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平成23年度 第3回寒河江警察署協議会


平成23年度 第3回寒河江警察署協議会の開催

日 時平成23年12月15日(木) 午後1時30分から午後3時30分
場 所寒河江警察署大会議室
出席者協議会委員    会長以下6名
警察署       署長以下8名
議 題
犯罪と交通事故を防止するために、寒河江警察署はどのように業務を進めるべきか 

 

 
委員からの意見等警察署の回答
○短期間に高齢者が亡くなる悲惨な交通事故が増えている。運転者がぼんやりしていることが多く、今回の交通事故も前方不注視が原因ということで、運転者は十分に気を付ける必要がある。
○祖母と話していて、老人クラブに行くと警察の方からお年寄りは歩くのが遅いから、車がまだ先だと思い道路を渡ると、車と衝突してしまうことを自覚しなければならないと教えられたという。一昨日の交通事故の被害者は、祖母と同じ老人クラブに加入していたが、会合に来たことがないという。老人クラブで指導を受けることは大事なことだと痛感した。
  また、車内に交通ステッカーを貼ることは凄く効果があると思う。貼っておけば運転者は、常に自覚できるから良い対策だと思う。
○老人クラブで“歩行者教育システム”を見た時、年寄りは渡れるつもりで歩き始めると、車と衝突していた。老人クラブで行うのも良いが、本当に危険なのは、老人クラブに参加しない人だと思う。
   オレオレ詐欺でも、集まりに参加する老人は被害に遭わないが、参加しない人が被害に遭うと聞くので、参加しない人に伝達できる方法があればよいと思う。
○私の業界の事故防止対策で、ハインリッヒの法則がよく言われる。1つの事故の裏に29の軽微な事故があり、その陰に300のヒヤリハットがあるという。やはり交通事故防止のために、ヒヤリハットを徹底的に無くすことだと思う。今回の交通事故現場の路線上に連続して重大事故が起きているということは、軽微な事故もたくさん発生していると思うので、十分に注意喚起すべきである。これ以上はない対策をとったモデルケースを作れば、事故も減らせると思う。以前よく見かけたカラー舗装の十字路のように、歩行者やドライバーに注意喚起する対策を取り、事故防止の啓発活動を徹底的にやるしかないと考える。
○今春に死亡事故が発生した時は、路線上に横断歩道が少なく、事故現場には横断歩道がなかった。道路管理者に対してもう一度横断歩道を作ってもらうことを提案していたが、出来たのか伺いたい。 
○車から見て右から左に横断した時の交通事故が多いことは、一般の人は知らないと思うので、歩行者にもドライバーにも何回でも啓発することは大事なことだと思う。地域によっては70歳になると自動的に老人クラブに加入するところもあるが、高齢者も加入しない人が増え、私の近所でも同様である。老人クラブだけに頼ることは出来ないが、お年寄りは思った以上に体が動かなくなっていることを”歩行者教育システム”で体験して、少しずつ身につけていくことが大切だと思う。
○交通事故が多発する場所には、どこかに原因がある。先の朝日町の事故現場の場合、周りの風景を見てしまいがちになる。今回の死亡事故現場にも何か必ず原因があると思う。朝日町のあさひ自然館に行く道路上には、前方の見通しが悪いカーブで対向車が来たことを知らせるセンサーが付いている。また、先の朝日町の事故現場には回転灯をつけた。全ての交差点にセンサーを付けることは出来ないだろうから、今回の元町の事故現場には、運転手の注意喚起のために回転灯をつける事もよいと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
○いずれにしても運転者が前方をしっかり見て運転することを教育していくことが大事だと思う。今春、西川町では、事故の多い場所、以前事故があった場所、事故が予想される場所について交通課長から実踏のうえ指導して貰い、2ヵ所程道路管理者から直ぐ改善して貰った。元町の事故現場でも、よく検討して改善して貰いたい。
                 
 
 
 
 
