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トピックス

織る前の糸の写真

亀綾織の高度な手織り技術
通常の平織りは、経(たて)糸1本と緯(よこ)糸1本を交互に交差させて織るため、糸の組織が縦と横で構成されますが、亀綾織はどれも斜めに構成されています。これは、経糸と緯糸を交差させる際、その点が斜めになるようにする「斜文織」という技法によるものです。しかも、交差させる経糸と緯糸はそれぞれ3本以上を用い、地紋は足元の踏み木で踏み分けて作るため、15m織るのに2ヶ月かかるほどの高度な織り技術を要します。
文様写真(左から)「さや型」「りんず菱」「井筒菱」「八ツ橋」「八ツ橋」

機織りの作業の写真

「幻の織物」復興への歩み
この亀綾織の織り技術は、機械化が困難ということもあり、明治から昭和の戦後にかけては復興できませんでした。しかし昭和56(1981)年、亀綾織が国の「最上モデル定住圏における地域特産品の開発調査」に指定されたことにより、山形県が調査部会を設立。その翌年に県工業技術センター置賜試験場で9種類の地紋復元に成功し、「新庄亀綾織伝承協会」発足へとつながっていきました。

一旦途絶えた亀綾織は、新庄の人々たちの積年の願いが叶い、こうして現代に蘇ったのです。


クローズアップ
新庄亀綾織伝承協会
体験工房「機織り長屋」

〒996-0091
新庄市十日町1509-2

電話&FAX/0233-22-0025
定休日/毎週水曜日
営業時間/10:00~17:00

幻の伝統技をここで体験!

新庄亀綾織伝承協会の会員は現在10名。発足当時は、織物初体験の人ばかりだったため、置賜試験場から先生を招き、織物についての基礎知識を学ぶことから始めたそうです。「本当に糸との格闘でしたね」と会長の中部道子さん。現在は、新庄駅前通りの空き店舗を活用した「機織り長屋」にて、亀綾織の普及と製品づくりに励んでいます。

体験工房「機織り長屋」の写真



 

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