草地環境部

 草地環境部では、飼料自給率の向上による畜産経営の安定化を目指して、飼料生産利用技術及び
環境負荷低減技術の開発をテーマに試験研究に取り組んでおります。
 今年度は、米の飼料的利用技術の開発、牧草、トウモロコシなどの飼料作物生産技術、放牧実証、
良質堆肥生産に関する試験など実施しております。

 ◇主な研究課題・事業◇

 課題名 膨軟化籾米の加工、調製および給与技術の開発
     

    品質が高く保存性に優れた飼料用米ソフトグレインサイレージ
   (SGS)調製を、既存施設(籾殻膨軟化処理装置「プレスパンダー」)
   を利用して、実用規模で試験を行います。

   (右写真:試作した水分調整のための簡易加水器)

  簡易加水器
 
  課題名 放牧場への暖地型牧草の導入
      (温暖化に対応した牧草の探索試験)
    
    は種適期が初夏にある暖地型牧草のサマーオーバーシー
   ディング技術の確立に向けた試験を行います。また、現在主
   力の寒地型牧草の夏枯れ対策として、シバ型草種の導入を
   図るための適地基準の確立を目指します。 
    さらに現在の寒地型牧草に加え、暑熱時期に有効である暖地型牧
   草とシバ型草種を組み入れる利用方法についても検討します

   (右写真:暖地型牧草「ギニアグラス」の2番草の状況)

  暖地型牧草 

 課題名 飼料作物優良品種選定調査

    市販されている牧草(オーチャードグラス、イタリアンライグ
    ラス)及び、飼料用トウモロコシについて既存品種と比較試験    
   を行い、本県の栽培環境下に適する品種の選定を行います。    

   (右写真:飼料用トウモロコシ調査ほ場)

  とうもろこし圃場

 課題名 発生アンモニア回収による堆肥舎の腐食軽減技術の開発
                                 
   堆肥舎内で発生するアンモニアを、堆肥に吸着・回収することに
  より、堆肥舎の鉄骨材の腐食軽減と製品堆肥の成分バランスの
  改善を図る試験を行います。
  
     (右写真:家畜糞尿処理施設「発酵乾燥ハウス」)

   発酵乾燥ハウス


 

◇研究スタッフ◇

 職  名 氏  名
 研究主幹(兼)草地環境科長 狩野 宏幸
 主任専門研究員 石山 徹 
 主任専門研究員 伊藤 修平

  

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  • 2008年6月更新