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平成22年8月2日(月) 10:00~10:31

知事室タイトル

知事記者会見

平成22年8月2日(月) 午前10時00分~10時31分

出席者知事、総務部長、秘書広報課長、広報室長

 

 内容

広報室長開会の後、知事から4項目の発表事項があった。

その後、代表・フリー質問があり、知事が答えて閉会した。

発表事項

  1. 井上ひさし氏への山形県県民栄誉賞の贈呈式について
  2. 「やまがた特命観光・つや姫大使」の設置について
  3. アフィニス夏の音楽祭の開催について
  4. 第48回山形花笠まつりパレードへの参加について

代表・フリー質問

  1. 山形開発推進懇談会と関係府省への提案に関連について 
  2. 県立高校としては16年ぶりに夏の甲子園出場の県立山形中央高校への期待について
  3. 参院選に係る山形新聞の記事の民主党県連への抗議に関連して
  4. 全国学力・学習状況調査結果に関連して 
  5. 酒田港の重点港湾選定について 
関連資料

会見内容

発表事項

知事 
 皆さんおはようございます。
 大変暑い、本当に猛暑が続いておりますので、本当に県民の皆さんにはお体大事にしていただきたいと思っております。
 さて、私からは4つございます。
 まず1つ目ですけれども、「井上ひさし氏への山形県県民栄誉賞の贈呈について」でございます。
 4月9日に逝去された井上ひさし氏への県民栄誉賞の贈呈については、4月26日の記者会見時に県民栄誉賞を贈呈しますと発表させていただきました。その贈呈式を8月15日に川西町フレンドリープラザで行われます井上ひさし氏の追悼公演の会場で行うことといたしました。
 当日は、午後2時から、こまつ座の「父と暮らせば」の公演が行われまして、その公演終了後に、私からご遺族へ、賞状及び記念品の記章を贈呈させていただく予定でございます。
 4月下旬に贈呈を決定しましたが、8月15日と時間が空いてしまいましたのは、ご遺族の意向や日程を調整してきたということでございます。なお、当日はユリ夫人にお越しいただく予定でございます。
 2つ目ですが、「やまがた特命観光・つや姫大使の創設について」でございます。
 今年の秋にデビューする山形県の新しい米「つや姫」の認知度向上、販売の拡大を図るために、本年1月に設けた「やまがた特命観光大使」の制度を「やまがた特命観光・つや姫大使」と改称しまして、本県にゆかりのある方々、例えば、山形支店の支店長、県人会の役員の方、おいしい山形プラザパートナーショップ店主の方、そういう方々に、観光とともに「つや姫」をはじめ、本県の魅力について、広く情報発信していただくことといたしました。
 なお、これまで「やまがた特命観光大使」としてご活躍いただいている方につきましては、引き続き「やまがた特命観光・つや姫大使」としてご就任いただくようお願いしたところでございます。
 また、今週の8月6日に、山形県人東京連合会及び東海山形県人会の会長を始め、会員の皆様方が来庁されますので、そのときは、それぞれの会長に委嘱状の交付を行うこととしております。できるだけ多くの方にお願いしていきたいと思っておりまして、少なくとも1,000名以上を目指したいと思っております。
 3つ目でございますが、「アフィニス夏の音楽祭の開催について」でございます。このたび、本県を会場にして、アフィニス夏の音楽祭が開催されることとなりました。
 この音楽祭は、世界の一流オーケストラで活躍している演奏家を講師としてお迎えし、国内のプロオーケストラ団員の方々を対象とした相互交流とレベルアップの機会を提供する教育音楽祭です。
 音楽祭の内容は、セミナーと、その成果発表に当たる演奏会、さらに地域での音楽交流プログラムなどで構成されます。
 セミナーでは、講師の指導のもと音楽を作り上げていく様子が一般公開され、間近で見学することができます。
 演奏会の中で、合同オーケストラ演奏会は山形交響楽団と音楽祭に参加する国内外のプロオーケストラ団員総勢102名による大規模な演奏会となり、音楽ファンにとってはたいへん魅力的な内容となっております。
 また、音楽交流プログラムは、家族で楽しめる「あいうえオーケストラ」や、山形市内の公民館、文翔館の中庭等で開催されるミニコンサート、ランチタイムコンサートはいずれも、一流の音楽を気軽に楽しんでもらえるよう入場は無料としております。
 本音楽祭は財団法人アフィニス文化財団の主催で平成元年から始まったもので、平成20年までの20回は長野県で開催されてきましたが、昨年から広島と山形県とで交互に開催されることとなり、今年が本県での初めての開催でございます。
 この機会により多くの県民の皆様から、良質の音楽文化に親しんでいただきたい、そして人生を豊かなものにする一助になればいいと考えております。
 4つ目でございます。「第48回山形花笠まつりパレードへの参加について」でございます。
 8月5日~7日までの3日間、第48回山形花笠まつりパレードが開催されます。皆様ご承知のとおり、花笠まつりは、例年約100万人のお客様においでいただく、県内最大規模の夏祭りです。花笠まつりが始まると、山形の暑い夏もいよいよ本番という感じがいたします。今、七日町通りを通りますと、華やかさで、既に始まっているような気がします。
 私も花笠まつりの初日の8月5日に、総勢約160名の県庁花笠愛好会の皆さんとともに、参加する予定でございます。
 今回は、観光PRのほか、今年秋にデビューする本県の新ブランド米「つや姫」や、同じく秋に実施される予定の国勢調査への協力のお願いについても、併せてPRさせていただきます。
 当日は、飛び入りコーナーも設けられると伺いました。是非、多くのお客様においでいただいて、また実際に踊りに参加していただいて、皆さんと一緒に山形の夏を盛り上げていきたいと思っております。
 私からは以上でございます。
  

