山形県のナラ枯れ被害と防除
近年、ミズナラ等が集団的に枯損する「ナラ枯れ」の被害が本州の日本海側を中心に拡大しています。
山形県でも、ナラ枯れ被害が急拡大しており、2009年には、森林のない三川町を除く県内すべての市町村で発生するなど、深刻化しています。
県では、県内全域に拡大した被害に対応するため、市町村や国有林を管理する森林管理署と力を合わせ、予防措置や原因となる虫の駆除を行なうほか、被害を軽減するため、被害木を含むナラ材の利用を推進しています。
(1)山形県のナラ枯れ被害と防除
| 表紙~目次 | PDFファイル(282KB) |
| 1.はじめに | PDFファイル(1,097KB) |
| 2.山形県の森林資源 | |
| 【ドングリ資料室】ナラとは? | |
| 3.ナラ枯れ被害について | PDFファイル(1,557KB) |
| (1)ナラ枯れ被害とは | |
| (2)ナラ枯れ被害を受ける樹種 | |
| (3)ナラ枯れのメカニズム | |
| (4)ナラ枯れ被害の特徴 | |
| 【ドングリ資料室】ナラ枯れは病気なの? | |
| (5)カシノナガキクイムシの生態 | |
| (6)カシノナガキクイムシと共生するナラ菌について | |
| (7)被害を受ける森林の特徴について | PDFファイル(1,232KB) |
| (8)ナラ枯れ被害の影響 | |
| 【ドングリ資料室】猛毒きのこ「カエンタケ」に注意!! | |
| (9)全国のナラ枯れ被害について | |
| (10)山形県の被害の状況 | |
| (11)ナラ枯れ被害の予測 | |
| 4.ナラ枯れの防除について | PDFファイル(1,470KB) |
| (1)ナラ枯れ被害の感染環と防除 | |
| (2)防除の考え方 | |
| 【ドングリ資料室】防除とは? | |
| (3)被害の予防ついて | |
| ① 殺菌剤の樹幹注入による方法(ナラ菌の繁殖抑止) | |
| (4)被害木の駆除ついて | |
| ① 立木へのくん蒸薬剤注入(カシナガとナラ菌の殺虫殺菌) | |
| ② 伐倒くん蒸処理(カシナガの殺虫) | |
| ③ 破砕・焼却(カシナガの殺虫) | |
| (5)ナラ枯れ被害の啓発 | |
| (6)合成集合フェロモンを用いた防除手法について | PDFファイル(1,338KB) |
| ① おとり木トラップ法 | |
| ② おとり丸太法 | |
| ③ 誘引伐倒木法 | |
| ④ 合成集合フェロモンを用いた防除手法の活用場面について | |
| (6)カシナガ羽化初発日の予測と防除時期への活用(啓発活動) | |
| (7)防除のスケジュールについて | |
| 5.山形県におけるナラ枯れ被害対策 | PDFファイル(948KB) |
| (1)山形県ナラ枯れ被害対策推進計画について | |
| ① ナラ枯れ被害対策の方針等 | |
| 【ドングリ資料室】広葉樹林の若返り対策について | |
| ② 特定ナラ林について | |
| ③ その他ナラ枯れ被害対策に関する事項 | |
| (2)ナラ枯れ防除システム(防除体制)について | |
| ① 山形県ナラ枯れ被害拡大防止対策検討会 | |
| ② 各地区における対策協議会 | |
| 【ドングリ資料室】保安林内での被害木伐採について? | |
| <巻末資料> | PDFファイル(1,297KB) |
| ナラ枯れ被害材の利用に関するガイドライン | |
| 山形県森林病害虫等防除事業標準仕様書 | |
| 山形県ナラ枯れ被害対策事業特記仕様書(予防薬剤注入) | |
| 山形県ナラ枯れ被害対策事業特記仕様書(薬剤注入) | |
| 山形県ナラ枯れ被害対策事業特記仕様書(伐倒処理) |
(4)山形県民有林おける平成23年のナラ枯れ被害について(pdfファイル82KB)
(5)ナラ枯れ枯損木にご注意ください(pdfファイル390KB)
山形県では、幹に殺虫剤を注入して中の虫を駆除する方法を開発し、1991年のナラ枯れ発生初期の段階から、防除を実施してきました。これにより、被害の拡大を遅らせる等の効果はありましたが、木1本ごとに作業するため、急傾斜地や道路から遠い奥地では作業が困難で、完全に抑え込む事はできませんでした。
【特定ナラ林での防除】
そこで、県では2010年(平成22年)4月に「山形県ナラ枯れ被害対策推進計画」を策定し、景勝地や森林公園などのナラ林を「特定ナラ林」として指定し、重点的に防除を行なっています。
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| 予防対策を実施するナラ林 | 健全なナラの幹の根元にナラ菌を殺菌する薬剤を注入し、ナラ枯れを予防 |
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| 駆除対策を行なう枯損木 | 被害木を伐倒した後、ビニールで覆い 殺虫剤を散布してカシノナガキクイムシを駆除 | 被害木の幹に殺虫剤を注入して カシノナガキクイムシを駆除 (山形県森林研究研修センター研究成果1999) |
【特定ナラ林以外での対策】
特定ナラ林以外では、倒木や枝折れなどによる二次被害対策及び広葉樹林の若返り対策を中心に取り組んでいます。
二次被害対策としては、やまがた緑環境税や市町村総合交付金を活用し、人家裏などの危険な枯れ木について、伐採処理を行ないます。
若返り対策としては、被害のあまり進んでいないナラ林を伐採し、チップやペレットに利用しながら害虫を駆除する伐採事業に対して、伐倒・運搬経費の一部を助成(1㎥当たり1,000円)しており、切株から出る若芽により森の再生を図っています。

県では、ナラ枯れ被害が急激に拡大していることから、被害を受けたナラの木を活用し、併せて被害の軽減を図るため、2009年4月に「ナラ枯れ被害材の利用に関するガイドライン」を定めました。
詳しくは、下記のリンクファイルをご覧ください。
担当窓口
山形県農林水産部森林課 ℡023(630)2529
村山総合支庁 産業経済部 森林整備課 ℡023(621)8285
最上総合支庁 産業経済部 森林整備課 ℡0233(29)1349
置賜総合支庁 産業経済部 森林整備課 ℡0238(26)6063
庄内総合支庁 産業経済部 森林整備課 ℡0235(66)5534




