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更新日:2020年9月28日

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平成27年2月9日(月曜日) 10時00分~10時21分

知事記者会見

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平成27年2月9日(月曜日) 午前10時00分~10時21分

知事記者会見の概要
出席者 知事、総務部長、秘書広報課長、広報室長

内容

広報室長開会の後、知事から2項目の発表事項があった。

その後、代表・フリー質問があり、知事が答えて閉会した。

発表事項

  1. 日台観光サミットの山形県開催の日程の決定について
  2. 東京電力の原子力発電所に係る県民等の安全確保のための情報連絡等に関する覚書について

代表・フリー質問

  1. 農協改革に係る知事の所感及びコメ農家への支援策について
  2. 「住民基本台帳人口移動報告」に係る所感について
  3. 代表質問1.に関連して
関連資料

会見内容

知事
おはようございます。
2月7日から10日まで秋田県鹿角市花輪スキー場で、第64回全国高等学校スキー大会が開催されております。
本県選手では、女子クロスカントリー5キロクラシカルで、北村山高校2年生の田村希選手が優勝しました。同じく2年生の五十嵐美鈴選手が2位となりまして、ワンツーフィニッシュを飾るなど、大活躍をしてくれました。大変喜ばしく思っているところです。
大会は、明日10日まで行われますので、出場選手のさらなる活躍を期待しているところであります。

それから、私から、恒例のイベントや祭りを紹介させていただきます。
今月27日から3月1日の3日間と3月6日から8日の3日間に、西川町の月山志津温泉で、第10回目となる「雪旅籠の灯り」が開催されます。この取組みは、平成21年度の「第13回ふるさとイベント大賞」を受賞した取組みであります。豪雪地というマイナスイメージをプラスに転換して、豪雪地でしかできないことを住民と県内外の大学生などが協力して実施している取組みが高く評価されまして、最高賞を受賞したものです。6メートルにも及ぶ積雪を利用し、三山行者の宿場町として栄えた昔の旅籠の町並みが再現されます。冬の月山志津温泉でしか見ることができない幻想的な雪旅籠の街並みをぜひご覧いただきたいと思います。
私も1回行ったことありますけれども、真冬なのですが、お盆よりもお客さんが多いというようなことでありました。大変にぎやかなところでもありますので、ぜひいらしてみてください。
続きまして、山形のお雛様文化についてのお知らせです。県内では、各地に最上川舟運や北前船の交易により、江戸時代に上方から持ち込まれた享保雛や古今雛などが、旧家や商家に300年以上にわたって大切に受け継がれてきております。県内4つの地域毎に、特色ある飾り方もあり4月中旬までご覧いただくことができますので、この機会に連綿と受け継がれてきている山形の地域文化に触れてみてはいかがでしょうか。なお、地域によって公開時期が異なっておりますので、詳しくは、地元の観光協会にご確認の上お出かけいただければと思います。
それから蔵王温泉スキー場でありますが、3月31日までの間「蔵王樹氷まつり2015」が開催されております。
リフト全山無料1日券がもらえる「じゃんけん大会」や、温泉宿泊券などが当たる「温泉街スタンプラリー」が行われておりますが、今年は、50回記念特別企画として、14日と28日の両日、冬の蔵王の夜空に約350発の花火が打ち上げられ、華麗な花を咲かせるというものです。
その他にも、樹氷ライトアップにあわせて、今月末まで暖房付きの雪上車に乗って樹氷原を鑑賞できる「樹氷幻想回廊ツアー」も実施されておりますので、よろしくお願いいたします。

