雪割菜(ゆきわりな)
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かつては町内全域で栽培されていたが、現在は数戸のみとなった。雪解けとともに伸びだす花芽を食べることからこう呼ばれる。脇芽が次々と立ち、何度も収穫でき、野菜の少ない春先に重宝される野菜。苦味はほとんどなく甘い。おひたしや炒め物、胡麻和えなどで食べる。 「ふくだちって言ってるものより、5月頃までずっと長く食べられる。味も苦味もなくておいしいよ」 弥太郎さんの妻の富美子さんは、真室川町の郷土料理を今に伝える「真室川町食べ事会」のメンバーで料理名人でもある。季節毎に旬の食材を無駄なくおいしくいただく知恵は、人里離れた山間の地で生きていくための知恵でもある。 自然は時に脅威でもあるが、生きていくための恵みでもあることを実感する。
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