代表・フリー質問

記者

おはようございます。それでは通告に基づきまして、2点お伺いしたいと思います。
 1点目ですが、7月30日に山形県開発推進懇談会が東京で開催されました。その後に関係府省を訪問されて、山形県としての提案をお伝えしてきたということですが、その会議と提案を終えた感想について、お伺いしたいと思います。

 次いで、第92回全国高校野球選手権山形大会で、県立山形中央高校が初優勝を果たしました。県立高校としては16年ぶりの夏の甲子園出場で、県内唯一の体育科がある山形中央高校ナインへの期待をお伺いしたいと思います。

知事

まず1つ目の、山形県開発推進懇談会、関係府省への提案を終えたことについて、申し上げます。
 先週の金曜日、7月30日、平成23年度国の施策等に対する提案活動としまして、山形県開発推進懇談会を開催し、県関係国会議員の皆様から様々なご提言をいただくとともに、私自身が直接、民主党幹事長室、内閣府及び厚生労働省を回りまして、国の施策として実現していただきたいことなどについて提案をしてまいりました。
 山形県開発推進懇談会には、臨時国会召集日の大変忙しい中にもかかわらず、本県選出の国会議員が全員出席されまして、今回の提案や今後の県政に対するご意見、ご提言をいただきました。
 その中では、戸別所得補償制度にソバも加えたいという力強いお話、地域主権改革関連三法案について、地方六団体も積極的に声を上げてほしいというご意見などをいただきました。
 こうしたご提言等をしっかりと受け止めまして、今後の県政運営に活かしていくとともに、これからも様々な機会を捉えて、国会議員の皆様と意見交換を行い、連携しながら、今回の提案の実現に向けまして、県政運営を進めてまいりたいと考えております。
 また、民主党幹事長室に提案の趣旨、内容を説明した後、内閣府、厚生労働省へ提案活動を行ってまいりました。
 特に、内閣府におきましては、少子化対策担当として、子ども・子育て新システムの設計を担当しておられる泉健太大臣政務官にお会いしました。今後、人口減少の抑制という目的を達成するためには、現金給付、サービス給付、働き方の見直しの施策のみならず、結婚応援も加えた4点セットで考えていくべきであるということ、さらに、その根幹となる安定した雇用も重要な要素であるということ、国を挙げて総合的な対策を講じるべきであるということを主張してまいりました。
 次に、厚生労働省にまいりまして、長浜博行副大臣にお会いいたしました。副大臣には、少子化対策の考え方や先ほど申し上げたことに加えまして、雇用を巡る地方、特に本県の厳しい状況をお話ししました。効果的な雇用対策の実施を提案するとともに、子宮頸がん予防ワクチン接種に対する支援、それから地域医療の充実についても、具体的に主張してまいりました。
 お会いした方々には、提案の趣旨を十分ご理解していただいて、今後の国の施策に反映していただけるものと期待をしております。
 これからも、真の地域主権の確立に向け、あらゆる機会を通じて、本県の考えをしっかりと主張・提案してまいりたいと考えております。

