ホーム > 県政情報 > 知事室 > 知事記者会見 > 2016年 > 2016年8月一覧 > 平成28年8月18日(木曜日) 10時30分~10時58分

更新日:2020年9月28日

ここから本文です。

平成28年8月18日(木曜日) 10時30分~10時58分

知事記者会見

知事記者会見トップへ 記者会見2016年8月一覧へ 前の記者会見へ 次の記者会見へ

平成28年8月18日(木曜日) 午前10時30分~10時58分

知事記者会見の概要
出席者 知事、総務部長、秘書広報課長、広報室長

内容

広報室長開会の後、知事から2項目の発表事項があった。

その後、代表・フリー質問があり、知事が答えて閉会した。

発表事項

  1. 山形県コロラド州姉妹県州30周年記念事業の結果について
  2. 東北観光推進機構主催「台湾トップセールス事業」への参画について

代表・フリー質問

  1. 天皇陛下の「お気持ち」について
  2. 福島県の住宅無償提供打ち切り方針の撤回に向けた会の設立について
  3. 代表質問2に関連して
  4. 災害発生を踏まえた社会インフラの課題等について
関連資料
動画版 動画版を見る(外部サイトへリンク)

会見内容

知事
皆さん、おはようございます。
昨日、県内では大雨が降りまして、県民の皆さん大変心配されていると思いますので、まずそのことについて申し上げます。
台風7号が太平洋岸を北上し、県内に接近したことに伴い、昨日17日は、県内各地で、道路の冠水や土砂の流出、河川の増水などが発生いたしました。また、山形新幹線など鉄道を中心に運休や遅れが相次ぎ、多くの県民の、県内外の皆様の生活に大きな影響があったと思います。
ですが、幸いなことに、人的な被害と建物の被害はありませんでした。道路は、山形道を含めて、県内各地で通行止めとなりましたが、現在は、一部を除いて通行止めは解除されております。
また、土砂災害の恐れなどにより、上山市、最上町、舟形町で避難準備情報を発令しましたが、避難に至ることはありませんでした。
交通機関では、山形新幹線や奥羽本線、仙山線に運休や遅れが生じ、飛島への定期船が欠航いたしました。ですが、本日は、通常どおり運行しております。
また、教育機関への被害はありませんでした。農林水産関係ですけども、現在調査中でありますが、水路や農道の農業用施設の損壊があったところでございます。何箇所か、というようなところは、現在調査中でございます。
県としましては、速やかに、通行止めとなった道路の開通等に向けて取り組んできております。また、被害のあった河川等の施設の復旧に向けて、早急に取り組んでまいります。

それから、今ちょうどオリンピック中でございまして、リオデジャネイロオリンピックにおいて、本県出身の小関也朱篤(こせきやすひろ)選手が、世界の並み居る強豪を相手に、100m平泳ぎで6位、200m平泳ぎで5位、400mメドレーリレーで5位となりました。出場全種目で入賞するというすばらしい成績を残してくださいました。
さらに、先を見据えてがんばっていただきたいというふうに思っております。
また、馬術の原田喜市(はらだきいち)選手も入賞には至りませんでしたが、日本勢の最高順位となり、オリンピックのひのき舞台でご健闘されました。
県民の皆様に大きな夢と感動を与えてくださったお二人に、県民を代表して、心から感謝とねぎらいの言葉を申し上げたいというふうに思います。
2020年の東京オリンピックに向けて、更なるご活躍を県民とともに期待したいというふうに思います。

それから、ここに飾ってあるのですけれども、今日飾られているのは、川西町のダリアでございます。この花は、来年の南東北インターハイの開催を記念して、本県の高校生たちが「魅せる青春、夢舞台」と命名した新品種のダリアでございます。5月30日に県立置賜農業高校の生徒が植え付けをして、現在、川西町のダリヤ園で見ごろを迎えております。
また、7月28日から開催されている中国インターハイでは、団体種目において、山形南高校が男子バスケットボール競技で3位、個人種目では、谷地高校がカヌー競技8種目で優勝、また鶴岡工業の齋藤真希(まき)選手が陸上競技の円盤投(えんばんなげ)で準優勝するなど、県民の皆さんに大きな感動と喜びを与えてくれました。県民を代表して心からお祝いを申し上げたいと思います。そして来年の本番の南東北インターハイでも大活躍を期待したいと思います。

