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漆野いんげん(うるしのいんげん)

漆野いんげん


【主な栽培地】
金山町漆野 他
【播種時期】
5月下旬~6月中旬
【収穫時期】
8月中旬
【来歴】
昭和14年に村山地方から来た炭の検査官が種を荒木家に寄贈した。しかし村山地方のものであるかは不明。それ以来荒木家に伝わる。
【名前の由来・特性】
手無しいんげんで、白っぽくなったさやごと収穫乾燥する。そのさやごと戻して煮て食べられる。未熟のものも柔らかい。
【利用方法】
乾燥・・・煮豆 未熟・・・おひたし
【流通状況】
もがみ物産館、福島県郷土料理店、アル・ケッチァーノ 

 


生産者の一人
荒木タツ子 さん

昭和14年に炭の検査員から寄贈された種子を元に、以来、荒木家のみで、代々栽培されてきた。

つる無しで、若さやで食べても柔らかくておいしいが、さやごと乾燥させたものを戻して食べることができるのが特徴。煮ると、さやが透きとおり、中の豆が見えて見た目も美しい。

「いろんな豆を同じように煮てみたけんどもよ、こうしてさやごと食べられるのはこれだけなんだよ。捨てるとこもないし、おいしい。珍しくて貴重な伝承野菜だ。栽培仲間ももっと増やしたい。この種を守り続けることで家族の絆も強くなっているよ。」

写真は平成21年度にいんげんの甘煮の加工品が県食品コンクールで最優秀賞を受賞した時に知事と撮影したもの。

荒木さんの提供で町内各地に広がった種は、今大きく育っている。

荒木タツ子
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