○ステッカーは大変いいことなので、関係機関や団体等と検討したい。
○今回の交通事故は車の進行方向に対して右から左で、渡り終える直前に車と衝突している。注意事項として、右から左に渡る歩行者に気を付けることを説明するステッカーを作成したり、また、標語にする方法もあると思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
○今春の死亡事故の元町地内の現場の方には横断歩道は出来あがった。しかし、今回の死亡事故現場は横断歩道がある場所なので、別の対策が必要だと考えている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
○発生してしまってからの対策ではあるが、事故現場付近の高齢者宅に対し、事故概要を内容とするチラシを作成して個別訪問し、意識付けを図った。また、近くの主要交差点3ヵ所での街頭立哨により、ドライバーに対する注意喚起を行った。道路環境の改善では、点としてではなく、線と考えて路線全体を考えていく予定である。
○今回配布したチラシの裏面には、「ドライバーの皆さんへ」と「歩行者の皆さんへ」の順で書いてあるが、通常は、反対に歩行者、ドライバーの順に書いている。歩行者が横断していたら、運転者は避けなければならないことが道交法の規定である。今回は付近住宅地に配布するためであるものの、ドライバーの方に気を付けて貰うため先に書いた。ドライバーの中には、歩行者の方が気を付けなければならないという誤った意識があって、ぼんやり運転を誘引することになっているのでないかと思う。
  また、“歩行者教育システム”は、県に申請すれば、直ぐ貸し出してくれる。
  現場の関係では、事故の路線は、街路樹で少し見えにくく、見通しが悪いという問題がある。歩行者も運転手もお互いが見落とし、認識しにくく事故が起きているのでないかと思う。
○今話しがあったように、元町の路線をモデル路線にしていかなければならないと考えている。この路線では、一昨年から死亡事故が3件、今年になって右から左横断の死亡事故が2件発生している。道路管理者や行政と一体となって、モデル路線に指定し、整備していきたい。例えば、外側線をしっかり引く、交差点のカラー舗装にしたい。また、この路線は、1.5km位しかないが、交差点が多く、しかも幹線道路であり、交通の円滑と安全をいかに調和させるかも大事になる。今後、ハード面のモデル路線として、またソフト面でも、個別訪問等を春、夏、秋にしっかり実施したりして、対策をとっていきたと考えている。
○管内の自主防犯ボランティア団体はどれ位あるのか。他県では、ボランティア団体が防犯パトロールをしていたが、この寒河江、西村山地区ではどの位あって、警察との連携はどうなのかと気になっている。
○警察が後ろに控えているのが効果的だが、自分の町は自分たちで守るという意識改革が大切だと考えるので、ボランティア団体が警察と一緒にパトロール活動すれば、一番効果があると思う。
 
○ボランティア団体の代表といえば、各市町に防犯協会があり、当署管内では、1市4町の防犯協会が合わさって寒河江西村山地区防犯協会連合会を作っていて、その事務局が当署の生活安全課になっている。
○防犯協会にも多くの組織があり、活動が活発な所、町が音頭をとる所等様々で、活発な所は防犯協会と自治会が協働したりしている。寒河江市の駅前地区だと更に学校や地区長会も参加して「子ども見守り隊」を作って、朝・晩の登下校時間帯に見守り活動をしている。また、今年は寒河江市防犯協会の役員から11台の私有車を出してもらい、また、昨年12月には、南部支部で5台の青色パトカーからパトロールして貰っている。他にはお祭りや花火大会の日に、自転車の施錠確認をする防犯診断を行っている。
  県内では、青パトが約300台ある米沢市の場合だと、「安全安心な地域づくり西部の会」が中心になっている。同会の代表の山田さんを昨年当署で開催した「防犯リーダー研修会」の講師として招致したのをきっかけとして、当署では、昨年12月に南部支部で5台、今年寒河江支部で11台、安管連で27台の青パトを増やすことになったものである。
○防犯ボランティア団体というと、防犯協会があるし、町内会では防犯担当というものもある。防犯協会の支部では、春・秋2回位車の施錠確認を主に行っている。もう一つは「子供の見守り隊」があって、父兄達が子供の通学路に立って、見守る活動をしているものが、代表的な団体である。他に少年非行を防止する活動をしている少年補導員というのもあるが、これらの団体をまとめて統括する部署はなく、横の連携は特になく、個別に活動している。横の連携を図るために、今年秋に、この3団体が一堂に集り連絡会議を行ったが、まだまだ不十分なので、再度横の連携を図っていこうと考えている。 
○私は、交通安全協会西根支部に入っているが、今回ひき逃げ事件が地区内で発生し、残念に思っている。事故の被害者の方は、認知症で夜出歩く人だったという話で、私の祖母も認知症になり、いつの間にか居なくなって近所の人から見つけて貰ったりしたが、隣近所の助けと連携が大切だと思う。今回の被害者にあっても近所でよく見守っていれば、もしかして助かったかもしれないし、事故が防げたかもしれない。
○今回のひき逃げ事件では、被害者が認知症で一人で出歩く事に注目され、運転手は前方を注意して運転しなければならない事への注目が薄いと思う。やはり運転手の前方不注視が前面に出てこなければならないと思うので、各委員にあっても、今後会合等で運転手の前方注視義務を強く話して欲しいと思う。
 
 
 
 
 
 
 
