絹本著色弘法大師像 (けんぽんちゃくしょくこうぼうだいしぞう)

名称(事業名) | 絹本著色弘法大師像 |
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ふりがな | けんぽんちゃくしょくこうぼうだいしぞう |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和57(1982)年 10月 29日 |
所在地(市町村) | 寒河江市大字慈恩寺31 |
所有者(実施団体名) | 本山慈恩寺 |
概要 (活動状況等) |
この画像の形式は、弘法大師像の中で最も流布した形式で、画面中央に、やや斜め向きの弘法大師の姿を描いている。大師は椅子式牀座の上に坐し、頭部を軽く右に向けている。 衣の上に架裟をつけ、その紐を左肩にかけ、左手は膝の上に置いて数珠をとり、右手は胸の前で、五鈷杵(ごこしょ)を持っている。牀座の下に沓一足をおき、その左に水瓶を描いている。本図の時代は、鎌倉時代後期とされている。 画像は、衣文には薄く隈どりを付して、陰影をつけ、褐色の顔料を塗った数珠の珠には、一つ一つに墨で陰影を付し、また数珠の一部に、水晶の珠を表し、朱の通し紐が、珠の中から透けて見えるように描いている。 この画像は、裏書によると、賢誉律師が、東寺の御影を、加賀法印に写させたもので、永享6年(1434年)、律師善応が寄進したものであるという。 縦126.0㎝、横105.5㎝ |
問い合わせ先 |
本山 慈恩寺 公開の有無:無 ホームページ:絹本著色弘法大師像 Tel:0237-87-3993 |
地図 |
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