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平成22年4月19日(月) 10:00~10:25

知事室タイトル

知事記者会見

平成22年4月19日(月) 午前10時00分~10時25分

出席者知事、総務部長、秘書広報課長、広報室長
内容

広報室長開会の後、知事から1項目の発表事項があった。

その後、代表・フリー質問があり、知事が答えて閉会した。

発表事項

  1. 井上ひさし氏への県民栄誉賞贈呈の検討について
  2. 山形県アンテナショップ「おいしい山形プラザ」1周年について

代表・フリー質問

  1. ソウル出張のねらいと本年度のソウル事務所の重点施策について
  2. 発表事項(1)に関連して
  3. 発表事項(2)に関連して
  4. 首長等による新党旗揚げに関する所感について
  5. 日本空港山形~札幌・名古屋便の撤退検討に関連して
関連資料

会見内容

発表事項

知事 
 私のほうから、発表が2つあります。
 1つ目ですが、井上ひさし氏への県民栄誉賞贈呈の検討についてでございます。先週の記者会見で、何か考えていないのですかというご質問があったのですけれども、県では、平成8年度に「県民栄誉賞」を創設しまして、芸術、文化、スポーツ等の分野で輝かしい業績があって、広く県民が敬愛する方に対して、県民世論の盛り上がりを見極めながら受賞者を決定してきております。
 これまでの受賞者ですが、4名の方でございまして、元横綱柏戸関の富樫剛氏、それから藤沢周平さんであります小菅留治氏、冒険家の大場満郎氏、プロ野球元南海ホークス投手の皆川睦雄氏、この方々でございます。いずれの方々も功績を後世に永く讃えるという観点からの選定となっております。
 井上ひさし氏につきましては、これまで直木賞、吉川英治文学賞及び菊池寛賞など受賞されまして、数多くの作品を発表していらっしゃいます。さらに、文化功労者、日本芸術院会員に選ばれております。また、劇団「こまつ座」の活動や「遅筆堂文庫」を開館するなど本県文化の振興に多大なるお力添えをいただいているところでございます。
 このことから、幅広く御意見をお聞きしながら早い時期に検討してまいりたいというふうに考えております。これが1つ目でございます。
 2つ目は、山形県アンテナショップ「おいしい山形プラザ」1周年についてでございます。昨年の4月30日にオープンいたしましたので、まもなく1周年を迎えます。21年度の実績を申しあげますと、来場者数が概数で63万人、売上げ金額が4億900万円余りでありました。また、山形ファンクラブの会員数が、先日の4月10日に1万人に到達しております。概ね順調に推移してきているというふうに考えております。
 さて、このオープン1周年を記念しまして、1周年記念セレモニーや各種キャンペーン、サンダンデロ・ランチバイキングを実施いたします。詳細はお配りしている資料のとおりでありますけれども、アンテナショップだけでなく、「山形」そのものをPRできるような1周年イベントにしてまいりたいと考えております。
 4月30日の1周年記念セレモニーには、私も出席して、佐藤唯さんやおいしい山形大使のウド鈴木さん達とともに、山形の新しいお米「つや姫」などを山形の方言でPRするとともに、山形の食文化であります「玉こん」の無料配布などを行う予定でございます。
 今後とも、アンテナショップを活用しながら、私が先頭に立って、「おいしい山形」を首都圏の消費者の皆様にPRしてまいりたいと考えております。
 私のほうからはこの2つであります。
  

代表・フリー質問

記者

おはようございます。幹事社から河北新報です。質問が1つありまして、今日この後ですね、ソウルに出張に行かれるようなのですけれども、その出張のねらいとですね、県のソウル事務所の今年度の役割というか、重点的な施策がありましたら教えていただきたいと思います。

知事

はい、わかりました。本日から21日まで、韓国を訪問してまいります。なんと言っても、目的というのは、山形県のPRでございます。
 経済はグローバル化しておりまして、国内を見てみましても、産地間競争が大変激化しております。こうした中で、「知っていただき、買っていただき、訪れていただける山形」の実現のため、現地の高級百貨店や旅行会社の皆さんに、私が先頭に立って、セールスといいますか、山形県のPRというものをしっかりやってまいりたいと思っております。まず一歩前に踏み出すということをやりたいと思っております。
 それから、ご質問の2つ目のソウル事務所の今年度の役割ということでありますが、ソウル事務所がこれまで築き上げてきた韓国との人的ネットワーク、それを強化をしてまいりたいと思います。また、現地拠点を置いているメリットというものを最大源に活かして、観光客の誘致そして貿易振興というところにしっかり取り組んでいきたいと思っております。

記者

NHKの佐藤です。よろしくお願いします。2点ありまして、発表事項の井上ひさしさんの件でまず1点お聞きします。知事、個人的にですね、井上ひさしさんの本を読まれたり、劇、舞台を観たり、そういった個人的な思い出とか印象をお聞きしたいのですが、お願いします。

