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最上かぶ(もがみかぶ)

最上かぶ


【主な栽培地】
新庄市近辺
【播種時期】
8月下旬~9月上旬
【収穫時期】
11月上旬
【来歴】
新庄市近辺で昔から栽培されている。
【名前の由来・特性】
種子は種苗店でも扱われているが、かぶの形状が長くなるものと丸くなるものが現れる。上部が赤紫色になり内部は白く肉質は柔らかい。
【利用方法】
甘酢漬け
【流通状況】
まゆの郷、もがみ物産館、管内スーパー 

 


生産者の一人
八鍬敏子さん

最上地方では種を自家採取して栽培しているかぶのことを「地かぶ」と呼んでいる。

かぶは茎から下の土から出ている部分は「胚軸(はいじく)」と言い、出ない部分は「根」と言う。最上かぶの胚軸は赤紫色で、根は白く、内部も白い。形は細長くなるもの(写真)と下部が丸くなるものとがある。冬の長い最上地方では、かぶは豆と同じく冬場の保存食として欠かせない食材だ。

酢や砂糖が貴重だった頃は、塩や味噌だけで漬けたものを春先まで食べた。酸っぱくなったものは煮たり、お汁の具にしても食べた。今は酢や砂糖を使った甘酢漬けで食べるのが一般的になった。

「収穫時に形のいいかぶを選び、それをやとう(伏せる)。春になり黄色い花が咲き実をつける。その実から種をとり、秋にまた畑に蒔く。他の作物にはないその一連の作業がおもしろくて作り続けていた。」地かぶを作る人はみなそう言う。

八鍬敏子
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