モンテディオ山形 秋葉勝選手

山形県上山市出身で、ユース時代からモンテディオのユニフォームを着て11年。数少ない地元出身プレーヤーである秋葉勝選手。2008年シーズンに悲願のサッカーJリーグ1部(J1)昇格を果たし、J1の1年目となった2009年シーズンの最終成績は10勝9分け15敗の15位。モンテディオの中盤になくてはならない存在となった秋葉勝選手に2010年シーズンにかける思いを伺いました。

はじめてのJ1でのシーズンを経験して

激しくチェックに行く秋葉選手。攻守にわたりチームを支えます。

-2009年シーズンはじめてのJ1でのシーズンを終えてみての感想を聞かせてください。

「県民の注目度が上がったと感じますね。シーズン当初はどれだけ戦えるか不安もあったし、思うような結果を残せない時期は辛かったけど、地元のファンの皆さんに来てもらえたのが力になりました。名門チームを相手に、15位ではあってもJ1に残留できたことは大きかったと思ってます。それから、メディアでの取りあげられ方も、J1とJ2では違うと感じましたね。アウェイのゲームで、特に、人気チームとの対戦では観客の多さに圧倒されることもありました。これがJ1なのか、って(笑)。」

-シーズン中にモチベーションを保つ秘訣は?

「サッカーに飽きないようにすること、かな。僕自身は、カラダが疲れていても、心が疲れていなければ大丈夫だと思っているんです。オンとオフを切り替えて、休む時は休む。こまめにリフレッシュするようにしてます。普段の生活を楽しめなければ、サッカーも楽しめないと思うので、チームの選手とのコミュニケーションも大切にしていますね。ホームゲームでも、地元のファンの皆さんに来てもらえたのがうれしかったです。」

家族の話になると、試合では見せない素敵な笑顔に。

-健康管理や食事面で気を遣っていることはありますか?

「そうですね。結婚してからは、食事面だけじゃなくて生活全体のリズムがよくなった気がします。いつも栄養バランスのとれた食事を用意してくれます。また、ストレスを溜め込まないように上手く吐き出させてくれるので、そういう点でも感謝しています。」

サッカーとの出会い

闘志を前面に出し攻撃をしかける秋葉選手。

-サッカーを始めたきっかけを教えてください。

「兄がサッカーをやっていたので、家にサッカーボールがあったんです。兄のマネをしてボールを蹴るようになって、朝から晩まで蹴っていましたね。本格的に始めたのは、小学2年生の時にスポーツ少年団に入ったのがきっかけです。テレビでJリーグを見て、将来はプロのサッカー選手になりたいって思うようになりました。」

-高校のサッカー部ではなく、ユースを選んだのはどうして?

「高校サッカーで国立を目指す夢もあったけど、中学校のサッカー部の監督に勧められたのが大きかったですね。プロになりたい気持ちが強かったので、プロに一番近い(モンテ)ユースに入る道を選んだんです。同世代で若くてもJリーグのゲームに出ている選手も多かったので、無意識のうちにそういう同世代の選手に刺激を受けていたかもしれません。」

-秋葉選手にとって、サッカーの魅力は?

「ゴールを決めた時の快感ですかね。得点に絡めたり、気のきいたプレーができた時はうれしいです。プロの世界は厳しい。ひとつのプレーが勝負を左右することもあるから、毎試合が勝負だと思ってます。どれだけ自分のプレーを出せるか、そして味方のよさを引き出せるかを常に意識してます。」

J1・2年目のシーズンに向けて

-小林監督とは、どんなコミュニケーションをとってますか?

「小林監督はフレンドリーな監督ですよ。プライベートのことも話すし、僕だけじゃなく、選手と近い存在だなって思います。試合では花笠踊りの掛け声を使った『花笠締め』を取り入れたり、地元になじもうとしてる姿勢が感じられて、ファンの皆さんからも愛されてるんじゃないかなって思いますね。」

-2010年シーズンに向けての抱負を聞かせてください。

「監督は10位以内を目標、と言ってますけど、気持ちは優勝も目指したい。僕個人としては、攻撃面も守備面もスキルの底上げが必要だと思っています。自主トレやキャンプでしっかり準備をしてシーズンでは活躍する姿を見せたいですね。選手は皆そうだと思うけど、先発にこだわりたいし、常にいいプレーをできる選手でありたいと思っています。」

-子どもたちに何かメッセージをお願いします。

「僕が試合に出続けることで、山形にいてもプロの選手になれることを伝えられるとも思っています。それで、プロになりたいと思ってくれる子がいたら嬉しいです。でも、サッカーに限らず、夢を持つことがすごく大切だと思います。だから、夢を持ってほしい。あきらめずに追いかけ続ければ、きっと叶うと信じて。」

先発にこだわりたいから、一試合一試合が勝負

ユース時代からモンテディオ山形一筋の秋葉選手。クラブの低迷期を知っているからこそ、「クラブがこのままJ1に定着し、強豪クラブへ成長を遂げるための中心選手になりたい」そんな思いがひしひしと伝わってきました。「サッカーに限らず、夢をあきらめずに追いかけ続ければきっと叶う」という言葉にも、重みが感じられました。J1定着という目標に向けて、秋葉選手が中心となって活躍してくれることでしょう。2010年シーズンもモンテディオ山形の活躍をみんなで応援していきましょう。

【PROFILE】
秋葉勝 Masaru Akiba
1984年2月19日生まれ、上山市出身。2002年にモンテディオ山形ユースから昇格し、在籍9年目。本職・ボランチから前のポジションならどこでもこなせるユーティリティプレイヤーで、豊富な運動量、そしてタイミング良くゴール前へ飛び出し相手ゴールを脅かすプレーが持ち味。


 

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  • 2010-2-23 公開

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