「県政現場リポート」
「県政現場リポート」では、広報担当以外の県職員が、ゆめこちゃんとみらいくんの視点で、自分の担当ではない県のいろいろな仕事の現場を取材し、リポートしていきます。
第16回 「園芸産地づくりinもがみ」
最上総合支庁産地研究室では、この地域特有の気候や資源を活用した野菜、山菜、果樹の栽培技術の開発、最上地域の農家への栽培指導などを行っています。研究内容を一般公開する場があるということで、「産地研究室参観デー」の様子を取材してきました。
参観デーでは、夏秋いちご、たらのめ、アスパラガス、山ぶどう等についての研究概要の紹介のほかに、産地研究室で試作した山ぶどうのジュースやいちごのシェイクの試飲などが行われました。
この中でも、いちごは暑さに弱い作物で、国内では夏秋期の栽培は難しいとされてきました。しかし、産地研究室では、気化冷却現象を活用した新しい栽培方法を開発し、「夏秋いちご」として7~9月に収穫のピークを迎えることに成功しました。この栽培方法は、最上地域の夏でも涼しい気候に特に適しているそうです。品質は輸入品に比べ格段に高いこと、国内産で安心して食べられることなどからケーキ屋さんからも期待されているそうです。現在、最上地域では7戸の農家が夏秋いちごの栽培に取り組んでいて、今後この栽培方法を広めて産地化を目指していきたいという話でした。
地域の園芸を発展させていくために、日々研究を重ねているのですね。
※気化冷却現象・・・気温が上がって水が蒸発するときにまわりの熱を奪う現象


夏秋いちごを栽培する装置です。特徴は栽培する土の温度を下げるということ。東北農業研究センターとの共同開発で、現在、特許出願中だそうです。


山菜のたらのめの栽培の様子です。農家の方が作業しやすく、生産しやすい方法を研究しています。その他にふきのとうやアスパラガスなどの栽培技術の研究も行っています。


園芸相談コーナーの様子です。相談に訪れた方に研究員が対応し、栽培方法等についてのアドバイスをしています。
この記事に対するお問い合わせ
- 担当課:秘書広報課広報室
- 担当:広報担当
- TEL/FAX:023-630-2088
- E-Mail:表示するにはJavaScriptを有効にしてください
