更新日:2021年1月18日

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山形ものがたり YAMAGATA'S STORY

山形ものがたり YAMAGATA'S STORY

山形ものがたり

上空から望む朝日連峰。
清々しい冬晴れ。真っ白な雪が蔵王山を覆いつくしています。
目の前に広がる満開の桜。奥に見える山の上には、山寺こと立石寺が佇んでいます。
穂を伸ばす稲。
赤く輝く、鈴なりのさくらんぼ。
盛られた紅花の種を優しく手でならし、畑へ蒔いていきます。鮮やかな花を咲かせた紅花。ゴム手袋を付けた女性が、てきぱきと収穫していきます。
杉の大樹に囲まれて佇む、羽黒山の五重塔。
出羽百観音の一つ、関寺観音(白鷹町)のお堂の中には、金色の観音像がずらりと並びます。
青田の間を練り歩く黒獅子(長井市)。漆黒の面を覆う白いたてがみが、歩みに合わせて揺れ動きます。
早朝、月山頂上で法螺貝を吹くひとりの山伏。眼下には雲海が広がります。高らかな法螺貝の音が響く中、雲の向こうで朝日が輝きます。
山寺山頂の五大堂から望むパノラマ。雄大な山々に囲まれた町並みを見下ろします。五大堂は山の木々に囲まれ、崖からせり出すように建っています。
鶴岡市の加茂水族館。ふわふわと漂うクラゲに見入る親子の後ろ姿が、ライトアップされた大きな水槽に重なります。
戸沢村の最上峡。広い最上川を舟で下ります。目を閉じ、舟唄をうたう船頭。「朝霧や船頭うたふ最上川」。石碑には、正岡子規の句が刻まれています。
酒田市の日和山公園に展示されている北前船の帆が、風に吹かれて波打ちます。大きな帆を携えた木造船です。
ところどころで雪渓が白く輝く飯豊山。
袋いっぱいに詰められた繭。巨大な繰糸機が、繭から生糸を繰っていきます。光沢を湛えたしなやかな絹糸。染色の工程では、女性が大きな布に染料を付けていきます。淡いピンクと黄緑色の繊細な模様が、絹布に施されます。
発光しているかのような輝きを放って流れ落ちる溶湯。鋳型の口からは、オレンジ色の火が上がります。完成したのは、山形鋳物の鉄瓶です。
夜の銀山温泉。川の両側に立ち並ぶ旅館から柔らかい光が零れます。温泉街を散策する人々の姿が見えます。
お湯がいっぱいに張られた木造りの浴槽。
総称山形牛のステーキ肉が、鉄板の上でこんがりと色づき、フランベの炎に包まれます。
茶碗に盛られた炊き立ての「つや姫」。
グラスに並々注がれた日本酒。
南陽市の十分一山から、一面の雲海に向かって滑空するハンググライダー。
山寺山道のお地蔵様。ほのかな光が、柔らかな表情を照らします。
蔵王の広い雪原を埋め尽くす樹氷。
赤、オレンジ、黄色に彩られた秋の甑山(真室川町)を、真上から見下ろします。
山からの雪解け水に満たされた、飯豊町の白川湖。柳の木々は根本まで水に浸かり、湖面は鏡のようにその姿を映し出します。
桜並木の奥に見える山上の立石寺。

山形ものがたり

  • いいもの山形の産業編

  • いいれきし山形の歴史文化編

  • いいながめ山形の自然編

  • いいじかん山形の祭り編