能装束 紅地蜀江文黄緞狩衣 白地草花海賦文辻ヶ花染肩裾小袖 (のうしょうぞく べにじしょっこうもんおうどんかりぎぬ しろじくさばなかいふもんつじがはなぞめかたすそこそで)

名称(事業名) | 能装束 紅地蜀江文黄緞狩衣 白地草花海賦文辻ヶ花染肩裾小袖 |
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ふりがな | のうしょうぞく べにじしょっこうもんおうどんかりぎぬ しろじくさばなかいふもんつじがはなぞめかたすそこそで |
指定区分 | 国指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 昭和60(1985)年 6月 6日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市黒川字黒川字椿出33 |
所有者(実施団体名) | 黒川能上座 |
概要 (活動状況等) |
紅地蜀江文黄緞狩衣は、中国・明時代の黄緞という生地を用いている。形態は小振りで、全体に古い様式を示し、仏教色の絵柄である。現存の能装束では、最も早い時期のものの1つである。 この狩衣は、上座能太夫が、世襲披露の「翁」でのみ着用したもので、現在は別の狩衣を用いている。 白地草花海賦文辻ヶ花染肩裾小袖は、「紅地蜀江文黄緞狩衣」の裏に用いられていたのを剥離修復したもので、室町時代(16世紀)の小袖として、貴重な能装束である。 黒川に残る唐織・縫箔以外の古い小袖類は、傷みも激しく数も少ない。この小袖は、裏地として原形を崩さず縫いつけられていたため、形として残っている。 |
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公開の有無:無 |
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