知事

はい。わかりました。なんといっても「ひょっこりひょうたん島」が、非常に印象が強いと言いますか、本当に記憶に残っています。子どもと一緒に観て「とても楽しかったな」という。その、歌もしっかり今でも覚えていまして歌えます。
 なんていうのでしょうかね、夢があるといいますか、皆で助け合いながら夢を追いかけるような、面白いものだったなというふうに記憶があります。天真爛漫な方だったのではないかなというふうに私は思いますね。それから『父と暮せば』というのを読みまして、また、テレビを通じて、その舞台を拝見しました。それと『手鎖心中』を読んだことがあります。どれをみましても、非常に人間的な「絆」といいますか、ユーモアもあるんだけれども、どこかこう、哀しさもあるし、全体を通じて、非常に人間的なものが流れているなという印象ですね。おそらく、その井上ひさし氏のお人柄そのものが、とても暖かみのある方だったのではないかなと思って、本当にお会いしてみたかったなと非常に残念な気持ちでいっぱいでございます。もっと活躍していただきたかったなと思います。

記者

あと、2点目ですけれども、アンテナショップの件ですが、知事は、知事就任前から機能の強化というところをお話しされていましたけれども、機能の強化という部分で、実現できたところ、あとできなかったところ、あとは最終的にはこの山形県に観光客が多く来たりですね、山形県が活性化するということが一番だと思うんですけれども、そのあたりの課題についてはどのように捉えていらっしゃいますか。

知事

はい。そうですね、機能強化というのはやはり、結構あそこはですね、1階で水回りが使えないとか、道路からちょっと引っ込んだところにあるといいますか、そういうマイナスとも思えるところがあったのですけれども、そういうところをとにかく、機能を強化することでなんとか補いたいという気持ちもありまして、頑張ったわけであります。
 「山形ファンクラブ」というような構想も出てきたわけでありますし、パートナーショップ制度など、そういう色々なことを考えて、それは一定の評価ができるのかなと思っております。また、山菜、オープンが春でしたから、山形の新鮮な山菜を持ち込んで、大変好評だったのですね。そういう、旬の野菜とか果物を新鮮なまま販売したり、紹介したりしたということも、山形のブランド、「おいしいものがある」という評価につながっているのではないかなというふうに思っているところでございます。
 課題はですね、まずは1年経ったわけでありますけれども、首都圏のお客様方からどのくらいおいでいただいているのか、まだはっきりそういうことを聞いておりません。細かいことを言えば、1階で水回りが使えないというのは、非常に不利だと思っていまして、というのは玉こんにゃくとか、芋煮とか、蕎麦とか、山形県のその、本当においしいものを、その場でちょっと提供できないというのが大変残念なことだと最初から思っております。
 それから、あそこは倉庫がないということで、売切れてしまうとそのままの状態がちょっと続くという、民間ではちょっと考えられないようなことがあります。そこのところをどういうふうにしていくのか、今、入荷のほうを頑張っているところでありますけれども、倉庫ですね、そういうところが課題だなと思っております。
 あと、2階のその観光案内のところは「非常に狭い」とかですね、「わかりにくい」とかそういうご意見もいただいているところであります。
 その他にも、「山形らしさ」というものはまだまだ、どういうふうに出していけるのかな、ということを常に考え続けていかなければならないなというふうに思っております。ちょうど1周年でありますので、そういうところもしっかりと分析して、検討、また改善していく点を考えていかなければいけないなと思います。

記者

さくらんぼテレビの佐藤と申します。よろしくお願いします。今のアンテナショップに関連してなのですが、1年前にご破算にするコストを考えて継続というか実施を決めたわけですけれども、1年経ってみて、その時の判断について、ご自身の判断が正しかったのかどうか、どう評価されていますか。というのがまず1点目で、今、聞いていますと水回りとか倉庫とか結構、不便で不満も結構あるようですけれども、機能強化のために、再移転みたいなことも含めて検討されるのかどうか。この2点をお聞きしたいのですが。 

知事 

はい。1点目の評価ということでありますけれども、そうですね、あれで良かったかどうかというようなことは、まず考えないでやってきました。要するに「マイナスにしないために、何がやれるか」という、そこがスタート地点だったと自分では思っておりますのでね、ご破算にした場合、しなかった場合というようなことは、ちょっと今は考えておりません。この1年間も前を見続けてきたなという思いです。まず、そこに出店する方々のお気持ち、それから首都圏で山形のアンテナショップを待っていらっしゃる方々の期待というものも背負っていたわけでありまして、それについてはやはり、首都圏の方々、山形ファンの方々が喜んでくださっているので、それは良かったのではないかなというふうに思っております。
 まずとにかく「進めることに決めた」という時に、東京の県人会の方々も、それも「必死になって応援しますから」ということで、大変お力添えをいただきました。そのようなことで、県にゆかりのある方々とか、さまざまな方々からご協力、ご支援をいただきながらやって来れたなと思っておりますし、またメディアの方々が大変取り上げてくださいまして、その点もありがたかったなと思っております。地元ももちろんですが、首都圏のほうでも結構注目してくださって、サンダンデロのほうも好評でありますし、今のところ本当に概ねよろしいことがあるのではないかなというふうに思っております。
 2点目の機能強化のほうですけれども、それはですね、どういうふうにしてやっていけるのか、ということはちょっと検討しなければならないと思っております。倉庫がないのですけれども、その倉庫がないということをね、なるべく不利にしないように、どんどんその流通といいますか、連絡をしっかり取り合って、できるだけ早く補充するとかですね、そういうことで頑張っておりますが、ただ、それで間に合うのかなということもありますけれども、そのへんもこれからちょっと検討課題だというふうに思っております。

