家畜改良部

 
  家畜改良部では、先端技術を活用した優良家畜の開発をテーマに、DNA育種実用化推進、美味しい牛肉を
 生産するための技術開発、体外受精卵の受胎率向上に関する研究を行うともに、肉用牛産肉能力検定、和
 牛育種価評価、体外受精卵の供給等の事業を行っています。

 ◇主な研究課題・事業◇

 
  課題名 遺伝子発現調節による和牛肉の不飽和度向上技術の開発   

     和牛肉の美味しさの重要な要因である筋肉内脂肪の不飽和度を高めるため、その遺伝子発現量に
    着目し、不飽和度向上のためのメカニズムの解明、飼料の開発、実用的な給与技術を確立します。
     また、遺伝子発現を調節する血中因子を見出して、不飽和度の低い個体を診断する技術を確立すると
    ともに、飼養管理の改善による不飽和度を向上させる技術を開発します。

   課題名 山形牛の「甘み」成分の客観的評価及び遺伝的向上技術の開発

     和牛肉の甘み成分の前駆物質と考えられるグリコーゲン含量の遺伝的・環境的要因の解明と、
    甘みの重要な要因である和牛香気の定量法を開発します。

  
   課題名 黒毛和種集団における経済形質・疾病等に関わる
       遺伝子の遺伝子頻度の分布と遺伝的多様性・構造化
       の解明           
 
    黒毛和種集団における遺伝子頻度とその分布を調べ、集団の
   遺伝的多様性を評価するとともに、種々のマーカーを用いて形質
   との関連性を調査し、黒毛和種の地域集団における多様性及び
   集団構造を明らかにします。
    また、安秀165(県産種雄牛)における脂肪交雑等の経済形質
   と関連する染色体の場所を探索しています。   

    (右写真:安秀165)
 

   安秀165


  課題名 超急速ガラス化保存胚の実用化に向けた
      ダイレクト移植技術の確立

    生存性の高い受精卵の凍結保存法として、超急速ガラス
   化法による胚凍結技術を確立するとともに、ダイレクト移植
   技術の実用化を図ります。
     
    (右写真:体外受精卵の顕微鏡写真)
 
  体外受精卵


 

◇研究スタッフ◇

 職  名 氏  名
 研究主幹(兼)家畜改良部長 山川 裕右
 開発研究専門員 遠藤 秀雄
 開発研究専門員 高橋 文昭
 主任専門研究員 庄司 則章
 研究員 小松 智彦

 

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  • 2006年5月更新