では、恒例となりました、祭りやイベントをご紹介いたします。
8月24日から26日まで、新庄市で、国重要無形民俗文化財の「新庄まつり」が開催されます。古式ゆかしい神輿渡御(みこしとぎょ)行列、歌舞伎や歴史物語の名場面を表現した豪華絢爛な20台の山車(やたい)行列などが繰り広げられます。また、山車行列を盛り上げるお囃子も見所のひとつであります。現在「新庄まつり」の山車行事を含む日本の山・鉾(ほこ)・屋台行事、これは全国に33件あるのですけれども、これがユネスコ無形文化遺産の候補として提案されております。
8月27日から28日まで、花笠音頭発祥の地であります尾花沢市で「おばなざわ花笠まつり」が開催されます。当日は、上町(かんまち)流や寺内(てらうち)流、安久戸(あくと)流、原田(はらだ)流、名木沢(なきさわ)流の5つの伝統流派の踊りなど、ダイナミックな「笠まわし」を見ることができます。約3,000人の踊り手により、街中が花笠一色に染まります。
9月3日から4日には、遊佐町で「奥の細道 鳥海ツーデーマーチ」が行われます。平成5年から行われているこのイベントは、参加者との交流を深めながら、健康づくりを進めるウォーキングのフェスティバルであります。老若男女が、鳥海山や月光川(がっこうがわ)、庄内砂丘などを舞台に、4つのコースに分かれて、自然を満喫しながらウォーキングを楽しみます。当日申し込みも出来ますので、参加してみてはいかがでしょうか。
県民の皆様も、ぜひお出かけいただき、本県の豊かな自然や文化の魅力に触れていただければというふうに思っております。

それでは、私から発表を二つさせていただきます。
まず、コロラド州であります。8月5日から10日までの6日間、山形県との姉妹交流30周年記念式典等に参加するため、県議会議長、県議会議員、県酒造組合役員、県国際交流員など、総勢16名で米国コロラド州を訪問してまいりました。
今回の訪問では、州政府及び州議会を表敬訪問いたしまして、ジョン・ヒッケンルーパー知事と会談をしてまいりました。会談では、これまでの両県州間の交流の積み重ねを尊重するとともに、今後、観光分野をはじめとしてさらに幅広い分野における交流拡大の実現に向けて努力することに合意し、覚書を締結してまいりました。ヒッケンルーパー知事からは、早速、来年、本県を訪問したいとのご発言がございました。
また、コロラド日米協会・州政府主催の姉妹県州30周年記念式典や、コロラド日系人会との交流会等に参加して交流を深めてまいりました。
その結果、今年の秋には、山形県内の酒蔵やワイナリーをめぐる酒蔵ツアーが企画され、来年には教育文化交流ツアーも計画されるなど、多くの日系人会等の皆さまに本県を訪問していただけることとなりました。
さらには、ボルダー市内、デンバー市内の著名レストランを訪問し、つや姫やそば、日本酒、ワイン等県産品を提供して山形の食や観光をPRするとともに、「やまがた食と観光ウィーク」を開催いたしました。レストランの関係者からは県産品について非常に高い評価をいただいてきたところでございます。
訪問したレストランの1軒では、滞在中に大リーグ通算3,000本安打を達成したイチロー選手が、実は達成したその日までですね、5日間、山形県の「つや姫」を食べ続けて偉業を成し遂げたとの嬉しい、大変喜ばしいエピソードの紹介もありました。
また、ボルダー山形友好協会会長、経済団体の代表、さらに地元有名和食レストランのオーナーシェフなど、6名を新たに「やまがた特命 観光・つや姫大使」に委嘱しまして、様々な場面で幅広く本県のPRを行っていただけることとなりました。
今回の訪問により、両県州の絆がなお一層強まり、今後の交流拡大や県産品の輸出拡大に向けて確かな手応えを感じてきたところでございます。
今後、なお一層、文化交流、教育交流、観光交流、経済交流等の拡大につなげてまいりたいと考えております。

