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ツール・ド・さくらんぼ

いま、山形から・・・ 山形の旬だより ツール・ド・さくらんぼ(寒河江市、西川町、大江町、朝日町、河北町)
(平成27年6月5日掲載)

 千年以上の歴史をもつ慈恩寺、古より山伏の修験地として切り拓かれた葉山、最上川の支流寒河江川、雪を頂く月山。山形を代表する初夏の味覚「さくらんぼ」が真っ赤に色付くころ、寒河江市・西村山地域の魅力をたっぷりと味わえるサイクリングイベントが開催されます。


 

5エリアの魅力がつまったコース
東北を代表する寺院、慈恩寺。コースからは、敷地の中に立つ三重塔(山形県指定文化財)が見えます。

 健康意識の高まりから、近年注目を集めているロードバイク。寒河江市を起点に、西川町、大江町、朝日町、河北町の1市4町を自転車で駆け抜ける「ツール・ド・さくらんぼ」は、参加者募集が始まると、わずか1日で1000人の定員に達してしまうほどの人気ぶりです。多くの人を惹きつけるものとはいったい何なのでしょうか。

ヒルクライム(坂を上る)のコース。グランフォンドは獲得標高1,795m、メディオフォンドは558m。

 今年で3回目を迎えるこの大会は、順位を競うレースではなく、無理をせず自分のペースで走るサイクリングイベントです。中学生以上(中学生は保護者または20歳以上の伴走が必要)の、競技時間内に完走する自信がある方ならば参加可能で、コースは上級者向けの120㎞を9時間で走行するグランフォンドと、初心者向けの60㎞を8時間以内に走行するメディオフォンドの2つから選択することができます。

月山湖(寒河江ダム)。大噴水の時間に合わせて記念写真。

 気になるのがコースの内容です。両コースとも寒河江市にある最上川ふるさと総合公園をスタート。初級者向けメディオフォンドコースは、真っ赤な果実がたわわに実るさくらんぼ畑、紅花と雛のまち河北町、古刹こさつ慈恩寺を通り、朝日町ワイン城へ向かいます。その後、商店街の街並みやりんごの産地和合地区の風景を楽しみながらゴールの最上川ふるさと総合公園を目指します。

 一方、さくらんぼ畑を通り、慈恩寺に到着した上級者向けグランフォンドコース。ここから、標高700mの第一山岳コース葉山を一気に駆け上がります。葉山の雪溶け水で休憩をとり、一面の緑と眼下に広がる景色を眺めながら下山。寒河江川と並走しながら、月山湖畔で日本一の噴水を望み、西川町大井沢から、第二の山岳コース大頭森山を越え、メディオフォンドコースと同じく朝日町ワイン城を経由し、出発地点である総合公園へゴールします。


 

おいしいエイドステーション

エイドステーションではさくらんぼが配られることもあります。

 マラソンや自転車を使ったロードレースで、水分や食べ物を補給できるように設置されるのがエイドステーションです。今年の「ツール・ド・さくらんぼ」には、両コースあわせて8つのエイドステーションが設置され、地元ならではの特産品が振る舞われます。今年の予定を伺うと、河北町名物冷たい肉そばや、玉こんにゃく、豆腐スイーツ、葉山の長命水、地元メーカーのウインナーやソーセージ、ブランド豚「アップルニュー豚」を使用した豚汁、山菜おにぎり・そば、ブドウジュースなど、美味しそうなものばかり。エイドステーションの内容は、それぞれの地域のメイン食材とコース順路を考え、話し合いを重ねたうえで決定するそうです。食べ物のほかにも、安全を祈願した「木礼御守り」がもらえたり、疲れを癒すための足湯が体験できたりと、大会に関わる人のおもてなしの心が様々な形で表れています。

各エイドステーションでのスタッフの明るい対応も大会の魅力。
慈恩寺エイドでは、大会オリジナルの木札御守りがもらえます。
坂を上がったら、そばで栄養補給。疲労回復効果があるそうです。


 

大会成功の陰には

女性参加者たち。制限時間に完走すると、完走証がもらえます。

 大会を主催しているのは寒河江青年会議所です。活動エリアである寒河江市、西川町、大江町、朝日町に河北町を加え、「豊かな自然、土地の恩恵を受けた食、地域の歴史や脈々と受け継がれる文化など、数多くの地域資源の魅力をさらに高めて、県内外の方に知ってもらいたい」とサイクリングイベントを構想したそうです。

完走を目指す仲間を勇気付ける姿。順位を競わない大会の良さを感じることができます。

「何もわからないままのスタート。他の大会の情報をもとに、手さぐり状態で始めました。青年会議所のメンバーはみんな他に仕事を持っているので、それぞれの仕事が終わった後に話し合いや作業を行います。そのためしっかりと計画を立て、半年前から準備を行う必要があります。また大会運営では山間部が多いので、天候の変化や雨天時対策など、参加者の安全確保が重要になります」と担当の片倉さん。

ツール・ド・さくらんぼには「大会を開催できる喜び」と「参加できる喜び」の2つがあります。

そして、この大会を成功させるために必要不可欠なのが、地域住民やボランティアスタッフです。過去2回の参加者からは「スタッフのおもてなしが良かった」「地域の方々の応援が励みになった」「人の温かみに触れることができた」「また遊びに来ます」などの声が寄せられています。地域全体でおもてなしをする心、世代を超えた人々の交流や触れ合いが、大会をより一層魅力的なものにしているようです。

 先人達から連綿と受け継がれてきた、風光明媚ふうこうめいびな土地と、人のやさしさをも含んだ豊かな地域資源。これらを一日で体験できるのが、この大会の醍醐味です。今年の参加者は、北は岩手県、南は兵庫県から1000名。参加する人も応援する人も、県内外のたくさんの方がこの大会を楽しんでくれることでしょう。


 

ツール・ド・さくらんぼ2015

平成27年6月13日(土)
主会場:最上川ふるさと総合公園
※大会へのエントリーは締め切りました。
※現在は、ボランティアスタッフを募集中です。


 

取材協力・お問い合わせ

寒河江青年会議所 TEL.080-5842-0767 http://tourdesakuranbo.com/

寒河江市さくらんぼ観光課 TEL.080-5842-0766


 


 

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  • 平成27年6月5日掲載

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