「県政現場リポート」
「県政現場リポート」では、広報担当以外の県職員が、ゆめこちゃんとみらいくんの視点で、自分の担当ではない県のいろいろな仕事の現場を取材し、リポートしていきます。
第23回 「最上スノーバスターズ」
最上地域は全国有数の豪雪地帯。全市町村が特別豪雪地帯(※)に指定されており、冬には、毎日の除雪作業が、地域の人たち、特にお年寄りにとって大きな負担となります。また、通学路が狭くなるため、子どもたちが登下校中に自動車と接触する危険性も高くなります。今回はそんな豪雪地帯での、雪対策の取組みを取材してきました。
最上総合支庁では、毎年、ボランティアを募集して、新庄市内のお年寄りの住宅周りや小中学校の通学路、雪で見通しの悪くなった歩道などの除雪・排雪作業を実施しています。その名も「最上スノーバスターズ」。この事業を通して雪に強いまちづくりを進めるとともに、最上地域全体への除雪ボランティア意識の普及を目指しています。
今年で5回目となるこの取組みですが、今回は高校生15名を含む59名の参加がありました。参加者は、最上総合支庁企画振興課と新庄市の担当者が事前に視察して選んだ場所を5班に分かれて除雪し、その雪をトラックに積んで排雪作業を行いました。
このスノーバスターズをきっかけとして、これまで高校で独自に除雪ボランティアを実施したり、今年度は5つの町村で除雪ボランティアの募集を行ったりと、冬期間の安全で快適な生活を確保するための取組みが最上地域に広がりつつあります。
※特別豪雪地帯…積雪量が特に多く、自動車の交通が途絶えたりすることにより住民生活に著しい支障が生じるおそれがあり、特別の対策が必要であると法律で指定された地域のこと


作業開始前、新庄市役所前に全参加者が集合しました。最上総合支庁と共同開催の新庄市の担当者から事前説明があり、班編成や自分たちの作業場所の確認を行っています。


お年寄りの住宅で、屋根から軒先までつながった雪を住宅裏の用水路に流しています。他の班は場所を移動しながら、雪で埋もれて見えなくなった消火栓の除雪も行っていました。


最上総合支庁では、このほかにも住宅消融雪設備資料集を作成し、住民の方々の雪処理に役立つ設備やそれを設置するのに必要な費用などを紹介しています。これは、最上管内市町村の公民館などに置くそうです。
この記事に対するお問い合わせ
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