2点目はですね、台湾であります。
東北観光推進機構主催の「台湾トップセールス事業」への参画について、お知らせいたします。
8月22日から24日までの3日間、東北観光推進機構からの要請により、同機構が主催する「台湾トップセールス事業~台湾・日本東北 交流懇談会 2016~」に、東北・新潟の各県知事や副知事、それから仙台市長、関係団体と一緒に参画するとともに、台湾北東部の宜蘭県を訪問してまいります。
台湾トップセールス事業につきましては、東北と台湾の双方向交流の更なる拡大を目指して、航空会社や旅行会社トップなどとの面談や台湾総統府への表敬訪問を行いますとともに、東日本大震災の支援に対する感謝の意を表することを目的として、8月23日に実施されるものでございます。
宜蘭県への訪問につきましては、本年5月に開催されました「日台観光サミットin宜蘭」を契機として相互に交流を深めていくこととしておりますので、今後の具体的な交流拡大について意見交換をしてまいります。
台湾は、観光誘客や県産品輸出等において、本県にとって大変重要な市場でありますので、これまでの成果も踏まえ、山形県と台湾とのつながりを一層深め、相互交流拡大に努めてまいりたいと考えております。
私からは以上です。

代表質問

記者
YBCの渡辺と申します。
代表質問として2点お伺いします。
1点目が、先日、天皇陛下が「お気持ち」を表明されましたけれども、知事はその陛下の「お気持ち」をどのように受け止められたかというところと、あと、「お気持ち」表明後、最初の地方公務というのが来月の全国海づくり大会になるわけですけれども、どのようなお気持ちで両陛下をお迎えになるのかというところをお伺いしたいと思います。
もう1点が、福島県の、避難者のですね、住宅無償提供打ち切りの方針というのが示されたのですが、そちらに対する撤回を求める、「住宅支援の延長を求める会」というものの設立の発足式がですね、県内でも今月に米沢で、あと、来月山形でそれぞれ行われる予定なのですけれども、直接的にはその福島県であるとか政府に対する動きというふうになるのですけれども、この問題について知事の所感ですね、どのようにお考えなのかというところをお伺いしたいと思います。
この2点お願いします。

知事
はい、わかりました。
では、1点目からお答えをします。
このたび天皇陛下が「お気持ち」をお示しになられたということにつきましては、9日にコメントを発表しておりますとおり、日本国の象徴として、常に国民に心を寄せて歩んでこられました天皇陛下の深いお考えが込められたものと思っております。
今後、陛下の「お気持ち」を受けて、政府において検討がなされると思いますので、その動向を注視してまいりたいと考えております。
宮内庁からは、現時点では、本県の全国豊かな海づくり大会に伴う行幸啓が、陛下が「お気持ち」をお示しになられてから、最初の地方公務となる予定であると伺っております。
本県への行幸啓につきましては、8日の陛下のお気持ちのご表明の後、10日に宮内庁から発表されたのでありますけれども、このような中にありましても、本県への行幸啓を決定いただきましたことは、大変ありがたく、喜びに堪えないところでございます。
このたびのご来県が、多くの山形県民とのふれあいを通して、思い出深いものとなりますように、県としまして、何よりも、そのための準備をしっかりと進めて、県民の皆さんとともに、両陛下のご来県を心からお待ち申し上げたいというふうに思っております。

2点目でありますけれども、福島県の避難者の方々のことですね。
発災直後から、本県には福島県から多くの方が避難して来られ、ピーク時で、全国で最も多い13,000人を超える方々を受け入れたわけであります。
本県では、福島県の要請を受けて、住宅の提供はもちろんですけれども、生活支援相談員による訪問活動ですとか、独自の支援として雪に不慣れな方々のために雪下ろしの支援や雪道の運転講習会など、避難者に寄り添った支援を行ってまいりました。また、避難の長期化に伴って多様化するニーズに対応するため「やまがた避難者支援協働ネットワーク」を立ち上げ、行政や関係機関、民間団体が連携・協働して、子育て支援や心のケアなどきめ細かな支援に取り組んできたところでございます。
その大震災から5年を経過して、本県には、今なお、約3,000人の方々が避難されておりまして、そのうち約2,800人の方々が福島県からの方々でございます。福島県では、借上げ住宅の提供を震災から6年まで全県一律延長することと、それから避難指示区域以外からの避難者に対しては今年度末で終了することをですね、昨年度、政府と協議の上決定して、これまで避難者の皆さまへの説明に努めてこられたと承知をしております。
このたび設立される会が求めておられる住宅支援の延長につきましては、毎年度実施しております避難者アンケートや、それから「避難者の方々との意見交換会」も行なっておりますけれども、そういったところでいろいろな機会に同様のご意見をちょうだいしておりますので、山形県としましては住宅の提供期間延長など、住宅支援の充実ということについて、多くの避難者の方々が望んでおられるということをですね、機会あるごとに福島県に伝えてきております。また、政府の施策等に対する提案の中でも、政府に対して避難指示区域であるかないかに関わらず、避難者の方々が安心して生活できる環境が整うまで住宅支援を適切に延長するように継続して要望してきております。
福島県におきましては、避難者の方々の要望を受けて昨日8月17日、民間賃貸住宅に対する福島県独自の家賃補助を現在公表されている内容から、さらに充実すると発表されたとお聞きをしておりますけれども、このたびは山形県に避難されている方と、県内の支援者が一つにまとまった会を立ち上げて、借上げ住宅の提供期間延長を求めていきたいということでありますので、福島県におかれましては機会を設けて避難者の皆さんのお話を十分聴いていただければというふうに思っております。
なお、8月25日には福島県におきまして、山形・新潟・福島三県知事会議が開催される予定であります。私からも福島県の内堀知事に、本県に避難されている方々が住宅支援の充実を強く望んでおられるということを改めてお伝えしてまいりたいと考えているところです。