○近所で相互扶助の気持ちを持って、よく観察すべきだと思う。昨日聞いた話では、近所の酒屋に午前1時頃酒を買いに来た老人が居たと民生委員に話したら、民生委員でも家庭内にまで入り込めないという。酒屋は「今、夜中で酒は売れない時間だよ。」と諭したが、近所にそういう年寄りが居ることを覚えておくことが大事だと思う。
○民生委員と連絡取ることも大切だし、また市役所にある包括支援センターでは、介護予防活動をしていて、そういう情報が集まるので、連携すれば対策も考えられたりすると思う。
○以前だったら、回りにそういう認知症の人は一人いるかという時代だったが、今はあちこちに増えているので、今の時代、運転手は尚一層注意して運転しなければならないと思う。
○万引きに高齢者が多いことを初めて知ったが、一般の人はそういう事は知らないし、高齢者が万引きするとは思っていない。交通事故をいかに防ぐかという視点だけでなく、包括支援センターに警察が情報を提供していけばよいと思う。いずれ高齢者の万引き防止につながるかもしれない。
○各委員も各地区の会合等で、高齢者の万引きが多いという実態をPRするにはどうしたらよいのか考えて、民生委員と相談したり、配布資料を活用する等お願いしたい。場合によっては、警察署の担当課長から話して貰っても良いと思う。
○高齢者の認知症の問題は警察としてコメントを差し控えたいが、高齢者が増えれば認知症の方も増え、そういう方が深夜に徘徊することはよくあることで、警察の取扱いも増えている。福祉の部分で対応しきれないところがあり、それが結果的に不幸な結果になることもある。一方で、ドライバーの安全運転義務は厳然としてある訳で、やはり、ドライバーも深夜に歩いている高齢者の方がいることも想定して運転しなければならないことだと思う。
○交通の面から見ると、ドライバー対策が一つと、この地域の高齢化率を考えると、間違いなく認知症対策が絶対必要で、地域全体で真剣に考えていかないと、またひき逃げ事故の被害者が生まれる。よく警察に祖父母を捜してくれという連絡がある。警察で見つけるのは氷山の一角に過ぎず、地域の人がみつけることが多いと思う。ではこの解決策はどうすればよいのか、春から考えているが、なかなか見つからない。
  また、高齢者の万引き問題もある。本人が盗んだことが判らない場合もあり、対応が非常に難しい。家族は認知症の老人が居ることを隠したがるだろうし、地道にやっていくしかないと思う。
○ご家族も日中は見ていられるが、夜中一人で出歩くのまでは見きれないのだと思う。 
 
 
 
 
 
○把握した後にどうするかという問題もある。
 
 
 
 
 
 
 
 
○確かに犯罪防止につながるかもしれない。 民生委員や包括支援センターだと、認知症にどのように対応したらよいのか、どうやって防止したらよいのか、情報があるかもしれないので、専門機関と連携を取るために、警察が情報提供することはよいことだと考える。
○大阪で自転車の死亡事故が増加し、自転車に関する法律が変わったと思うが、寒河江市内では自転車をどのように乗ったらよいのか、歩道、専用道路又は子供を乗せた場合はどうか。
○西川町のR-112は車の通行量が多く、自転車だと厳しいところもあるし、町民からどこを乗ってよいのか分からない声もあった。それで町では、今度自転車が歩道を乗ってよい場所を示すために、西川交番と協力して色分けしたマップを作って、広報する予定である。
○基本的には車と同じ扱いなので、車道が原則である。例外として、現場の交通の流れや工事中の箇所、駐車車両がある場合等は、歩道を走行してもよいことになっている。しかし、歩道はあくまで歩行者を守る場所なので、歩行者の迷惑にならないように並進等はしてはいけないことになっている。
   法律の施行時期がいつになるか分からないが、道交法に基づく県の規則があり、その中に自転車の通行方法の規定があって、これまでも並進、傘差し等は禁止されているが、今後罰則を付けて携帯電話や携帯型音楽プレーヤー等の使用を禁止するものである。
(※山形県道路交通規則の改正については、平成23年12月27日公布、平成24年3月1日より施行が決定。)
○以前は自転車は車道を走っていたが、死亡事故が年間1万人位になって、自転車の死者もかなりいた。それで、歩道通行可に変更したが、都市部では最近、自転車と歩行者の事故が増え、死亡事故も多発している。現在警察庁には、自転車を再度車道に戻そうという流れがある。しかし、路線をどうするのか、全国一律に出来ないことから、今後本県においても道路環境に応じた、具体的な取組について考える必要がある。
○寒河江署には、○○協議会、○○委員会等という組織がどれ位あるのか、うかがいたい。そのような団体が集まって何かに取り組んでいけたらよいと思う。
○先程ボランティァ団体の話しもあったので、次回まで、各団体の一覧表を提出して頂きたい。 
 
