とっくりかぶ

とっくりかぶ


【主な栽培地】
真室川町川ノ内
【播種時期】
9月上旬
【収穫時期】
11月下旬
【来歴】
いつから栽培していたかは不明だが、少なくとも昭和20年以前から栽培している。
【名前の由来・特性】
可食部が15㎝程度と短くずんぐりと太いうえに下膨れで「とっくり」に似ていることから。肉質が柔らかく筋っぽさがない。葉が長い。食感は大根に似てサクサクと柔らかい。
【利用方法】
漬物など
【流通状況】
自家消費

 


生産者の一人
中川信夫 さん

最上かぶと同じ色合いだが、形はずんぐりとして下膨れしており、その形がちょうど「とっくり」に似ていることから呼ばれる。中川家のみで代々自家採種されてきた。肉質は柔らかく、水分が多く、甘酢漬け、麹漬け、よう(鮭)汁にして食べる。

「うちのおやじはこのかぶを入れて作ったよう汁が好きでよ、なぐさねんだ。母親が漬けた甘酒と味噌のかぶ漬けはまんずうめ。昔はこげだおっきいこがさいっぺ漬けで春なるまで食ってかった」と両手を広げた。

中川家に代々伝わるこのかぶは、信夫さんの息子夫婦にも伝わっている。

「息子らがらも、このかぶの種なぐさねでけろって言わってるんだ。」中川家の家族と「とっくりかぶ」は切り離せない大事なものだ。

中川信夫
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