記者

山形放送の奥山ですけれども、お疲れ様です。井上ひさしさんの県民栄誉賞を早い時期に検討ということでしたけれども、どういう形で、何かその組織委員会とかがあってですね、ご検討されていくのかどうか、というのがまず1つ。あと、その先週の定例でもご質問ありましたけれども、続々と今、動いている新党を巡る動きですね、それに関して、昨日、齋藤前知事の参加された「日本創新党」という党が結党されたということを踏まえて、改めて吉村知事のご所見を伺えればと思いまして、2点お尋ねさせていただきます。 

知事 

はい。わかりました。まず、井上ひさし氏の県民栄誉賞のことですけれども、スケジュールというものを今、県で考えておりまして、関係県議会議員の方々へ説明をして、それから関係常任委員会で議会のお考えというものをお聞きし、それから私と、副知事と各部長、教育長が入っているのですけれども、県民栄誉賞選定委員会というものを開催して、決定するということがスケジュール的にはあると思います。まずはいろいろな方々のお考えをお聞きしていきたいと思います。

記者

2点目の「日本創新党」についてですが。 

知事 

はい。わかりました。そうですね。今朝の報道でも動きが報道されておりましたけれども、私としてはいろいろなお考えの基に、繰り返しになりますけれども、いろいろな方々が、いろいろなお考えの基に行動を起こされるということなんだなというふうに注視してまいりたいなというふうに思っております。

記者

前知事自らのその出馬というふうな今後の動きもですね、注目されるわけですけれども、その点については何かその、前回の選挙で戦った相手として感想はございますか。 

知事 

やはり前知事のお考えでありましょうから、それも注視してまいりたいというふうに思っております。 

記者

毎日新聞の和田です。ソウル出張のねらいということで、先ほど貿易振興に取り組んでとおっしゃっていましたが、貿易のこちらから輸出したいと考えているものはどんなものですか。 

知事 

はい。県産品ですけれども、今回は高級百貨店などにまいりますので、やはり農産物とかですね、お酒とかですね、そういうものですね。今のところ。 

記者

輸入したいものもあるのでしょうか? 

知事 

輸入ですか。輸入のところは、ちょっと特に、今はまだ。まずはその県産品をね、PRしてまいりたいと思っております。地産地消はもちろんなのですけれども、それだけでなく、山形の優れたその食べ物、飲み物というものを海外のほうにご紹介して、売りたいなという気持ちがありますね。それからやはり、観光にも来ていただきたいというのもありますね。
 ただ、「観光交流」でございますから、「こちらから行く」ということも、やはりお互いの「交流」ということになるかもしれません。それはやはりそういうことなのかなと思います。まずはPRをしていきたいと思います。

記者

すみません、先ほどですね、新党についてのご質問ありましたが、それに関連してでございます。今回新党はですね、地方の首長たちが立ち上げました。同じく地方自治体の首長でいらっしゃる吉村知事としては、ご期待というのはございますでしょうか。各首長さんたちの動きに対しまして。 

知事 

そうですね、期待といいますか、首長経験者あるいは現役の首長ということでありますのでね、現状を知っている方々でありますので、それなりのやはりご意見といいますか、お考えを出してくださるんだろうなとは思いますけれども、そういうことぐらいでよろしいでしょうか。

記者

朝日新聞の中野といいます。よろしくお願いします。日航の問題ですけれども、先週、県の調査で、名古屋便、札幌便が撤退した場合の影響について、名古屋便は5割、札幌便は7割が、地元企業が影響ないと答えましたけれども、その結果についての知事のお考えと、今週、日航の幹部の方が県庁に来られるようなんですが、その時に県としてどういうふうなことを伝えていかれるのかという2点お尋ねします。 

知事 

はい。まず1点目のほうですけれども、名古屋便、札幌便、県が調査しました結果が出ておりますけれども、県に寄せられている企業の方のお声では、やはり不便になる、もしなくなった場合は大変不便なことになる、受注もおぼつかなくなるのではないかと懸念しているということ。それから本社と支社とのね、行き来が非常に不便になるというお声をいただいております。
 また、21日にJALの役員の方がいらっしゃいますけれども、ちょっとその時は私はおりませんけれども、副知事がお会いしますが、その時はですね、常々私が今まで申し上げてきたこと、やはり地元にとって大変必要なものであると。ビジネスそれから観光、県民の生活、そういうものにとって大変大事な交通ネットワークであるということを申し上げて、維持存続ということで、そういうお話をするということになろうかと思います。

 以上(記録作成:山形県秘書広報課広報室)

 


 

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