 
 
○承りました。
○県道26号線寒河江西川線の速度だが、現在の40㎞/hを以前の50㎞/hに戻して欲しい。理由は、50㎞/hの時交通量が増えて死亡事故が多発したので、40㎞/hにした。その後、歩道や事故多発する交差点に信号機を整備し、徐々に事故が無くなってきた。また、吉川小学校が来春合併移転し、児童の道路横断もなくなるので、是非改善してほしい。
○速度規制については、H24年の「交通問題研究会」で議論し、考えていきたい。
 

 

○皆様に名刺100枚を配っているが、是非活用していただきたい。私は着任以来、500枚位使用したが、まだ500人としか会っていないことになる。無くなれば、追加するのでよろしくお願いしたい。
○次回の第4回協議会を、3月上旬頃に予定させて頂きたい。議題としては、H24年の寒河江署の方針を示して、ご意見を頂きたいと考えている。方向としては、“犯罪の抑止と検挙”、“交通事故の防止”の二大目標をどう進めるかになる。前回、今回と同様に、予めテーマと資料を示して開催したい。 
その他
      ※協議会に先立ち、12月13日に発生した寒河江市元町の交通死亡事故現場を実踏した。
      1 会長挨拶
             最初に報告として、12月1日警察署協議会代表者会議に出席し、私は、「警察署協議
            会の充実」について指定された。内容として
            一つ、当協議会の充実について~予めテーマと資料を事前に示して貰って協議に
                                  臨んだこと
            二つ、歴代協議会委員との懇親会の開催~貴重な指導を受けることができた
            三つ、シンボルマーク入りの名刺の活用について~各委員の意識の高揚と各地区
                において協議会の広報を高めることにつながっている
          と発表してきた。そして、各地区の会長の発表内容を含め私が特に注目したのは、一
          つ目は、米沢署の青色パトカー(270台、750人位)の充実ぶりと、二つ目は地域住民
          特に民生児童委員とタイアップし、地域の活動に携わっている人が多いと感じたこと、
          三つ目は寒河江警察署協議会から作成してもらった名刺の交換を求められたことだ
           った。
              本日は前回確認した協議事項を更に掘り下げていきたいので、活発な協議をお願い
           したい。
      2 署長挨拶 
           まずは、一昨日12月13日に発生した死亡事故現場を早速見ていただいた理由につ 
            いて説明したい。あの事故現場の近くで今年2月に死亡事故が発生していた。着任前
                    に1件の死亡事故が発生済なのは判っていた。管内を回るたびに石山鉄工所から陵
             南中までの道路が事故防止のでポイントだと考えていた。しかし、結果が伴わなかっ
                      たと思う。対策をとっていても結果として死亡事故が発生してしまったことは、警察の
                    責任かと忸怩たる思いである。本当は、道路管理者 と良く協議して、外側線をしっか
          り引く、必要のない街路樹を伐採するとか、思い切った対策を春の段階でとるべきだ
          ったのに、これまでとれなかったので遅きに失したという感がある。今後道路管理者
          と対策はとるが、警察活動はやっていても、結果が伴わないと、全く意味がないという
          ことを自覚する必要があるし、委員の皆様からも意見を頂戴したい。結果が起きてし
          まってからでは警察として後追いの仕事でしかなくなるわけで、それは誰でもでき、や
           はり結果を予測して対策をとることが大切だと思う。そこで、事故防止策のために現
            場を見て貰ったということで、今日は皆様からお叱りの意見を頂きながら、活発なご意
            見をお願いしたい。
      3 寒河江警察署管内における犯罪と交通事故の発生状況について
            生活安全課長及び交通課長が、先に配布した統計資料に基づき、犯罪と交通事故の
                   発生状況について説明した。また、交通課長が一昨日(12月13日)寒河江市元町で発
           生した高齢歩行者被害に係る交通死亡事故の概況について説明した。
      4 協議(上記の「委員からの意見等&警察署の回答」を参照) 
      5 確認事項
             次回第4回目の協議会を3月上旬、「平成24年の寒河江警察署の方針」等の協議事
                      項で行う予定である。
      6 会長コメント
            本日第3回協議会は、署長はじめ各課長から丁寧な説明、指導を頂き、大変勉強に
                      なった。各委員からは、それぞれ活発な意見、提言を頂き、有意義な協議会になっ
          た。今後、管内住民が益々安全で安心に、そして明るい生活が出来るような活動、活
             躍を期待し、私達委員も一生懸命協力していきたいと思う。

 



 

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