木造十一面観音像懸仏 (もくぞうじゅういちめんかんのんぞうかけぼとけ)

名称(事業名) | 木造十一面観音像懸仏 |
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ふりがな | もくぞうじゅういちめんかんのんぞうかけぼとけ |
指定区分 | 国指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 昭和49(1974)年 6月 8日 |
所在地(市町村) | 天童市大字貫津15-1 |
所有者(実施団体名) | 昌林寺 |
概要 (活動状況等) |
この懸仏は、カツラ材から彫り出され、二重円光を背に、蓮華座上に坐す十一面観音が、半肉彫りに刻出されている。右手に水瓶(すいびょう)、左手に数珠を持っている。径36.5cmの円板中央の像は、高さ28.4cmで、頭上面は2段に作られている。全面に漆箔が施され、周辺も彫り出されている。まことに柔和で、量感豊かな像である。 これは昭和20年代に知られるところとなったが、境内の白山神社の小祠にあったものである。裏面に安貞2年(1228年)の墨書銘がある。 木製の懸仏で銘のあるものでは、国内最古のものとして注目されている。 |
問い合わせ先 |
昌林寺 事前に日時等の連絡必要 公開の有無:有 Tel:023-653-5844 |
地図 |