木造阿弥陀如来立像 (もくぞうあみだにょらいりゅうぞう)

名称(事業名) | 木造阿弥陀如来立像 |
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ふりがな | もくぞうあみだにょらいりゅうぞう |
指定区分 | 県指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 昭和55(1980)年 5月 12日 |
所在地(市町村) | 寒河江市大字慈恩寺31 |
所有者(実施団体名) | 本山慈恩寺 |
概要 (活動状況等) |
時代は鎌倉前期。螺髪(らほつ)は1つ1つ巻貝状に刻んだ木製のものを、漆で頭部に植えつける入念なやり方で、白毫(びゃくごう)も木製の施毛形である。玉眼を嵌入(かんにゅう)している。頭部は矧目(はぎめ)が見えず不明であるが、体幹部は前後2材矧ぎとし、肩で左右の体側部をはぎつける。衲衣(のうえ)の部分には金泥塗りの上に精緻な截金(きりがね)文様が付される。文様は卍(まんじ)繋ぎ・蓮華唐草・七宝繋ぎ・麻の葉繋ぎ・格子に欅文・雷文繋ぎと、斜格子・かご目などと多彩である。 本像は目鼻立ちがよく整い、プロポーションもよく、入念に造顕されている。 (像高98.9㎝) |
問い合わせ先 |
公開の有無:有 ホームページ:木造阿弥陀如来立像 |
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