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更新日:2017年9月7日

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平成29年度知事のほのぼの訪問(第7回)(やまぶどうの会)

平成29年度知事のほのぼの訪問(第7回)の概要(平成29年9月15日開催)

開催日時等

【とき】平成29年9月15日(金曜日)12時30分~13時30分

【ところ】庄内町月の沢温泉北月山荘

【訪問先】ふるさと活性化グループ やまぶどうの会

【出席者】やまぶどうの会 代表 兼古哲也さん、やまぶどうの会の皆さんほか
知事、庄内町長、庄内総合支庁長 ほか

訪問の概要

「ふるさと活性化グループ やまぶどうの会」は、庄内町立谷沢にある月の沢温泉北月山荘で主婦レストラン「やまぶどう」を運営する団体です。閉鎖された山荘の食堂を活用して主婦レストランをオープンさせ、地元食材を使ったメニューが観光客の増加や地域活性化につながったとして、平成25年度、県の男女共同参画社会づくりチャレンジ賞を受賞しています。自慢の料理をご紹介いただきながら懇談しました。

訪問の様子

知事あいさつ

知事は、「東京からUターンされてきた方と地元の主婦の皆さんと一緒になって廃止されていた山荘を復活され地元の郷土料理を提供して大変好評を得ているとお聞きしたところです。県内の地域活性化の、そしてまた、移住した方が活躍するモデルとなるものです。」とあいさつしました。

兼古代表あいさつ

代表の兼古さんからは、「知事がお越しになるということは私達メンバーの最大の喜びです。より一層励んでまいりたいと思います。」とあいさつがありました。

玄関で出迎えてくれる「森の妖精」

手製の「森の妖精」が、北月山荘の玄関などあちらこちらでお客様をお出迎えしていました。「口コミなどで評判が広がり泊り客が増え、今シーズンは400人を超えました。北海道や九州からもお客様がいらっしゃいます。」と兼古さん。

どんごえの炒め煮

さっそく、やまぶどうの会の創作メニューを紹介していただきました。

「どんごえの炒め煮」・・・「どんごえ」とは、庄内弁で、春の山菜の「イタドリ」のことです。春先の若い茎を収穫し塩漬けにして保存しておきます。
柔らかく煮てあるので食べやすく、優しい味付けがご飯によく合います。

とびたけとなすの炒め物

こちらは、「とびたけとなすの炒め物」。「とびたけ」は「トンビマイタケ」とも言われ、今が旬のきのこです。なすとの相性もばっちり。山のごちそうですね。

赤みずのけんちん

「赤みずのけんちん」。「赤みず」は、きれいな水の流れる沢に沿って自生している春の山菜で本県ではおなじみの山菜です。月山の北の麓に位置するこの地域に多く自生しています。シャキシャキした歯ごたえが特徴です。懐かしいおふくろの味がします。

生ハムのカルパッチョ

「生ハムのカルパッチョ」は、レストランやまぶどう一番人気のメニューだそうです。一つ一つの野菜の味がしっかりしていて、自家製ソースとよくマッチしています。旬のトマトも栄養価抜群。地元農家が丹精こめて作った野菜です。

山の芋コロッケ

こちらも大人気の「山の芋コロッケ」。高級食材「山の芋」は、庄内町の新たな特産品。地元農家や日本農販サポートセンターの協力で、「山の芋」を提供してもらっています。やまぶどうの会では、「山の芋」がもつ魅力をどうしたらもっと引き出せるか試食会を重ねてメニューを考案してきました。
コロッケは、サクサクっという衣と山の芋独特のふわふわっとした食感を楽しむことができます。

山の芋で作った団子汁も柔らかくて、心まで温まります。元気がでてきます。

ヤマメの甘露煮

「ヤマメの甘露煮」。立谷沢川で採れたヤマメを柔らかく煮ました。骨まで食べることができます。味付けがまた最高で、山椒の風味も手伝って、一度食べたらまた食べたくなる絶品です。やまぶどうの会では、美味しいヤマメの甘露煮を多くの人に食べてもらえるよう店頭販売に向けて検討しています。今ネーミングを考えているそうです。おみやげ物として道の駅などに並んだらうれしいですね。

ごまどうふ

名物「ごまどうふ」。手間隙かけて作られています。ぷるんぷるんと粘りがあって餡との相性も抜群。このごまどうふは、他では味わえないのでここに足を運ぶしかありません。優しい味なのにしっかりとした存在感。愛情たっぷりの、忘れられなくなる逸品です。

岩魚の塩焼き

囲炉裏で30分から40分かけてじっくり焼き上げた「イワナの塩焼き」。看板メニューの一つです。頭から頬張れば、中までほっこり柔らかく、骨まで食べられるんです。「水がいいからかしら。本当に美味しい。」と知事も絶賛。

レストランやまぶどうでは、小鉢1品110円からビュッフェスタイルで好きな小鉢を選んで食べることができます。四季折々のメニューがトレッキングなどのお客様などからとっても人気なのだそうです。疲れた体を癒す滋養の食材と心温まるおもてなしに加え、温泉もあって最高ですね。

懇談の様子

料理の試食の後は、メンバーの皆さんと懇談。
皆さんは、地元の方や食材提供者の方に感謝しながら、優しい味、ほっとしてもらえることを日ごろから心がけているそうです。山に行くお客様におにぎりや弁当も提供しているとのこと。

山の芋を使ったデザート

デザートは、特産品の山の芋を使ったお茶とスイーツ。
山の芋茶は、とってもいい香りでした。効能とともに商品化すると売れるのではないでしょうか。
「山の芋の巾着」「山の芋だだちゃ豆ジェラード」等々、いろんな創作料理が出てきます。

「霊芝茶」もいただきました。「霊芝」は、貴重な漢方薬ですが、地域で栽培している方から提供いただいているそうです。香ばしくて滋養にもいい。

若いスタッフもおもてなしの心やするさとの味を伝承しようと頑張っています。お客様からの感謝の言葉が何よりの励みになるそうです。冬は、4メートルもの積雪となる北月山荘。雪も楽しいという方が国内外から大勢来てくれるといいですね。

レストランやまぶどうの定休日は火曜日。年間とおして営業しています。

知事から、やまぶどうの食事に健康ウォーキングやスノートレッキングのオプションを組み合わせるメニューの提案や記念樹を植えるなどのアイディアが出されました。地域資源を活かして、いろんな取組みが期待されます。

記念撮影

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