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冬山山岳遭難救助訓練を実施しました

県警山岳遭難救助隊と県山岳遭難対策協議会による「冬山山岳遭難救助訓練」を行いました。 

1 訓練の目的 

冬山での遭難者の捜索や負傷者の救護に必要な技術の向上を図ることを目的に実施しました。

2 実施日時、場所、参加者等 

平成23年2月17日(木)~18日(金) 上山市蔵王坊平高原一帯
訓練では、日本体育協会公認指導員 井上邦彦氏や菅野亭一氏らの指導のもと、約50名が参加して行われました。
 

3 訓練状況から

1日目(2/17)
 訓練1日目は、訓練場所から置賜方面がはっきりとみえるほどの好天に恵まれました。
 訓練では、開講式終了後、装備品の点検や井上指導員による講義が行われ、負傷者の救護の際、
 
 ○傷口等をサランラップで包むことによって、直接患部に触れず、感染症の予防にも効果が期待できる
 ○テーピングなどの医療用テープ代わりに市販のビニールテープを使用すると、粘着力が弱いため患部のかぶれ等を防げる

など、実際の現場で役立つお話しがありました。

そして、午後からは、救助訓練の経験に応じて3班に分かれ、

  ○ わかんの装着と雪上歩行、ラッセル要領
  ○ アバランチビーコンの使用法
  ○ 滑落停止訓練
 
など救助活動の基本的な訓練を行いました。

冬山救助訓練3 冬山救助訓練2 

 

2日目(2/18)
 
 訓練2日目は、朝から霧と吹雪となり、絶好の(?)訓練日和。
時には10メートル先が見えず、突き刺すような寒さとなりました。

 この日の訓練は実際の救助を想定して行いました。
参加者は、午前8時、スキーヤー3名が蔵王坊平高原仙人沢付近で雪崩に巻き込まれたという110番通報がなされたとの想定で、
宿舎の前に装備を調え集合。そして、3班に分かれて救助訓練を開始しました。

 各班ごと、前日の訓練を復習するととともに、「ゾンデ棒」による負傷者の捜索訓練やシェルター(雪洞)づくり、搬送訓練等を実施しました。
午後から訓練等の反省・検討会を行い、訓練を終了しました。
 
冬山救助訓練1 冬山救助訓練4

 
 

冬山に入る前に 

 冬山は、夏山以上に危険がいっぱいです。
① 必ず、家族等に行き先と行程等を告げる
② 天候確認と無理のない行程の計画
③ 「もしも」を考えた食料や服装等の準備
④ 携帯電話の十分な充電と予備電池の携行、アバランチビーコン等の確実な携帯
⑤ 体調が悪いときはやめる・途中で引き返す勇気を!
 これらのことを十分に準備・検討して登りましょう。 


 



 

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