果樹部

 

  気象変動に対応したおうとうの高品質安定生産技術や省力的に作る技術の開発、地球温暖化を考慮
 した新しい果樹の探索、山形県で開発したりんごや西洋なしのオリジナル品種の早期成園化と安定生産
 技術の開発、東南アジアへの輸出や西日本への輸送に適したパッケージの開発に取り組みます。
  また、他県や独立行政法人で開発した新しい品種や系統が山形県に適しているか調査を実施します。

 ◇主な研究課題・事業◇

 
 課題名 りんご早生有望品種「ファーストレディ」の
                 早期成園化と安定生産技術の確立

   
   県オリジナル新品種「ファーストレディ」を早期に産地化
  するため、場内および現地での高接ぎ樹やわい性台木を
  利用した早期成園化技術と着果管理、着色管理収穫時期
  の判定方法などの生産技術を開発します。
    
     
    (右写真:山形県オリジナル品種「ファーストレディ」)
 
   ファーストレディ
 
  課題名 細霧発生装置利用による
                  おうとうの安定生産技術の開発
  

   地球温暖化によりおうとうの発芽が早まり霜害の危険が
  高くなっているため、おうとうの施設(雨よけ)栽培での細霧
  発生装置を利用した防霜技術を開発します。また、近年果実
  の恒温障害が発生していることから高温対策技術を開発します。

 
  (右写真:細霧発生状況)

  細霧発生状況

 課題名 気象変動に負けないおうとうの
             高品質安定生産技術の開発
  

   近年の気象変動によりおうとう「佐藤錦」において結実不
  安定、品質低下等の問題が発生しています。特に平成22年
  の着色期以降の高温による品質低下が大きかったことから、
  気象変動に対応できる新たな技術や栽培指標を開発します。
      
    (右写真:気象変動に係わらず安定している園地の状況)

  結実が安定している園地

   課題名 おいしいさくらんぼをどこにでも送れる
                損傷ゼロパッケージ技術の開発 
       

 
  東南アジアへの輸出や西日本への販路の拡大を図るため、鮮
 度低下の要因と対応策を検討し、輸出や新たな流通チャンネル
 の開拓につながる荷痛み防止と鮮度保持効果の高いパッケージ
 を開発します。  
    
   
    (右写真:おうとうの試験輸出状況)
 
 

  おうとう試験輸出状況

 課題名 園芸作物の奨励品種決定調査
                

  本県及び独立行政法人等が育成した新系統・品種について
  県内試験場及び現地で地域適応性を調査します。
   また、果樹新品種の生態・生育等を調査し、生産者及び関係
  指導機関等に情報提供します。

    (右写真:ぶどう品種比較の栽培状況)

     ぶどうの品種比較試験


 

◇研究スタッフ◇

 職  名 氏  名
 研究主幹(兼)果樹部長 須藤 佐藏
 開発研究専門員 米野 智弥
 主任専門研究員 佐藤 光明
 研究員 今部 恵理
 研究員 原田 芳郎
 研究員 仲條 誉志幸
 研究員 奥山 聡

 

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  • 2008年6月更新