石名坂かぶ(いしなざかかぶ)
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最上かぶと同形態のかぶで、吉田かぶよりも上部の色が濃く長い。この地域で栽培されてきたことからこう呼ばれるが、細長くなるものと下膨れするものとがある。黒坂さんの家では食感がよいことから、下膨れのものを代々自家採種してきた。甘酢漬けの他、鮭のざっぱ汁の具としても食べる。 「昔はおっきいこがさ味噌と麹で漬けだもんだ。ばんちゃんがら種取りのしかだ聞いてずっとその通りしてきた。この種なぐさねように大事にしておげよって遺言みたいにして言われでよ。」それをもう50年以上も守り続けてきたトキ子さん。 「種は大事だ。種は毎年とらねばだめだ。」と教えてくれた。
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