では、私から2つ発表があります。
まず1つ目であります。日台観光サミットの開催日程が決定されましたので、お知らせするものです。
昨年10月、台湾観光・経済プロモーションにおきまして、さくらんぼのシーズンである5月下旬の開催を、私からご提案を申しあげたところでありましたが、このたび、開催期間が5月28日から31日までの4日間に決定されました。
初日の28日には県主催による「歓迎晩餐会」を開催し、翌29日に「日台観光サミット会議」が山形市内で開催されます。会議終了後から31日にかけましては、サミット参加者による、県内主要観光地の視察等が予定されております。
このサミット会議は、公益社団法人日本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会、台湾観光協会が主催し、「日台双方向交流人口500万人時代に向けて」というテーマで議論がなされる予定です。東北で初めての開催となりますので、本県はもとより東北の魅力を紹介してまいりたいと考えております。
また、歓迎晩餐会や県内視察を通して、本県の歴史や文化、伝統芸能等、本県が誇る観光資源の豊かさ、素晴らしさをご紹介し、県民による山形らしいおもてなしの心をしっかりとお伝えすることで、台湾からの誘客拡大に結びつけてまいりたいと考えておりますので、皆さまのご協力よろしくお願いいたします。
さらに、台湾からのチャーター便運航が正式に決定しましたので、お知らせをいたします。
このたびのチャーター便につきましては、先の台湾での観光・経済プロモーションの時に、私と中華航空の孫会長との面談などによりまして、実現にこぎつけたものです。
具体的には、今月の17日と21日の両日に、山形空港を利用した中華航空のチャーター便が運航されます。
チャーター便到着の際には、歓迎アトラクションや記念品の贈呈など歓迎行事を実施いたします。
これによりまして、今年度の台湾からのチャーター便ですが、山形空港イン7便、アウト5便の12便と、庄内空港イン1便、アウト1便の計2便、合わせましての合計が14便となります。
チャーター便はインバウンドの促進に大きな効果が期待されますので、今後とも運航に向けた働きかけを強め、誘客に結びつけたいと考えております。

2つ目の発表ですが、東京電力との覚書の締結であります。
本県では、福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、平成24年3月、地域防災計画に「原子力災害対策計画」を新たに盛り込み、隣県の原子力発電所において事故が発生した際の活動基準の明確化を図ったところです。
計画の実効性を確保するためには、原子力発電所の事故の情報をいち早く把握することが極めて重要であります。このため、昨年10月20日に締結した東北電力との覚書に続き、本日、お手元の資料のとおり東京電力と「原子力発電所に係る県民等の安全確保のための情報連絡等に関する覚書」を締結いたしました。
覚書では、福島第一原発、第二原発、柏崎刈羽原発を対象としており、事故等が発生した場合、事故や放射線の状況について直ちに通報を受けることとしております。
このほか、平時から連絡会を開催し、東京電力との情報連絡体制の強化を図ることを規定しております。
県としましては、県民の皆さまの安全・安心を確保するため、今後とも様々な事案に迅速かつ適切に対応できるよう、原子力防災体制の強化に努めてまいります。
なお、参考まで「原子力防災のしおり」をお配りしておりますので、県民の皆様への周知についてご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
私からは以上です。

代表質問

記者
幹事社のNHKの波多野と申します。よろしくお願いします。代表質問として農協改革についてであります。今政府のほうとJA全中で進めていて、今日にもJAの方から回答が、というふうにも報道されていますが、JA山形中央会の方からは、改革に対して、中身についても疑問だったり反対の声というのも出ているというのが現状ですが、知事として、こういった現状も踏まえて、農協改革についてどのように考えているのかの所感を伺いたいということと、米価の下落に代表されるように県内の農政事情も厳しい状態が続いていると思いますが、米農家への支援策など、県として具体的にどのように取り組んで行きたいかというところをお願いします。

知事
はい、2点ご質問いただきました。まずは、1点目の農協改革に関る私の所感です。
政府・与党において中央会制度や農協監査のあり方などを主な論点として、農協改革に向けた議論が進められてまいりましたが、まもなくその取りまとめが行われ、今期通常国会に関連法案が提出される見通しであることは承知をしております。
この度の農協改革は、長年にわたって我が国の農業や農協活動に貢献してきた全国農業協同組合中央会の監査部門の分離・独立と一般社団法人化、そして都道府県中央会の農協法上の位置付けなどの見直しを中心に検討されておりますが、現時点で今後の本県農業や地域経済に具体的にどのような影響を及ぼすのか、そういうことがはっきりしておりません。はっきりしておりませんのでこれは私としても懸念をしているところであります。
県としましては、農業者が将来に希望を持って農業を継続できるように、政府で、しっかりと対応していただきたいと考えております。
2点目のご質問であります。米価の下落というようなことがあっての米農家への支援はどうするのかというご質問であります。
26年産米の米価の大幅下落をはじめ、27年産米の生産調整の強化、さらにはTPP交渉の日米協議の進展など、県内の稲作農家をめぐる環境は大変厳しい状況にあります。
県では、概算金の決定と同時に、応急的な対策として市町村やJA等金融機関と連携した無利子融資を発動するなど、農家の資金繰りの円滑化を図ってきたところであります。
しかしながら、本県の主力品種であります「はえぬき」を中心に、米価は依然として低迷を続けております。稲作農家の経営収支は、ナラシ対策等による一部補填があったとしても、再生産していくには厳しいというのが実態であります。
県としましては、こうした状況を踏まえ、稲作農家の営農意欲を維持し、経営の安定化を支援するため、現在、JAグループ山形と連携した独自の追加対策について検討・調整を進めているところであります。
加えまして、政府が本年度の補正予算で措置した生産コスト低減の取組みを支援する「稲作農業の体質強化緊急対策事業」をフル活用すべく、市町村・JAグループ山形と連携しながら対応しているところであります。
私からは以上です。

