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平成16年度議会政策提言


知事への政策提言(平成16年度)

提言1 南東北歴史文化街道の創出をはじめとする観光の
     振興

【提言の要旨】
  産業としての観光は、旅行業、交通産業、宿泊業、飲食産業、土産品産業など観光に関連する産業のほか、特に本県においては農林水産業との密接な関わりが認められるなど、幅広い分野に経済的効果や雇用効果などをもたらしており、本県の経済発展に大きな効果が期待される。
  こうした観光産業のより一層の拡大を図るためには、近年の観光旅行の実態に即して南東北を一つの旅行エリアと捉えるなど、県を越えた広域的な観光戦略を一層充実するとともに、近年における訪日外国人の増加傾向をも踏まえた積極的な観光誘客、さらには農林水産業のサービス事業化などを推進する必要がある。
  このため、本県の歴史的資源や文化資源、自然等を活用し、隣県との連携による広域的エリアの観光ルートを確立するとともに、国内はもとより海外からの観光誘客についても強力に推進すること。


【提言の具体的内容】

(1) 南東北歴史文化街道の創出と自然等を活用した新たな観光の確立

 ① 本県の歴史的・文化的資源に新たな視点からスポットをあて、名所旧跡をはじめとする観
  光施設や温泉などを巡る南東北エリアの観光ルートを構築するとともに、上杉景勝、直江兼
  続など本県ゆかりの歴史上の人物をテーマとしたテレビドラマ制作や藤沢作品の映画化な
  どの誘致に積極的に取り組み、新たな広域的観光ルートの確立を図ること。

 ② 出羽三山をはじめ県境に連なる雄大な山々や“母なる川”最上川など、本県の世界的な自
  然や遺産を守りながら、これらを資源として活用する新たな観光を創出し、その振興を図る
  こと。

(2) 海外からの観光誘客と本県の特色を活かした観光施策の推進

 ① 訪日外国人が多い環日本海圏内に海外事務所を設け、アジア諸国からの観光誘客を強
  力に推進すること。また、アジア諸国との経済・文化交流を促進する観点から、県内空港は
  もとより仙台空港や酒田港の活用も視野に入れた取り組みを進めること。

 ② 県内の観光地等の案内表示やパンフレットへの外国語併記を推進するとともに、外国語
  による案内人の養成を図るなど、外国人観光客の受け入れ体制を整備すること。また、観
  光ボランティアや観光NPOの活動の促進を図ること。

 ③ 本県の豊かな“食”文化を観光に活かすため、観光客への食事の提供や土産品を含め
  た県産品の流通・販売の充実を図るとともに、グリーンツーリズムについて積極的に推進
  すること。

 ④ 観光リピーターを増やすためのしくみづくりを進めること。


【提言の背景・理由】 (PDF)
  1 山形県への観光者数の推移(PDF形式 18KB)
  2 全国 国籍別 訪日外客数 及び 県内外国人旅行者受入実績(PDF形式 14KB)



提言2 若者定着推進のための総合的な施策の展開

【提言の要旨】
  少子高齢化が進む中、出生率の低下、若者の転出超過など本県の人口は若年層を中心に減少しており、今後さらに減少が続けば、地域コミュニティの存続が難しくなるなど本県の地域社会・経済は大きく衰退することが予想される。
  このような人口減少、地域の衰退傾向に歯止めをかけるためには、若者が住みやすい地域づくりを推進することが重要である。
  このため、若者の県内定着に向けた総合的な施策の基本方針・具体的事業・数値目標等を明示し、これに沿って計画的に施策を展開すること。


【提言の具体的内容】

(1) 施策検討に当たっての基礎調査
 若者の県内定着に向けた施策の検討に当たっては、次の調査等を行うこと。

  ○ 県外への人口流出などの実態や将来の人口構造の想定など、本県の人口動態に関
   する調査・分析
  ○ 若年層の、生活実態や県内定着に関する意識、行政に対する施策要望などの調査
  ○ 県内の若年層の就業形態別の状況調査

(2) 実施すべき具体的事業等

 若者の県内定着に向けた施策の実施に当たっては、施策の基本方針・具体的事業・数値目標等を明示するとともに、以下の具体的な事業等に取り組むこと。

 ① 就業の場の創出と人材育成
  ○ 若年層や女性層の就業の場としてコールセンターや事務処理センターの誘致を推進す
   ること。
  ○ 新規高卒者の就職後数年間における離職率が高いことを踏まえ、企業の現状や就業
   形態の変化等を十分に把握したうえで進路指導に当たるとともに、県内企業が真に必要
   とする人材の育成を図るための教育の充実や企業との連携のしくみづくりを進めること。

 ② 子どもを持つ若年層が住みやすい環境の整備
  ○ 次世代育成支援対策推進法に基づく県の行動計画は、「子育て」や「仕事と子育ての
   両立」などに関する施策を積極的に盛り込むとともに、本県の地域特性を踏まえた山形
   らしい行動計画とすること。
  ○ 延長保育をはじめ多様な保育ニーズに応じた保育所の設置を推進すること。
  ○ 夜間・休日における小児の医療相談機能の整備など、小児救急医療体制の整備を進
   めること。


【提言の背景・理由】 (PDF)
  1 山形県の人口ピラミッド(PDF形式 15KB)
  2 年齢別社会動態(PDF形式 12KB)
  3 新規学卒者のその後の離職率の状況(PDF形式 14KB)



 

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