更新日:2020年10月12日

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きのこ食中毒にご注意を!

秋はきのこの美味しい季節です。それに伴い、毒きのこによる食中毒が多発する時期でもあります。

特に、県内では、「ツキヨタケ」による食中毒が多く発生しています。平成30年9月には庄内で、県内初のテングタケによる食中毒が発生しました。

きのこ食中毒の最大の予防策は、「あれ?ちょっと心配!?」と思ったら採らないこと、食べないことです。

下記の点に注意し、自信を持って確実に鑑別できるきのこだけを食べましょう!!

有毒きのこによる食中毒発生状況

 

山形県

庄内地域

発生件数

患者数

発生件数

患者数

平成31年 1件 3名 1件 3名

平成30年

2件

7名

1件

2名

平成29年

2件

8名

0件

0名

平成28年

7件

18名

0件

0名

きのこ食中毒の防止ポイント(全般的なこと)

  1. 同じようなきのこが生えていると思っても、「有毒きのこ」が混じって生えていることがあります。十分に注意して採取しましょう。
  2. 知らないきのこや不安を感じるきのこは、採取しないようにしましょう。
  3. 調理前にも、知らないきのこや不安を感じるきのこが混じってないか十分確認しましょう。
  4. 少しでも不安を感じた場合は、「もったいない」とは思わずに捨てるのが一番です。
  5. 安易におすそわけをするようなことは控えましょう。

迷信や言い伝えなどに科学的根拠はありませんので、信じないでください!

きのこの種類によってはに関わります!安易に判断しないでください!

10月は「きのこ食中毒予防月間」です。

毎年、きのこ食中毒が発生していることから、10月を予防月間として普及啓発活動を実施しています。

令和2年度は「きのこ鑑別・相談会」の開催はありませんが、「きのこ食中毒予防啓発パネル展示」を市・町役場を

回り開催しております。

知らないきのこは「採らない」「食べない」「おすそ分けしない」ようにして食中毒を予防しましょう!

知っていれば防げる!ツキヨタケの食中毒

ツキヨタケ(有毒)

  1. 石づき(きのこの柄の部分)を縦に裂くと、「暗紫色のシミ」がみられます。
    *ただし、幼菌や雨後に急成長した菌体は、シミが不鮮明な場合や、シミがない場合もありますので注意が必要です。
  2. ヒラタケ、ムキタケ、シイタケなどと外観が類似し、同じ場所に混生していることも多くみられます。

ツキヨタケ画像写真提供:山形県衛生研究所

迷ったら、捨てる勇気を・・・

お問い合わせ

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