旧尾形家住宅 (きゅうおがたけじゅうたく)

名称(事業名) | 旧尾形家住宅 |
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ふりがな | きゅうおがたけじゅうたく |
指定区分 | 国指定文化財 建造物 |
指定年月日 | 昭和44(1969)年 12月 18日 |
所在地(市町村) | 上山市下生居170 |
所有者(実施団体名) | 上山市 |
概要 (活動状況等) |
尾形家は中世豪族の家系で、江戸時代には代々下生居村の庄屋を務めた家柄と伝えられている。 住宅は中央に広い土間を持つ中門造民家で、背面に上座敷を突出した、広間形5間取りの平面形式をとっている。 建築年代は詳らかでないが、構造手法などから、17世紀に遡るものと推定される。 建物は桁行23.6m、梁間9.1m、寄棟造の茅葺で、間取は東より中門から続く土間、東寄り中央に炉を切込んだ土座、上手が3間取りの座敷と式台が並び、下手に板敷の「なかま」と「なんど」、および中1間の矩折り入側縁の「とおり」からなっている。座敷のうち上座敷と中座敷は、面皮柱・長押を用いた数奇屋風の造りとなっている。 素朴で豪壮な造りと数奇屋風な座敷を併せ持つ、この地の特徴的で貴重な遺構である。 |
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公開の有無:有 ホームページ:旧尾形家住宅 |
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