木造薬師如来坐像(中堂安置) (もくぞうやくしにょらいざぞう(ちゅうどうあんち))

名称(事業名) | 木造薬師如来坐像(中堂安置) |
---|---|
ふりがな | もくぞうやくしにょらいざぞう(ちゅうどうあんち) |
指定区分 | 国指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 昭和41(1966)年 6月 11日 |
所在地(市町村) | 山形市大字山寺4456-1 |
所有者(実施団体名) | 宗教法人立石寺 |
概要 (活動状況等) |
山寺立石寺の根本中堂の本像であるこの像は、古来より秘仏とされてきたので、拝観することができなかったことから、南北朝時代の仏像かと推定されていた。ところが、昭和30年(1955年)に根本中堂の解体大修理の際、この像の膝部裏から、元久2年(1205年)の修理銘が発見されたので、12世紀に遡る平安時代の作であることが判明した。桂の一木造で、像の表面は木地仕上げである。 修理銘によると、当初は日光・月光の脇侍と共に、十二神将も完備していたが、元禄11年(1698年)に、上野の東叡山寛永寺の薬師堂が再建された際、幕府の命によって、寛永寺側に移動され、それに代わる新像が、江戸から移安された。それが、現在の両脇侍と十二神将仏像群である。 (像高129.7cm) |
問い合わせ先 |
公開の有無:無 |
地図 |
|