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労働相談Q&A
8.年次有給休暇の付与について(定年退職後の再雇用)
Q
   私は、今年12月末で定年を迎えますが、その後、1年毎の契約社員として継続勤務することになりました。契約内容は、1日6時間週4日の勤務時間になります。
 今まで20日間の年次有給休暇が付与されていましたが、契約社員になっても20日間の年休はそのまま付与されるのでしょうか。また、従前取得していた年次有給休暇の繰越は可能なのでしょうか。
 
A
   定年後の雇用契約が有期雇用(契約社員)となっても、従来と同じ雇用条件であれば、「継続勤務」として定年前と同じ20日間の年次有給休暇が付与され、繰越も認められることとなります。
 一方、裁判例では、「定年退職後同一使用者に再雇用された場合であっても、定年退職により一旦断絶した前後の雇用関係の内容に勤務日数が大幅に変化する等のことがあれば、継続勤務とはいえない」としました。例えば勤務日数が週6日から月18日間(週4日相当)に減少した場合には、別個の雇用契約として継続勤務にあたらず、従前と同日数の年休取得も繰越も認められないとしたものがあります。

 今回の事例も、上記裁判例と同様に、20日間の年休取得と従前からの繰越は認められず、年休の計算は新たになる可能性が高いと思われます。

 労働基準法では、『週所定労働時間 ※1 が30時間未満であり、かつ労働日数が週4日以下又は年間216日以下の場合』は、所定労働日数の8割を出勤していれば、6ヶ月経過後に下の表の日数を取得できることとなっております。
 ただし、独自に年休の上乗せ制度を設けている会社もありますので、就業規則を確認してください。
 

比例付与日数表(労基法施行規則第24条の3)
年間 継続勤務年数
所定
労働日数
所定
労働日数
6ヶ月 1年
6ヶ月
2年
6ヶ月
3年
6ヶ月
4年
6ヶ月
5年
6ヶ月
6年
6ヶ月以上
4日 169〜216日 10 12 13 15日
3日 121〜168日 10 11日
2日  73〜120日 7日
1日  48〜 72日 3日

※1 所定労働時間とは労働契約や就業規則で定められた労働時間


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