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更新日:2021年2月19日
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令和3年2月19日
このたび、山形県紅花振興協議会(会長 山形県知事 吉村美栄子)が申請している「最上川流域の紅花システム~歴史と伝統がつなぐ山形の『最上紅花』」が、農林水産省より世界農業遺産への認定申請の承認を受けました。本県では初の承認となります。
紅花は、山形県を象徴する「県の花」であり、現在も江戸時代と変わらない方法で生産されています。また、紅花の赤色は日本の伝統文化の発展にも貢献してきました。現在でも染色用原料「紅餅」を生産しているのは、世界中で山形県だけです。
今も広く県民の皆様に親しまれている紅花が、世界農業遺産の日本の候補としてその価値を認められたことは、大変喜ばしく、紅花生産者のみならず、染色や加工など紅花に携わる方々にとって大きな誇りとなるものであります。
今後は、認定機関であるFAO(国連食糧農業機関)への申請に向けて着実に準備を進めるとともに、国内外に積極的に情報を発信して紅花の認知度を高め、本県の活性化につなげてまいります。
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