 2つ目ですけれども、県立山形中央高校の県立高としては16年ぶりとなる夏の甲子園出場でございます。山形中央高校は先月28日の県大会決勝戦で、創部57年目にして初優勝を果たし、悲願である夏の甲子園出場を決めました。
 どちらも頑張ったので、大変いい試合だったと思っていますが、優勝した山形中央高校は、春も21世紀枠で出場しておりますので、春夏連続出場ということになります。大変な快挙だと思っております。これもひとえに、野球部員、監督のご努力はもちろんのこと、長年にわたり支えていただいた関係者の方々の応援の賜物と思っております。
 7月30日、金曜日には、遠藤校長先生はじめ、庄司監督や主将の奈良崎選手らが県庁を訪れて、甲子園への熱い思いと大会での必勝を誓ってくれました。県大会での激戦を制した強い精神力を発揮して、これまでのベストを尽くしてほしいと考えております。出場するからには優勝を目指して、ねばり強く頑張ってほしいと思っております。
 本当に爽やかなスポーツの試合を観ることで、県民皆さんが元気をもらえますし、感動をもらえます。子どもたちは希望というものを持つことができます。県全体に活力を与えてくれるのがスポーツだと思っておりますので、本当に頑張ってほしいと思っております。

記者

今の2点目の質問に関連しましてですが、まだ試合日程は決まっておりませんが、県立高校の出場ということで、知事自ら甲子園へ赴き、応援をするというお考えはございますでしょうか。

知事

そうですね、行きたいのはやまやまでございますが、県立高校、私立高校に限らず、とにかく山形県の高校に頑張ってほしいという気持ちを持っております。私は一度も甲子園に行ったことがありません。是非、勝ち上がってほしいと思っています。まず、日程をみながら考えたいと思っております

記者

河北新報の山形です。1つお伺いしたいのですが、先日、民主党県連が山形新聞に対して、参院選報道が不公平だと文書で抗議をしたということがありました。この中で、県連は幅広い意見を紙面で取り上げるべきだということを求めていますが、政権与党が報道機関に対して、どのような報道を行うのかという注文をつけるのは極めて異例なことで、県民の知る権利、表現の自由にも係わる重要な問題だと考えております。その点に関して知事のお考えはいかがでしょうか。

知事

詳細について存じ上げておりません。今、山形さんからお聞きして、そのようなことがあったことについて知りました。少し詳細を調べまして、お答えしたいと思います。

記者

NHKの佐藤です。先ほどの国への要望に関連してお聞きしたいと思います。
 知事は先週の知事会見でもおっしゃっていましたが、特に少子化対策を要望の中でも言っていきたいと話され、実際そうだったのだと思いますが、国の少子化対策という面で、子ども手当を今後どうするのか、現金または現物なのか、これ以上増やすのか増やさないのか、というのがまだはっきりしない状態だと思います。
 こういった状況について、まず、国のこのような姿勢、現状についてどう思うかというのが1点。知事として、県でももちろんやっていますけれども、国として改めて、どういう方向性を持って少子化対策に臨むべきか、具体的には子ども手当の話をメインにお話を伺えればと思います。

知事

まず、現状についてですけれども、結構、誤解されやすいのではないかと思っております。バラマキではないかと言う方もいらっしゃいます。ですからその背景といいますか、少子化が非常に進んでいるということ、このままで行くと10年後、20年後どうなるかということも、しっかりと与党、国が、国民の皆さんに説明したほうがいいのではないかと思います。
 それで、社会が大変なことになるということを説明した上で、少子化対策は絶対必要であると。その上で、私が申し上げた4点セットについて総合的な対策として打たなければならないと思います。その一環ということで、子ども手当を位置付けるとしたほうがいいのではないかと考えています。
 ただ、子ども手当、いくら、いくらと、そこだけが注目され、お金を配る、バラマキだということに捉えられがちなので、そうではなく、日本という国全体の大変な問題なんだということをしっかりと説明して、その中で子ども手当はこの位置であるということを示ししていったほうがいいのではないかと思っておりまして、今回もそれを申し上げてきました。
 子ども手当についてはこれから額などいろいろなことが決められるのでしょうが、マニフェストにある額にこだわらなければならないということはないのではないかと思っております。
 現物給付、サービス給付と先ほど申し上げましたけれども、子育てをするうえで、保育所整備や保育ママなど、様々な子育てを応援する制度の整備、また、保育料や学校教育であったり、いろいろな面でどのように支援していけるのかということも考えなければなりません。
 また、働き方の見直しで、ワークライフバランスという言葉が使われていますが、日本は労働力が減少していますので、女性も働かなければならない、高齢者も働かなければならないという時代になっていくと思います。そういうことをしないと、外国人を入れる、あるいはロボットを使うなど、いろいろな方向を模索しなければならないと言われております。
 まずはとにかく、どういうふうにやっていけるかということで、今、申し上げた女性の労働力、高齢者の労働力というところにいくのか、もう行ってるのかもしれません。それを考えた時に、女性だけでなく、男性も、みんなが働きやすい、そういう働き方が大切であります。
 特に子育てのところに焦点を当てますと、単にその保育園に預ける時間を延長するという視点だけでは少しおかしいのではないかという気がしています。確かに長く預けるとその分働けるわけですが、子どもにとっては非常に良いことではないし、社会的にもやはりどうなのかという気がしています。むしろ、親と子が、触れ合う期間、子育ての時間を多くもっていけるような働き方ということで、子育て期間、男性も女性も働き方、短時間働けるような仕組みにしていくなど、そのようなことを考えていったほうがいいのではないかという気がしています。そういうこともこれから提言していこうと思っております。 