フリー質問

記者
すみません、関連でなのですけども、その、山形県独自でそういった住宅支援の部分で、もともとの打ち切り方針を示されたあと、その期間を過ぎたあと、その部分は、山形県独自での支援というようなものというのは、お考えになってらっしゃるのかどうかという点についてはいかがでしょうか。

知事
そうですね、住宅支援一つに絞っているわけではありませんけれども、やはり、避難者の方々も含まれると思いますけれども、県内に移住される方むけのさまざまな支援といったことについては、いろいろと取り組んでおりますので、そのことをご活用いただきたいというふうに、まずは思っております。確かパンフレットか、さまざまな方法でこういった支援がありますという、お知らせもしていると聞いておりますので、そういった取組み、施策、事業というものをご活用いただければなというふうに思っております。特別に避難者の方だけのということではないのでありますけれども、ただ、お帰りになるにしても、こちらにとどまられるにしてもですね、避難者の皆さんが安心して生活をできるということが大事だと思っておりますので、これからも皆さんのお声をお聞きしながら、いろいろなその施策を考えていければというふうに思っております。

記者
ありがとうございます。

記者
おはようございます、山形新聞の田中です。知事、冒頭にお話になられました台風7号の関係で、ちょっと1点お聞きしたかったのですが、知事もご説明になられたとおり道路についても18路線が冠水とか土砂流出で全面通行止めになったりとかですね、あとJRも各線、運休が相次いだりと、まあ幸い国道48号、47号がつながったわけですけども、いずれにしても災害のたびにですね、山形県が陸の孤島化してしまうという、まあ全域なのか、地区別なのかもさておき、こういった社会インフラの整備というのは、知事もやまがた創生推進の上で必要不可欠だというふうにおっしゃられておられますけども、今回の台風7号のその災害も、台風7号を受けたその県内の道路状況の問題点、課題であるとかですね、改めてご認識なされたこと。あと強くご要望なされることですね、国交省その他関係先に向けて、どのように今お考えになっておられるのかをお伺いしたいというふうに思います。

知事
はい、分かりました。このたびは台風7号ということでありますけれども、大雨、大雪のたびにですね、やはり山形県が孤立、孤立という言葉もちょっと大げさかもしれませんけれども、道路が寸断されるというようなことが、それから新幹線が止まるとかですね、そういったいろんなことが発生いたします。これはやはり交通ネットワークというものが本県の場合はまだまだ不足しているからだというふうに認識をしております。大きな目で見れば、山形県はそうなのですけども、日本全体でもやはり非常にこう、不均衡な国土バランスになっていると思っています。平時の場合はもちろんですけれども、こういった有事の場合にもしっかりと支え合うことができるようにですね、補完的、日本海側、太平洋側との補完的機能、そういったことにしっかりと取り組む、政府として取り組むべきだということを一層強く申し上げていきたいというふうに思っております。
国土強靱化ということになると思いますけれども、縦軸、横軸の道路でありますとか、フル規格新幹線にしてもそうであります。高速交通ネットワークというものがしっかりと整備されるように、特に、本県はそれが遅れているというふうに認識をしておりますので、力を入れてこのことは申し上げていきたいというふうに思います。これは有事だけではなくて、整備すること自体が、もうやまがた創生に直結すると思っております。普段の物流ですとか、観光、命の道路そういったもの全てつながってまいりまして、やまがた創生に直結しますので、社会インフラの整備については今後もしっかりと取り組んでいきたいというふうに思っております、はい。

以上(記録作成:山形県秘書広報課広報室)

お問い合わせ

総務部広報広聴推進課 

住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号

電話番号:023-630-2089

ファックス番号:023-634-4532