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開湯1300年を迎える 湯田川温泉

 

いま、山形から・・・ 温泉王国やまがた 開湯1300年を迎える「湯田川温泉」

1羽の傷を負った白鷺が湧き出ていた湯で傷を癒したことから、昔は「白鷺の湯」と呼ばれていた湯田川温泉。鶴岡の奥座敷として多くの人々に愛され、平成24年で開湯1300年を迎えます。

多くの文人墨客に愛された歴史ある温泉
湯田川温泉の入口。ゆっくり歩いて、温泉街の情緒ある雰囲気を感じてみる。

 温泉街を走る道路沿いに和風旅館が建ち並び、どこか懐かしい風情が漂う温泉街は、ゆるやかに時間が流れているようです。温泉街入口にある共用駐車場に車を止め、温泉街の雰囲気を感じながら散策するのも楽しみ方のひとつです。

 開湯1300年という歴史は古く、江戸時代には庄内藩の湯治場として栄えていました。また、鶴岡市出身の作家 藤沢周平のゆかりの地であり、藤沢周平作品の映画のロケ地としても知られています。斎藤茂吉、横光利一、種田山頭火、竹久夢二など、歴史に名を残す文人墨客ぶんじんぼっかくが湯田川温泉に滞在しています。

 

 歌人、斎藤茂吉は、温泉に入った時の歌、
「田川なる 清きいで湯に もろびとは 命を延べき いにしへゆ今に」
出典:歌集『白き山』(昭和22年)

正面の湯

茂吉が「清きいで湯」と詠んだ湯田川温泉の湯は、無色透明、無味無臭の湯です。浴槽の温度は40~41℃で、熱すぎず、ゆっくりと入浴するのにほどよい湯加減です。

足湯

 温泉街の真ん中あたりに共同浴場「正面の湯」があります。加水・加温・循環を全くしていない純粋な天然温泉で、歴史ある湯田川の「天然かけ流し」温泉を満喫することができます。また、向かい側には、足湯もありますので、散策の途中で気軽に温泉気分を味わうこともできます。

正面の湯から由豆佐売神社へと向かう石畳の参道

 正面の湯の向かい、足湯の脇の小道に入ると、まっすぐに湯田川温泉の鎮守「由豆佐売ゆずさめ神社」が見えます。白雉はくち元年(650)の創建と言われ、平安時代の歴史書「三代実録」や延喜5年(905)に起草された全国の神社一覧である延喜式神名帳えんぎしきじんみょうちょう にも登載された格式の高い神社です。杉木立の石段の参道には、樹齢1000年以上ともいわれる県指定天然記念物「乳いちょう」がそびえ立っています。

 由豆佐売神社の正面にあることが「正面の湯」の名称の由縁と言われ、正面の湯から由豆佐売神社へと続く石畳の細い路地が醸し出す雰囲気は、旅情をかきたてます。

 

湯田川温泉から魅力発信「朝ミュージアム」

 歴史ある温泉地の新しい取組である「朝ミュージアム」。旅館組合青年部のメンバーが、温泉を訪れる観光客や地元に住む人々との橋渡しを目的に開催しています。ミュージアムでは、「湯田川を庄内の玄関口に」をコンセプトに、毎回テーマを決めて庄内の農産物や特産品を詳しく紹介。

 湯田川温泉バス停留所を会場に、パネルや資料を通して歴史を学び、生産者の想いに触れることができます。テーマについて深く知った後は、カフェでテーマにちなんだ料理などを美味しくいただくことができます。さらに、農を体験するところまでつなげていきます。

 

伝統料理でおもてなし「おかみ乃おへぎ」
創業300年 甚内旅館 女将 大塚せつ子さん

 湯田川温泉の新しい食のおもてなしとして、湯田川温泉女将会では、旬の食材にこだわった昔ながらの伝統料理を「おかみ乃おへぎ」として提供しています。

 「おへぎ」とは、もともと神社や神棚などにお供え物を捧げる際に用いたお盆のことをいい、庄内では「おへげ」、「おひげ」とも呼ばれいるそうです。

 「おかみ乃おへぎ」について、湯田川温泉、甚内旅館 の女将、大塚せつ子さんにお話を伺いました。大塚さんは、いつの頃からか女将会で湯田川温泉のために自分たちで出来ることはないかと考えていたそうです。「昔から湯田川温泉に行くとお料理が美味しいとの定評がございました。湯田川は、こじんまりした旅館ばかりですから、私ども女将が直接食材を仕入れて料理をするというおもてなしでした。そのおもてなしの心を活かしたい。長年培ってきた経験と知恵を出し合って、湯田川の食文化の原点に帰って、ご提供したい」と。

 今回つくっていただいたこの8月のメニューを紹介します。どれも庄内の在来野菜を使っています。鶴岡市外内島とのじま地区で栽培される苦味が特徴のごろっとしたきゅうりを使った「外内島きゅうりのけんちん 」。湯田川にある農家一軒でのみ代々守り受け継がれているなすを使った「萬吉なすの田楽」。そして、「だだちゃ豆」です。旬の素材にこだわり、あまり手をかけすぎず、食材の良さを活かすよう調理されています。

外内島きゅうりのけんちん
萬吉なすの田楽
だだちゃ豆

 

  小鉢3品にこだわり、夕食膳に加えて提供されます。昔懐かしい旬の料理を「おへぎ」にのせて、それぞれの旅館の女将の味をいただくことができます。

 

やまがたChannelで動画も公開中
取材協力
湯田川温泉観光協会 Tel:0235-35-4111
甚内旅館  Tel: 0235-35-2151
湯田川温泉「庄内・朝ミュージアム」
「おかみ乃おへぎ」が味わえる旅館
たみや旅館  Tel: 0235-35-3111
甚内旅館  Tel: 0235-35-2151
理太夫旅館  Tel: 0235-35-2888
つかさや旅館  Tel: 0235-35-2301
隼人旅館  Tel: 0235-35-3355
ますや旅館  Tel: 0235-35-|3211

 

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  • 平成24年8月3日公開

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