記者

1点確認ですが、子ども手当の額については、マニフェストに必ずしもこだわる必要はないということは、26,000円に増やすということよりも、いわゆるサービス給付といった形のほうが望ましいというお考えでいらっしゃいますか。

知事

額について言及するのは避けたいと思いますが、子育てをしている方々の声というものを、もっともっと聞いたほうがいいのではないかと思います。また、国民の声ももっとお聞きしたほうがいいのではないかと思っています。 

記者

国民、県民、子育てしている人は額よりも、いわゆるサービス給付のほうを望んでいるというふうにお感じになっているということですか。

知事

いや、両方ではないかと思いますけれども、報道などをみますと、保育所にすぐ入れるようにしてほしいなどの意見が出ております。そのような意見がどのくらいあるのかなど、もっとデータがあったほうがいいのではないかと思います。そういうデータをもとに施策を打っていったらいいのではないかと思っています。

記者

朝日新聞の中野です。先日、全国学力調査の結果が公表され、山形県は全国と同等かそれ以上という結果が出たようですが、その結果について、知事の受け止め方、所感をお尋ねしたいと思います。

知事

全国と比べて、概ね同程度かそれ以上ではないかということですが、これは少人数学級の中で、先生の目が十分行き届いて、子ども一人ひとりを大切にした指導が行なわれているということの成果であると教育委員会では捉えているところではあります。
 それを受け私は、全国と比べて、概ね同程度かそれ以上ではないかということについて、決して満足できる結果ではないのではないかと考えているところでございます。
 確かに教育というのは、学力が全てではございません。社会の中で生きていく力というものを育てたいと教育委員会も言っており、私もそこは賛成ですが、やはり学力もその一部であります。明日の山形を担う人材というものを育てるわけですから、様々な力があり、その中の1つである学力についても、さらに上を目指して努力してほしいと考えているところです。
 産業界の方々とお話をしますと、発信力が弱いなどと言われます。問題解決型の人材をほしいとも言われます。確かに社会を生きていくということは、様々な力が必要ですが、課題を解決して生きていくというところもとても大切でありますので、これからもさらに、家庭も学校も、特に学校には、授業の質を高める、幅を広げるというようなことで、子どもたちへの教育に頑張っていただきたいと思っております。

記者

今回、抽出方式という形で限られたサンプルとなり、しかも結果は幅があり、非常に分かりにくいものになっています。知事としては、やはり全員が参加してテストをやるべきだとお考えでしょうか。

知事

その件については、教育委員会のほうの考えを聞いてみたいところでありますけれども、理想的には全員かもしれませんが、抽出でも大体の傾向はわかるのではないかと思っております。
 国語的な力は、全国平均より良いとのことですが、算数、数学は、もう少しなのかなと感じました。頑張っていただきたいと思います。

記者

荘内日報の大倉です。まだ公式には発表されていませんが、酒田港の重点港湾決定という報道がなされています。県のほうにはもう内定というようなお話は入っていらっしゃるのかということと、その報道のとおり決定ということであれば、今後どのような施策なりをしていきたいか、今のところのお考えをお聞かせいただければと思います。

知事
 本当に本県にとって大変重要なことですが、まだ決定したという連絡は入っておりません。明日、8月3日、前原大臣が直接発表なさると聞いているところです。
 本県に対しては、東北地方整備局から重点港湾に対する意見聴取が7月28日にあり、山形県としては県内唯一の重要港湾である酒田港を選定していただきたいという旨の回答をしたところでございます。
 もし選定されたらということですが、選定は明日ですので、そういう事態になってからお答えしたいと思います。
 以上(記録作成:山形県秘書広報課広報室) 

 


 

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