フリー質問

記者
おはようございます。河北新報の伊藤と申します。来年度の知事の大きな目玉政策として、人口減少の対策というのが一つあると思うのですが、5日に、総務省のほうから人口移動報告という報告が出されて、40都道府県で転出超過になっているというデータがあって、山形県も、5300人、3500ですね、すいません、3500の転出超過があったのですけれども、この数値に対して、知事のお考えを伺いたいのですけれども。

知事
その数字についてですか、はい。そうですね、転出超過が3千人を超えているという、そのことはですね、人口減少抑制ということで、ずっと力を入れてきましたけれども、大都市への集中、大都市への一極集中というようなことが続いているというか、そのことが加速してきているような感じを受けますので、本当に地方創生ということが、実効性あるような取組みとなるには、中央と地方とで一体となって取り組まないとなかなか大変だなというふうに思います。正直言いまして、そういう数字になっていることは大変残念であります。何とかしてですね、それを抑制していきたいというふうに施策を考えていきたいと思います。

記者
毎日新聞の前田です。農協改革にちょっと戻るのですけれども、すいません。今回、昨日の時点で自民党のほうで監査の廃止などが検討されているわけですけれども、そういったことが具体的にどのような影響が及ぶのか、はっきりしないので懸念しているということでしたけれども、今回もし監査権が廃止された場合に、山形県にとってはどういった影響があるのかということは、ある程度想定とかされていると思うのですけれども、具体的になにか考えてらっしゃることとかあれば教えていただければと思うのですけれども。

知事
監査。指導とか監査というようなことはですね、中央会から地域の農協さんに対してということでありますので、そのことが廃止されれば、政府のほうでは地域の農業の自由度が高まるというような、そういった見方と言いますか、視点が報道されているわけでありますけれども、本当にそうなのかはちょっと、はっきりはわからないというのが、正直なところであります。
メリット、デメリットやっぱり両方あるかと思いますので、総合的に考えて農業者の方にとってどうなのかということを、しっかり見ていかなくてはいけないというふうに思いますので、今の時点でそれがどういうふうになるのか、というところまではですね、しっかりと精査をしてみないとわからないと言いますか、農業者の方々の声もお聞きして、また全体的な状況ということもしっかり調べてみる必要があると思います。ですが、間もなくその折り合いがつきそうだというような報道もありますので、今はちょっと見守るしかないかなというふうに思います。

記者
では、特に現時点で、今、本当にもし廃止された場合の影響とかを調べたりとかですね、それに対する対策とか、何かしら山形県として、たとえば中山間地が多いとかですね、他の東京とか市場に打って出るような農家さんが多いところとはまた状況が異なったりしてはいるとは思うのですけれども、全国一律で、そうやって中央会制度というものが変わっていく中で、山形県として、どういう対応をするかというのは、まだ現時点では見守っている段階ということですか。

知事
そうですね、やはり農協さんのやはり内部のと言いますかね、中央会と地域農協との関係と言いますか、そこのところについて中央政府がいろいろ考えているわけでありますので、県として今具体的にそれについてどうするかということは、考えていないです。
ただ、今、記者さんがおっしゃったように山形県はやはり中山間地域という農業が6割を占めているという状況がありますので、やはり、農協さんの必要性とか大事なところがたくさんあります。生産とそれから加工、そして販売促進という、どの時点とどのように関わっていくのかということはやっぱり、将来に向けてしっかりと、今土台を固めて、そして前に踏み出してほしいというようなことを、私、言ったりもしておりますのでね、6次産業化にもっと力を入れてくれとかですね、そんなことを言ったりもしていますけれども、監査のところはどうなのかというところまでは、私からは言っておりません。

記者
ありがとうございます。

知事
はい。立春を過ぎて、カレンダー上では春になっているのですけれども、また、雪が降り始めました。気象台によりますと、今週初めには、今シーズン一番の強い寒気が南下するということで、明日の6時までの24時間降雪量ですけれども、山沿いで70センチ、平地では40センチというふうに大雪が予想されております。県民の皆様にはくれぐれもご注意いただきたいというふうに思います。

以上(記録作成:山形県秘書広報課広報室)

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