅行の受入れなどにより、人的・物的
   交流を促進する施策を講じること。
     また、隣接県との連携による国内外からの観光誘客の取組みを強化すること。

  ③ 世界に誇れる文化交流空間の創出に向け、「やまがた文化」を形づくってきた貴重
   な文化資源に対する県民の理解を深めるための施策を講じるとともに、出羽三山及び
   周辺地域の世界遺産登録に向けた県民運動の展開、最上川の舟運文化と沿川資源
   のネットワーク化による交流プログラムの構築、「歴史の道」(旧街道など)の保全・活
   用などの事業を展開すること。

(3)広域的課題の解決に向けた施策の展開

  ① 行政分野における広域的課題の解決に向け、隣接県との職員交流を拡大すること。

  ② 防災・危機管理面において、県内における企業やNPO等関係団体との連携による
   非常時の協力体制を整備するとともに、隣接4県(宮城県・福島県・秋田県・新潟県)に
   存する同様の体制等との相互協力体制を構築すること。


【提言の背景・理由】 
  1 山形県高規格幹線道路網図(PDF形式 806KB)
  2 隣接県との交流イベント等の状況 及び 災害時における県と県内民間団体等との応援協定等の締結状況(PDF形式 12KB)



提言2 やまがたの未来を担う青少年の国際交流活動の推進

【提言の要旨】
  少子化が進む社会にあっては、将来の県勢発展を担う人材の育成はますます重要性を増している。
 とりわけ社会のグローバル化が進展するなかにあって、青少年が国際交流を通して国際平和の重要性を学び、幅広い視野と国際感覚豊かな人間性を身につけることにより、郷土の文化や伝統を再認識し、地域社会の活性化や新たな地域文化の創造に寄与できるようにすることは、山形百年の計を考え、山形に新しい教育風土を醸成するうえで極めて重要なことである。
  このため、県と市町村、地域社会が連携し、青少年に様々な形で諸外国の文化に触れ外国人と交流する機会を与えるなど、青少年が主体的に国際交流を始めるための基礎づくりを重視した施策を展開すること。



【提言の具体的内容】

(1)幼少期からの日常的な国際性の育成

  ① 小学校への外国語指導助手(ALT)の配置を促進する施策を講じること。

  ② 英語特区の活用など、初等教育段階における英語によるコミュニケーション能力の
   養成に向けた施策を講じること。

(2)青少年の国際理解教育・国際交流の機会づくりの推進

  ① 各学校における海外への修学旅行等を活用した国際理解・国際交流への取組みが
   広がるよう、実施に当たっての課題の解決策を講じること。

  ② 外国の学校との姉妹校締結が一層促進され、定期的な情報交換、留学、ホームス
   テイなど相互交流の機会の拡大が図られるよう、各学校に対し普及啓発を行うととも
   に、海外からの留学生を積極的に受け入れるための仕組みづくりを行うこと。
  
  ③ 海外留学や帰国生徒の受入れなど国際化に積極的に対応する特色ある高校づくり
   を行うこと。

(3)国際理解の推進と在住外国人の生活環境の整備

  ① 市町村や民間団体と連携しながら、在住外国人と地域住民、とりわけ青少年同士の
   交流機会の拡大を図ること。

  ② 在住外国人が地域の生活文化を理解し、地域にとけ込むことができるよう、在住外国
   人のための情報提供、相談などの支援機能の充実に努めるとともに、在住外国人が母
   国の文化や自らの能力を活かして活動できる機会づくりを行うこと。

  ③ 南米等への海外移住の歴史や姉妹友好県省州の交流の経緯など、本県の国際交流
   に対する理解を深める施策を講じること。


【提言の背景・理由】 

  1 東北各県の青少年の国際交流に関する指標 及び 外国人登録者数の推移(PDF形式 20KB)
  2 外国人登録者数(国籍別・在留資格別) 及び 姉妹友好県省州締結の経緯(PDF形式 13KB)


 


 

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